聖籠町の地価はいくら?住宅地・商業地の公示地価と10年間の推移(2025年)

土地価格

聖籠町の土地価格はどのくらいなのでしょうか。

この記事では、国土交通省が公表している公示地価(地価公示)と、新潟県が公表している基準地価(都道府県地価調査)をもとに、聖籠町の地価をデータで整理します。

住宅地・商業地の地価水準、前年からの変化、過去10年の推移、新潟県内での位置づけ、地価が高い地点・下落した地点などをまとめています。

※公示地価・基準地価は実際の土地売買価格そのものではありません。土地価格の目安・参考指標としてご覧ください。


この記事でわかること

  • 聖籠町の住宅地公示地価(2025年・14,950円/m²)と県内ランキング(22位・25市町村中)
  • 公示地価の調査地点が住宅地2地点のみであること(▲判定・参考値として解釈する必要がある)
  • 2022年に新設地点が追加されたことで平均地価が大幅に変動して見える背景の説明
  • 基準地価の工業地(新潟東港工業地帯・1地点)が10年間で+23.8%上昇・県内3位という特徴
  • 住宅地100m²あたりの参考価格(公示地価ベース・約150万円)

① 聖籠町の地価(2025年)

聖籠町の2025年の地価を確認します。

地価サマリー

区分2025年前年比坪単価県内順位
公示地価・住宅地14,950円/m²0.0%約4.9万円/坪22位(25市町村中)
基準地価・住宅地10,100円/m²−1.0%約3.3万円/坪23位
基準地価・工業地18,200円/m²+2.8%約6.0万円/坪3位

※坪単価は 円/m² × 3.30579 ÷ 10,000(1坪≒3.3058m²)
※公示地価の前年比は各調査地点の個別変動率の平均値(継続地点ベース)
※基準地価の前年比は各調査地点の個別変動率の平均値
※商業地は公示地価・基準地価ともに調査地点がありません

聖籠町は農村住宅地と新潟東港工業地帯を擁する町です。住宅地の公示地価(14,950円/m²)は県内22位と低い水準にありますが、工業地(基準地価)は10年間で+23.8%と県内3位の上昇率を示しており、産業用地の旺盛な需要が特徴的です。

聖籠町の公示地価の調査地点は住宅地2地点です。国土交通省は「一般の土地の取引に指標となる標準地」を選定しており、土地取引が活発でない地域では調査地点数が少なくなります。地点数が少ないため、本記事の数値は聖籠町内の一部地点での価格水準であり、町全体を代表する参考値として解釈してください。


② 公示地価と基準地価の違い

公示地価と基準地価は、どちらも土地価格を示す公的指標ですが、調査主体・基準日・地点が異なります。

項目公示地価基準地価
調査主体国土交通省新潟県
基準日1月1日7月1日
公表時期3月9月
住宅地の調査地点数(聖籠町)2地点2地点
商業地の調査地点数(聖籠町)0地点0地点
工業地の調査地点数(聖籠町)0地点1地点

聖籠町の公示地価は住宅地2地点のみで、商業地・工業地の調査地点はありません。 地点数が少ないため、本記事の公示地価は聖籠町内の限られた地点での価格水準であり、町全体を代表する参考値として解釈してください。

基準日・調査地点が異なるため、公示地価と基準地価の数値を直接比較することは適切ではありません。それぞれを独立した指標として参照してください。


③ 地価の推移(2015〜2025年)

公示地価・住宅地

平均地価前年比調査地点数
201520,000円/m²1地点
201619,900円/m²−0.5%1地点
201719,800円/m²−0.5%1地点
201819,700円/m²−0.5%1地点
201919,600円/m²−0.5%1地点
202019,500円/m²−0.5%1地点
202119,400円/m²−0.5%1地点
202214,900円/m²−23.2%2地点 ★
202314,850円/m²−0.3%2地点
202414,900円/m²+0.3%2地点
202514,950円/m²+0.3%2地点

★ 2022年は新設地点(大字網代浜)が追加されたため、平均値が大幅に変動しています(下記参照)

2022年の急落は新設地点の追加による見かけ上の変動です

2021年まで1地点(大字大夫・19,400円/m²)だった調査地点が、2022年に低価格の地点(大字網代浜・10,400円/m²)が新設されたことで、2地点の平均値が14,900円と大幅に低下したように見えます。実際には既存の大字大夫地点は19,400円で変わっておらず、新たに農村住宅地域の低価格地点が加わった結果です。

継続地点ベースの10年変化率は−1.0%(大字大夫の2015年→2025年の変化)と、ほぼ横ばいを示しています。

基準地価・住宅地

平均地価前年比調査地点数
201511,500円/m²2地点
201611,300円/m²−1.7%2地点
201711,100円/m²−1.8%2地点
201810,950円/m²−1.4%2地点
201910,825円/m²−1.1%2地点
202010,700円/m²−1.2%2地点
202110,575円/m²−1.2%2地点
202210,450円/m²−1.2%2地点
202310,325円/m²−1.2%2地点
202410,200円/m²−1.2%2地点
202510,100円/m²−1.0%2地点

※前年比は各年の2地点平均値の変化率(参考値)

基準地価の住宅地は2015年11,500円から2025年10,100円へ、継続地点ベースで10年間−11.8%の下落が続いています。毎年1〜2%の安定した下落傾向です。

基準地価・工業地(新潟東港工業地帯)

地価前年比調査地点数
201514,700円/m²1地点
201614,700円/m²0.0%1地点
201714,700円/m²0.0%1地点
201814,900円/m²+1.4%1地点
201915,800円/m²+6.0%1地点
202016,000円/m²+1.3%1地点
202116,400円/m²+2.5%1地点
202216,800円/m²+2.4%1地点
202317,200円/m²+2.4%1地点
202417,700円/m²+2.9%1地点
202518,200円/m²+2.8%1地点

※1地点のみのため個別変動率と一致

2015〜2017年は横ばいでしたが、2018年から上昇が始まり、2025年には18,200円と10年間で+23.8%の上昇を達成しています(継続地点ベース・県内工業地3位)。新潟東港工業地帯への産業集積・物流需要の拡大が地価上昇の背景にあります。

▼【グラフ:聖籠町_住宅地推移.png 聖籠町の住宅地公示地価の推移(2015〜2025年・近隣比較)】


④ 新潟県内での位置づけ

住宅地 公示地価 県内ランキング(上位3・下位3・聖籠町前後)

2025年の住宅地公示地価(25市町村)における聖籠町の位置づけです。

順位市町村住宅地地価
1位新潟市58,429円/m²
2位長岡市37,719円/m²
3位三条市30,229円/m²
21位田上町15,700円/m²
22位聖籠町14,950円/m²
23位魚沼市13,726円/m²
24位佐渡市12,688円/m²
25位阿賀町9,290円/m²

聖籠町は25市町村中22位と下位に位置しています。最下位の阿賀町(9,290円/m²)の約1.6倍、最上位の新潟市(58,429円/m²)の約26%の水準です。住宅地公示地価の水準は低い部類ですが、農村・郊外型の生活環境と工業港湾都市としての側面を持つ地域特性が反映されています。

▼【グラフ:聖籠町_県内ランキング.png 新潟県内住宅地公示地価ランキング(2025年)聖籠町を強調表示】


⑤ 住宅地 全地点一覧(2地点)

聖籠町の公示地価住宅地は2地点です。2地点は価格帯が大きく異なり(19,800円と10,100円)、単純平均の14,950円は町内の価格差を反映した参考値です。

「—」は2015年時点で未調査の新設地点です。国土交通省が2022年に新たに選定した調査地点のため、2015年価格との比較ができません。

所在地2025年地価前年比2015年地価10年変化率地域の特性
大字大夫字聖籠山2166番3119,800円/m²+1.0%20,000円/m²−1.0%住宅・店舗・事業所混在の農村住宅地
大字網代浜字居浦1831番110,100円/m²−1.0%一般住宅・農家住宅混在の住宅地

大字大夫地点は2015年20,000円からほぼ横ばいで推移しており、2025年は+1.0%とわずかに上昇しています。10年変化率−1.0%は県内でも最も安定した水準の一つです。一方、2022年新設の大字網代浜地点は10,100円と価格水準が低く、農村地域の実態を反映しています。

基準地価 住宅地(2地点)

所在地2025年地価前年比2015年地価10年変化率
大字次第浜字海老山3020番10外10,900円/m²−0.9%12,800円/m²−14.8%
大字真野字聖籠山1553番9,300円/m²−1.1%10,200円/m²−8.8%

基準住宅地は2地点とも緩やかな下落傾向にあります。10年変化率は次第浜地区が−14.8%と大きく、真野地区が−8.8%とやや小さい下落にとどまっています。


⑦ 工業地(基準地価・1地点)

公示地価の工業地調査地点は聖籠町に設定されていません。基準地価が1地点(新潟東港工業地帯)あります。

所在地2025年地価前年比2015年地価10年変化率
位守町160番4218,200円/m²+2.8%14,700円/m²+23.8%

新潟東港工業地帯に位置する工業地域で、2015年以降一貫して上昇しています。10年変化率+23.8%は新潟県内の工業地の中で3位の上昇率です。新潟東港は北陸・東北向けの物流拠点として機能しており、製造業・物流業の集積が続いていることが地価上昇に反映されています。

▼【グラフ:聖籠町_地目別比較.png 聖籠町の住宅地・工業地 地価比較(2025年・公示/基準ペア)】


⑧ 土地の広さ別 参考価格

住宅地の平均公示地価(14,950円/m²)をもとに、土地の広さ別の参考価格を計算します。

土地面積参考価格(公示地価ベース)坪数の目安
50m²約75万円約15坪
100m²約150万円約30坪
150m²約224万円約45坪
200m²約299万円約60坪

※公示地価に面積を掛けた参考値です。実際の土地取引価格とは異なります。形状・接道・用途地域・周辺環境などによって価格は大きく異なります。

実際の取引価格の参考には、国土交通省の不動産取引価格情報検索(実際の取引事例データベース)も合わせて活用することをおすすめします。


⑨ 聖籠町の地価は高い?安い?

聖籠町の住宅地地価(14,950円/m²)を、新潟県内の基準となる新潟市および全国の主要都市と比べます。

新潟県内での位置づけ(新潟市比較):

新潟市(58,429円/m²)の約26%の水準です。隣接する胎内市(19位・17,500円/m²)・新発田市(11位・24,931円/m²)と比べると低い水準にあります。農村・郊外型の住宅地という特性上、都市型住宅地よりも地価水準が低くなっています。

全国主要都市との比較:

大都市圏と比べると次のような位置づけになります。

  • 東京都区部(基準地価2025年・23区平均):約76万円/m²
  • 仙台市(公示地価2025年):約30万円/m²
  • 金沢市(公示地価2025年):約9万円/m²

聖籠町の14,950円/m²は東京都区部の約1/51、仙台市の約1/20、金沢市の約1/6に相当します。大都市圏と比べると大幅に低い水準にあります。


⑩ 地価を見るときの注意点

公示地価・基準地価は実際の売買価格ではありません

公示地価は、選ばれた標準地点での「正常な価格」として算定された指標値です。実際の土地売買では、立地条件・土地の形状・接道状況・用途地域・周辺環境・売主・買主の事情などによって価格が大きく変わります。

聖籠町の公示住宅地は2地点と少なく、平均値の解釈には注意が必要です

聖籠町の公示地価の調査地点は住宅地2地点です。2地点の価格帯(19,800円と10,100円)に大きな乖離があり、単純平均の14,950円は町内のどちらのエリアにも近い価格ではありません。また、2022年の新設地点追加により推移表の数値が大きく変動して見えますが、実際の地価変動は小さいものとなっています。地点数が少ないため、本記事の数値は聖籠町内の一部地点での価格水準であり、町全体を代表する参考値として解釈してください。実際に土地を探す際は、希望エリアの個別地点データも合わせてご確認ください。


⑪ 注目地点の分析

住宅地 — 大字大夫字聖籠山2166番31(+1.0%・10年−1.0%)

19,800円/m²(2025年・2015年20,000円)。聖籠町の中心部に近い農村住宅地域で、住宅・店舗・事業所が混在しています。10年間でほぼ横ばい(−1.0%)を維持しており、2025年は+1.0%とわずかに上昇しています。工業港湾都市としての雇用需要が住宅需要を下支えしている可能性があります。

工業地 — 位守町160番42(+2.8%・10年+23.8%)

18,200円/m²(2025年・2015年14,700円)。新潟東港工業地帯に位置する工業地域で、2018年以降の上昇が顕著です。10年前比較で+3,500円/m²の上昇は、住宅地が下落傾向を続ける中で対照的な動きです。港湾機能を活かした産業集積の拡大が地価に反映されています。

基準住宅地 — 最大下落は大字次第浜(10年−14.8%)

10,900円/m²(2025年・2015年12,800円)。農家住宅と一般住宅が混在する住宅地域で、10年間で1,900円/m²の下落が続いています。前年比−0.9%と下落ペースはやや緩やかになっています。


まとめ

2025年の地価水準

  • 聖籠町の住宅地公示地価(2025年)は14,950円/m²(坪単価約4.9万円)で、新潟県内22位(25市町村中)です
  • 2地点の価格差が大きい:大字大夫19,800円 / 大字網代浜10,100円(差9,700円/m²)
  • 商業地は公示・基準ともに調査地点なし
  • 基準工業地(新潟東港)は18,200円/m²・県内3位(上昇中)

長期トレンド(10年)

住宅地:公示地価(継続地点ベース)は10年間−1.0%とほぼ横ばいで、県内で最も安定した水準の一つです。ただし2022年新設地点(大字網代浜)は10,100円と低価格帯であり、実態は2エリアに二極化しています。基準地価(継続地点ベース)では−11.8%と下落傾向が続いており、農村住宅地の長期下落を示しています。

工業地:基準地価1地点で+23.8%と、新潟県内の工業地では珍しい長期上昇トレンドです。新潟東港工業地帯の産業集積が継続していることを示しています。

短期トレンド(直近1〜3年)

住宅地公示地価の前年比は0.0%で、2024〜2025年は+0.3%と微増傾向です。基準住宅地は−1.0%とわずかに下落が続いています。工業地(基準)は+2.8%の上昇で、直近も安定した上昇傾向を維持しています。


出典

  • 公示地価:国土交通省(2025年地価公示)
  • 基準地価:新潟県(2025年都道府県地価調査)

データ基準日:公示地価は2025年1月1日時点、基準地価は2025年7月1日時点
次回更新推奨:2026年地価公示発表後(2026年3月以降)

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