佐渡市の人口データ 65歳以上が8,114人減る、県内で一番大きい減り方

データ

佐渡市の人口は48,103人で県内10位、高齢化率38.20%は県内で5番目に高い値です。
ただし推計では、65歳以上の人数は増えません。8,114人減り、この減る人数は県内で一番大きい値です。上がるのは割合の方で、高齢化率は42.60%から53.30%になります。


人口48,103人と、県内5番目に高い高齢化率38.20%

佐渡市の人口は48,103人で、県内10位です。世帯数22,601世帯は県内8位です。

年少人口は14歳以下、生産年齢人口は15〜64歳を指します。高齢化率は65歳以上が総人口に占める割合です。可住地面積は、総面積から林野や湖沼などを除いた区分です。

指標値基準県内順位
総人口48,103人住民基本台帳 2025年10位
世帯数22,601世帯住民基本台帳 2025年8位
1世帯あたりの人数2.13人住民基本台帳 2025年県内で3番目に小さい
総面積855.68 km²国土地理院 2026年県内で6番目に広い
可住地面積242.36 km²総務省統計局 2024年県内で5番目に広い
人口密度56.2人/km²住民基本台帳 2025年・国土地理院 2026年22位
可住地人口密度198.5人/km²住民基本台帳 2025年・総務省統計局 2024年県内で26番目に高い
指標値県内順位
14歳以下4,273人県内で11番目に多い
15〜64歳25,466人県内で11番目に多い
65歳以上18,364人県内で9番目に多い
年少人口率8.90%県内で10番目に低い
生産年齢人口率52.90%県内で4番目に低い
高齢化率38.20%県内で5番目に高い

いずれも住民基本台帳2025年の値です。14歳以下を15の年齢に分けると、同じ年齢の子どもが284.9人にあたります。

順位市町村高齢化率
1阿賀町44.60
2関川村39.90
3粟島浦村39.40
4出雲崎町39.20
5佐渡市38.20
6津南町37.70

佐渡市は新潟県の佐渡地方にあり、日本海にある島です。佐渡島の金山があり、ユネスコ世界文化遺産に登録されています。


県内で一番大きい8,114人の減少と、県内5番目に大きい減少率-37.00%

推計では、65歳以上の人数は増えません。2020年から2050年にかけて8,114人減り、この減る人数は県内で一番大きい値です。

▼【グラフ:population_forecast_age.png 佐渡市の年齢3区分別の人口推計(2020年から2050年)】

年齢区分2020年2050年増減増減率
14歳以下5,151人1,743人-3,408人-66.20%
15〜64歳24,387人10,385人-14,002人-57.40%
65歳以上21,954人13,840人-8,114人-37.00%

いずれも将来推計の値です。3つの区分のうち減る人数が一番大きいのは、15〜64歳の14,002人です。率でみると14歳以下の-66.20%が一番大きく、実数と率で答えが違います。

上がるのは割合の方です。高齢化率は推計で42.60%から53.30%になりますが、65歳以上の人数そのものは減ります。2050年に高齢化率が50%を超える見通しの13市町村に、佐渡市は入ります。

1年の転入は969人で、1日あたり2.7人です。転入と転出を合わせた人数を、2025年1月1日の人口で割った社会移動回転率4.60%は県内で15番目に高く、真ん中あたりの水準です(出雲崎町・糸魚川市と同率)。ただし転出1,237人が上回り、社会増減は-270人です。社会増減がプラスだったのは県内で5市町村で、佐渡市はその外にあります。

残る人の内訳は、いまとは別の形になります。


同じ1.11人から離れていく2つの比率

高齢者1人あたり生産年齢人口は、65歳以上1人に対する15〜64歳の人数です。現役1人あたり非現役人数は、15〜64歳1人に対する14歳以下と65歳以上の合計です。推計では、2つの値はどちらも2020年の1.11人から始まります。

▼【グラフ:population_dependency.png 佐渡市の高齢者1人あたり生産年齢人口と現役1人あたり非現役人数の推計(2020年から2050年)】

2050年には、高齢者1人あたりの働く世代が0.75人、現役1人あたりの非現役が1.50人になります。高齢者1人あたりの働く世代が1.00人を下回る見通しの18市町村に、佐渡市は入ります。

住民基本台帳2025年では、高齢者1人あたりの働く世代は1.39人、現役1人あたりの非現役は0.89人です(出雲崎町と同率)。推計とは別の統計です。

65歳以上の人数が減っても、働く世代1人あたりの人数は増えます。


1年で1,233人減り、その78.10%は出生と死亡の差

自然増減は出生と死亡の差、社会増減は転入・転出と職権記載・消除による差です。死亡出生比は、死亡を出生で割った値です。

2024年の1年間で、人口は1,233人減りました(-2.50%)。減った分の78.10%は出生と死亡の差で、残りの21.90%が社会増減です。

指標値県内順位
出生172人県内で11番目に多い
死亡1,135人県内で7番目に多い
自然増減-963人増加が上の並びで24位
社会増減-270人増加が上の並びで24位

いずれも住民基本台帳の2024年の動態です。死亡出生比は6.60倍で、この指標に県内順位はありません。

時点人口前の時点からの増減率県内順位(減少率の高い順)
2010年(国勢調査)62,727人——
2015年(国勢調査)57,255人-8.72%3位
2020年(国勢調査)51,492人-10.07%4位
2025年(住民基本台帳)48,103人-6.58%6位

減り方が一番大きいのは真ん中の期です。最後の期は、国勢調査2020年10月1日から住民基本台帳2025年1月1日までで、他の2期より短く、統計の基準も違います。期間がそろわないので、減り方がゆるやかになったとは読めません。

2010年から2025年までに減ったのは14,624人で、減少率-23.31%は県内で3番目に大きい値です。次の表は、減少幅が小さい順の並びです。

順位市町村2010→2025 減少率
1聖籠町1.91
2湯沢町-1.52
⋮⋮⋮
27津南町-22.29
28佐渡市-23.31
29関川村-27.14
30阿賀町-31.99

2024年の佐渡市では、減った人数が大きいのは人の出入りではなく、出生と死亡の差でした。


昼夜間人口比100.0と、夜を8人上回る昼間人口

昼夜間人口比は、夜間人口を100としたときの昼間人口にあたる値です。従業地・通学地集計による値で、訪れる人は数えていません。

2020年の国勢調査では、昼間人口51,500人・夜間人口51,492人で、差は+8人でした。昼間人口が夜間人口を上回るのは県内30市町村のうち12で、佐渡市はそのひとつです。

昼夜間人口比の表示は100.0ですが、これは小数第1位に丸めた値です。表示が100.0になるのは佐渡市を含めて4市町村で、丸める前は上回る・同数・下回るに分かれます。

この企画のデータに観光の指標はありません。昼間人口は通勤・通学による出入りを反映した値で、旅行や日帰りで訪れる人は含みません。日中に島にいる人の数として読めるのは、この統計の範囲までです。


まとめ|8,114人という減り方と、1.11人から離れる2つの比率

推計では、佐渡市の65歳以上は8,114人減ります。この減る人数は県内で一番大きい値です。上がるのは割合の方で、高齢化率は42.60%から53.30%になります。

3つの区分のうち減る人数が一番大きいのは15〜64歳の14,002人ですが、率でみると14歳以下の-66.20%が一番大きくなります。人数で見るか割合で見るかによって、同じ推計から読み取れることが変わります。

2024年は1,233人減り、その78.10%が出生と死亡の差でした。1年の転入は969人で、社会移動回転率4.60%は県内で15番目に高い水準です。転出1,237人が上回り、社会増減は-270人でした。

昼間人口と夜間人口の差は+8人です。ただしこの値は通勤・通学による出入りを反映したもので、訪れる人は含みません。

高齢者1人あたりの働く世代と、現役1人あたりの非現役は、推計の2020年にどちらも1.11人です。2050年には0.75人と1.50人へ離れ、高齢者1人あたりの働く世代が1.00人を下回る見通しの18市町村に佐渡市は入ります。65歳以上の人数が減っても、働く世代1人あたりの人数は増えます。

この節の数値の基準は次のとおりです。

基準この節で使っている数値
住民基本台帳 2025年人口48,103人・県内10位・高齢化率38.20%
住民基本台帳 2024年の動態1,233人・78.10%・転入969人・転出1,237人・-270人
住民基本台帳 2024年の動態・住民基本台帳 2025年社会移動回転率4.60%
国勢調査 2020年(従業地・通学地集計)昼間人口と夜間人口の差+8人
将来推計(国勢調査2020年基準)8,114人・14,002人・-66.20%・42.60%・53.30%・1.11人・0.75人・1.50人・18市町村

この記事の数値が示す範囲

  • この記事は人口の統計だけを扱っています。医療・介護・買い物・交通・学校・観光のデータは含みません。市にある地名・施設については名前を挙げるだけで、人口の動きとは結びつけていません。
  • この企画のデータに観光の指標はありません。昼間人口は従業地・通学地集計による値で、旅行や日帰りで訪れる人は数えていません。
  • 住民基本台帳(2025年1月1日)・国勢調査(各年10月1日)・将来推計(国勢調査2020年基準)は、集計の方法と時点が違います。将来推計の2020年は推計値で、国勢調査の2020年の値とは別に扱っています。将来推計は2020年・2040年・2050年の3時点で公表されています。
  • 社会増減は職権記載・職権消除を含むため、転入から転出を引いた値と一致しません。転入元・転出先は、この記事の数値には含まれません。
  • 昼夜間人口比は小数第1位に丸めた値です。
  • 人口密度と可住地人口密度は市全体を平均した値で、島内のどこに人が住んでいるかは対象外です。世帯数と1世帯あたりの人数からは、その世帯が単身か家族かは分かりません。
  • 同じ年齢の子どもの人数は、14歳以下の人数を15の年齢に分けた公表値です。学年ごとの人数を示すものではありません。

出典・情報基準日

データ出典基準日・年次
人口・世帯数・年齢3区分・人口密度総務省『住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数』2025年1月1日現在
転入・転出・出生・死亡・自然増減・社会増減・人口増減同上(人口動態)2024年1月〜12月
総人口の推移・昼間人口・夜間人口・昼夜間人口比総務省『国勢調査』2010・2015・2020年 各10月1日(昼夜間は従業地・通学地集計)
将来推計(総人口・年齢3区分・構成率・扶養指標)国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(令和5(2023)年推計)』2023年12月公表・国勢調査2020年基準(推計値は2020・2040・2050年)
総面積国土地理院『全国都道府県市区町村別面積調』2026年4月1日現在
可住地面積・可住地割合・可住地人口密度総務省統計局『統計でみる市区町村のすがた 2026』(社会・人口統計体系 可住地面積)2024年データ(2026年6月19日公表)

推移の4時点は、2010年から2020年が国勢調査、2025年が住民基本台帳です。

データの見方

  • 住民基本台帳の人口は、届け出に基づく登録者の数です。国勢調査は調査時点に住んでいる場所を調べる全数調査で、同じ地域でも両者の値は一致しません。
  • 昼間人口は従業地・通学地集計による値で、通勤・通学による市外との出入りを反映しています。
  • 将来推計は、国勢調査2020年を基準に、出生・死亡・移動の傾向が続いた場合の値です。
  • 割合は小数を丸めているため、内訳の合計が全体と一致しない場合があります。
  • 順位の抜粋表にある ⋮ は省略を示すもので、連続した順位ではありません。

免責

本記事の数値は情報基準日時点のものです。最新の状況は各出典元および佐渡市の公式情報をご確認ください。

運営者情報

本記事は、新潟県の公的統計をもとに運営者が個人で作成しています。

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