胎内市の気温・降水量データ — 中条観測所至近と旧黒川村エリア特別豪雪の複合構造

データ

この記事でわかること:

  • 胎内市の年間平均気温・猛暑日・熱帯夜・年間降水量・日 100mm 超・土砂災害警戒区域数の 10 年平均(2014-2023)
  • 中条観測所(胎内市街から 2.7km NW・観測所標高 14m)の観測値
  • 30 年前(1994-2003)と直近 10 年(2014-2023)を比べた変化
  • 2020 年 7 月に中条観測所で記録された月降水量 718.5mm と直近 5 年の月別データ
  • 土砂災害警戒区域 149 箇所(27 位)と積雪計なし平野 12 市町村の中の位置
  • 中条グループ 2 市(新発田市と胎内市)+積雪計なし平野の近隣 3 市町村との比較

① 胎内市の気候データ 早わかり 7 指標

指標胎内市の値県内順位
年間平均気温(10 年平均)14.2℃23 位(低い順)
夏日(25℃以上)年間日数118.2 日7 位(多い側)
猛暑日(35℃以上)年間日数8.8 日13 位
熱帯夜(最低気温 25℃以上)年間日数10.9 日10 位(多い側)
年間降水量2,344.1mm12 位
日 100mm 超日数0.5 日6 位(多い側)
土砂災害警戒区域数(合計)149 箇所27 位

(出典:気象庁 過去の気象データ検索・新潟県「土砂災害警戒区域等マップ」)

胎内市は、参照観測所である中条観測所(AMeDAS 54181・胎内市街から 2.7km NW・観測所標高 14m)で観測される気温降水量指標を持ちます。夏日・熱帯夜・日 100mm 超の 3 指標が県内上位一桁の並び、土砂災害警戒区域数は 149 箇所で下位側にあります。表の 7 指標は、以降の各章で扱う数値の全体像を 1 枚で示す前提です。


② 中条観測所は胎内市街から 2.7km NW — 観測点が地元に立地する胎内市

胎内市の気温降水量指標は、市内には AMeDAS 観測所がないため、隣接する中条観測所(AMeDAS 54181・観測所標高 14m)を参照しています。中条観測所から胎内市役所までの物理距離は 2.7km NW で、市街の隣接位置にあります。

中条観測所は新発田市とも共有していますが、新発田市役所からの距離は 15.3km NE です。中条グループ 2 市の中では、胎内は観測所に対して約 5.7 倍近い側(2.7km÷15.3km≒18%)に位置しています。同じ数値を参照する 2 市でも、観測所と市街の物理距離は大きく異なります。中条観測所は胎内市街から 2.7km NW の至近距離、新発田市街から 15.3km NE の遠隔位置に立地しています。

新潟県 30 市町村の観測所距離を見渡すと、市役所から 3km 未満に観測所を持つ市町村は限定的です(AMeDAS 一覧で距離 3km 未満は 新潟 3.0km・長岡 2.5km・三条 0.7km・柏崎 1.5km・十日町 3.1km・村上 0.3km・糸魚川 1.2km・湯沢 1.1km・津南 3.4km・阿賀町 1.1km・関川 0.3km・粟島 0.4km・胎内 2.7km・小出 1.1km 等)。胎内市はこのグループに属しています。

観測所標高は 14m、胎内市の市街地標高は 7m で、いずれも越後平野北部の低地平野です。中条観測所は胎内市街の隣接位置にあり、観測所標高も市街地標高と同じ低地帯にあります。

中条観測所は胎内市街から 2.7km NW という物理距離、観測所標高 14m の低地平野立地は、胎内市の観測代表性を高める配置です。


③ 海岸 5km + 平野・丘陵の二層地形 — 胎内平野と胎内川の流域

胎内市の海岸距離は 5km で、日本海に直近する立地です。同じ中条観測所を参照する新発田市は海岸 15km(内陸側)で、胎内は新発田の約 3 分の 1 の距離しか離れていません。胎内市は海岸 5km・平野と丘陵の二層地形で、市内を胎内川と加治川が流れています。

市内には 胎内川 と 加治川 の 2 本の主要河川が流れ、いずれも越後平野北部で日本海に注いでいます。胎内川は市中央を北東から南西に横断し、加治川は市南部を流れます。市街地は胎内川左岸(市街地標高 7m)に位置しています。

地形区分は 「平野部・丘陵」 で、海岸沿いから広がる胎内平野と、市東部の丘陵部(旧黒川村エリア)の二層構造です。同じ中条グループ 2 市の新発田市は地形区分「平野部」のみで丘陵を含みませんが、胎内は平野と丘陵の両方を市域に持っています。

越後平野北部の胎内市は、日本海沿岸から胎内川・加治川下流の平野、そして市東部の丘陵まで、幅を持った地形の中にあります。

海岸 5km・胎内川と加治川下流・地形区分平野部と丘陵という組み合わせは、越後平野北部の胎内市固有の物理条件です。


④ 旧黒川村エリアが特別豪雪地帯指定 — 気候タイプ主分類との複合構造

胎内市の気候タイプは、主分類が 「積雪計なし平野」(副分類なし)で、参照観測所である中条観測所には積雪計も設置されているものの、気候分類上は積雪計なし平野に区分されています。胎内市は積雪計なし平野の主分類に、旧黒川村エリアの特別豪雪地帯「一部指定」が重なる複合構造です。

その一方で、胎内市は豪雪地帯対策特別措置法に基づく 特別豪雪地帯 の指定を受けています。ただし指定範囲は 「一部(旧黒川村)」 で、市域全体ではなく、市東部の丘陵部エリアのみが特別豪雪地帯に該当します。旧黒川村は 2005 年の合併で胎内市の一部になったエリアで、中条町(現・胎内市中条エリア)とは元々別の自治体でした。

この「積雪計なし平野(主分類)+特別豪雪地帯(一部=旧黒川村)」という複合は、胎内市の気候タイプが単一分類では捉えきれない構造を示しています。参照している中条観測所は胎内市街から 2.7km NW の平野側(観測所標高 14m)に立地しているため、旧黒川村エリア(丘陵部・特別豪雪地帯指定)の気候は中条観測値に反映されない構造となっています。

胎内市の気温・降水量として本記事で扱う数値は、あくまで中条観測所が観測する平野側の値です。丘陵部(旧黒川村エリア)の実際の降雪量・積雪深は、これらの数値よりも多くなる範囲に入ります。

積雪計なし平野・特別豪雪地帯一部(旧黒川村)という気候タイプ複合は、30 市町村中で胎内市が持つ複合構造の位置です。


⑤ 中条観測所で観測される気温降水量指標 — 夏日 7 位・熱帯夜 10 位・日 100mm 超 6 位の並び

中条観測所(AMeDAS 54181・2 市共通)が観測する胎内市の 10 年平均(2014-2023)気温降水量指標を、順位が上位側にある 3 指標を中心に整理します。

指標胎内市県内順位(多い側)中条グループ 2 市の並び
夏日(25℃以上)年間日数118.2 日7 位新発田 6 位・胎内 7 位(連番)
熱帯夜(最低気温 25℃以上)年間日数10.9 日10 位新発田 9 位・胎内 10 位(連番)
日 100mm 超日数0.5 日6 位新発田 5 位・胎内 6 位(連番)

夏日 118.2 日は年間の約 3 分の 1(118.2÷365 日≒32.4%)を占めます。中条グループ 2 市(胎内・新発田)は気温降水量の観測値が完全に一致しますが、県内順位は同率タイの並び順で 1 つずれ、胎内が並び後(並び 2 番目)の位置です。

夏日 6/7 位・熱帯夜 9/10 位・日 100mm 超 5/6 位という 3 指標の連番は、中条グループ 2 市が新潟県内の上位一桁に揃って並ぶ構造を示しています。積雪計なし平野の 12 市町村(燕・三条・加茂・長岡・見附・新発田・胎内・聖籠・弥彦・出雲崎・村上・田上)の中でも、夏日・熱帯夜・日 100mm 超の 3 指標が揃って上位一桁に並ぶのは中条グループ 2 市に集中しています。

夏日 7 位・熱帯夜 10 位・日 100mm 超 6 位は、中条グループ 2 市の並び後の位置で、積雪計なし平野 12 市町村の中の中上位側の位置です。


⑥ 30 年で気温 +0.5℃・猛暑日 +4.3 日・熱帯夜 +1.4 日 — 中条観測所の長期変化

1994-2003 年平均と 2014-2023 年平均を比べた、中条観測所(2 市共通)の 30 年前差 6 数値を並べます。

指標1994-2003 年平均2014-2023 年平均30 年前差
年間平均気温13.72℃14.24℃+0.5℃
年間降水量2,320.4mm2,344.1mm+23.7mm
猛暑日年間日数4.5 日8.8 日+4.3 日
熱帯夜年間日数9.5 日10.9 日+1.4 日
冬日年間日数42.2 日42.7 日+0.5 日
真冬日年間日数2.1 日1.2 日-0.9 日
日 100mm 超年間日数0.9 日0.5 日-0.4 日

(出典:気象庁データより算出)

▼【グラフ:tainai_30year_change.png|中条観測所 30 年前比の 6 数値(1994-2003 → 2014-2023)】

30 年区切りで見ると、10 年平均気温は 13.72℃→13.77℃→14.24℃と推移し、直近 10 年で 0.5℃前後の上昇幅が見られます。特筆年としては、2020 年と 2023 年の年間平均気温が 14.8℃で 30 年間の最高値タイ、1996 年の年間平均気温 12.8℃が 30 年間の最低となっています。

猛暑日は 30 年前の 4.5 日から 8.8 日に約 2 倍、熱帯夜は 9.5 日から 10.9 日に約 1.15 倍と、いずれも 30 年間で変化しています。特に直近 5 年(2019-2023)の熱帯夜平均は 14.0 日で、10 年平均 10.9 日からさらに +3.1 日(+28.44%)と加速しています。2023 年単年の熱帯夜は 24 日で、30 年前 10 年平均 9.5 日と比べて約 2.5 倍の水準です。

一方、真冬日は 2.1 日から 1.2 日に -0.9 日、日 100mm 超は 0.9 日から 0.5 日で -0.4 日という結果です。冬日は 42.2 日から 42.7 日と 30 年間ほぼ横ばいです。

これらの 6 数値の変化幅は、中条観測所を参照する胎内・新発田の 2 市が共有する 30 年間の気候変化の背景です。


⑦ 2020 年 7 月 中条観測所の月降水量 718.5mm — 直近 5 年で最多の月と月別データ

中条観測所が観測した直近 5 年(2020-2024)の月別データのうち、単月最多を記録したのは 2020 年 7 月の 718.5mm です。この値は直近 5 年間 60 ヶ月中で最も多い月降水量となっています。

▼【グラフ:tainai_monthly_precip_5y.png|中条観測所 月別降水量 直近 5 年平均(2020 年 7 月に月 718.5mm を記録)】

7 月の 5 年平均降水量は 337.9mm ですが、その内訳は 2020 年 718.5・2021 年 207.5・2022 年 289.5・2023 年 188.5・2024 年 285.5mm となっており、2020 年 7 月の単月値が他の 4 年(207.5〜289.5mm)と比べて 2.5 倍以上の水準に位置します。7 月に次いで多い単月値は 2022 年 8 月 514.5mm と 2020 年 8 月 343.5mm で、いずれも夏季の月降水量記録に含まれます。

直近 5 年(2020-2024)の月別気温・月別降水量を通年で並べると、次のようになります。

月5 年平均気温5 年平均降水量
1 月2.92℃230.1mm
2 月3.32℃138.2mm
3 月7.16℃124.0mm
4 月11.52℃113.1mm
5 月16.82℃116.1mm
6 月21.70℃123.2mm
7 月25.52℃337.9mm
8 月27.50℃242.1mm
9 月23.86℃194.5mm
10 月16.44℃175.6mm
11 月11.32℃253.5mm
12 月4.90℃355.2mm

▼【グラフ:tainai_monthly_5y.png|中条観測所 直近 5 年(2020-2024)月別気温・月別降水量】

月別気温の最高月は 8 月の 27.5℃で、2023 年 8 月の月平均は 29.9℃と直近 5 年で最も高い値を記録しています。月別降水量の最多月は 12 月の 355.2mm で、冬季の日本海側に多い降水量の分布が現れています。夏季は 7 月 337.9mm がそれに次ぎ、そのうち 2020 年 7 月の 718.5mm という単月最多が 5 年平均に反映されています。

冬季 4 ヶ月(11 月-2 月)合計は 977.0mm で、年間 5 年平均 2,403.5mm の約 40.6% を占めます。夏季 3 ヶ月(6-8 月)合計は 703.2mm で、年間の約 29.3% です。

2020 年 7 月 718.5mm・8 月 27.5℃・12 月 355.2mm・7 月 337.9mm は、中条観測所の直近 5 年に記録された最多月と最高月次データの構成です。


⑧ 土砂 149 箇所は積雪計なし平野 12 市町村で下位側 — 中条グループ 2 市の非対称

胎内市の土砂災害警戒区域数は 合計 149 箇所(県内 27 位) で、うち警戒区域 98 箇所、特別警戒区域 51 箇所の内訳です。特別警戒区域が警戒区域の約 52% を占め、警戒区域の半数以上が特別警戒に指定されている構造です。

区分胎内市新発田市(同観測所)胎内は新発田の
土砂災害警戒区域98 箇所262 箇所約 37%
土砂災害特別警戒区域51 箇所132 箇所約 39%
合計149 箇所394 箇所約 38%

(出典:新潟県「土砂災害警戒区域等マップ」)

中条グループ 2 市(胎内・新発田)は気温降水量の観測値が完全に一致しますが、土砂災害警戒区域数は 149 vs 394 で約 2.6 倍差の非対称構造です。同じ観測所を共有する 2 市でも、市域内の土砂災害警戒区域数は市固有の値として大きく異なります。

積雪計なし平野の 12 市町村と比べても、胎内 149 は下位側の位置にあります。積雪計なし平野の土砂ランクは、長岡 1 位・三条 11 位・新発田 18 位・見附 20 位・燕 25 位・胎内 27 位・聖籠 30 位という並びで、胎内は下位側から 4 番目の位置です(弥彦・出雲崎・田上・村上・加茂・阿賀野の 6 市町村は中位)。積雪計なし平野の中で、胎内より下位にあるのは聖籠 30 位の 1 町のみです。

胎内市の場合、市東部の丘陵部(旧黒川村エリア)に土砂災害警戒区域が集中しています。これは④で扱った「積雪計なし平野+特別豪雪一部(旧黒川村)」の複合構造と対応しています。

土砂 149 箇所・警戒 98/特別警戒 51 は胎内市固有の値で、中条グループ 2 市で新発田 394 との約 2.6 倍差を作る配置です。


⑨ 中条グループ 2 市+積雪計なし平野の近隣 3 市町村との比較

胎内市を、同じ中条観測所を共有する新発田市、積雪計なし平野の隣接 2 市町村(聖籠町・村上市)、そして胎内平野の東側で内陸豪雪山間に接する関川村と比較します。

市区町村年間平均気温猛暑日数(10 年平均)年間降水量日 100mm 超日数
胎内市14.2℃(23 位)8.8 日(13 位)2,344mm(12 位)0.5 日(6 位)
新発田市(同観測所)14.2℃(20 位)8.8 日(12 位)2,344mm(11 位)0.5 日(5 位)
聖籠町(積雪計なし平野・松浜観測所)14.3℃(28 位)3.6 日(22 位)1,652mm(30 位)0.4 日(11 位)
村上市(積雪計なし平野/沿岸・村上観測所)13.3℃(8 位)5.4 日(17 位)2,165mm(17 位)0.5 日(7 位)
関川村(豪雪山間/内陸・下関観測所)12.7℃(7 位)3.7 日(21 位)2,758mm(3 位)0.8 日(1 位)

(出典:気象庁 過去の気象データ検索)

▼【グラフ:tainai_nearby_climate.png|胎内市と近隣 4 市町村の主要気候指標比較】

年間平均気温は、中条グループ 2 市(胎内・新発田)が 14.2℃で完全に一致します。積雪計なし平野の隣接 2 市町村(聖籠 14.3・村上 13.3)とは 0.1〜0.9℃の幅で、関川村は 12.7℃と内陸豪雪山間側に位置します。

猛暑日は中条グループ 2 市が 8.8 日で完全一致、隣接する聖籠 3.6・村上 5.4・関川 3.7 と比べて 1.6〜2.4 倍の水準に位置します。同じ積雪計なし平野の中でも、参照する観測所が異なる(松浜・村上)と観測値も大きく分岐する構造となっています。

年間降水量は中条グループ 2 市が 2,344mm で完全一致、聖籠 1,652・村上 2,165 と比べて多く、関川 2,758 が県内 3 位で最も多い値です。日 100mm 超は中条グループ 2 市が 0.5 日で連番の 5/6 位、関川村 0.8 日が県内 1 位で最も多く、聖籠 0.4・村上 0.5 も近隣に類似値です。

土砂災害警戒区域数を参考として並べると、胎内 149・新発田 394・聖籠 0・村上 1,215・関川 211 で、同じ積雪計なし平野の隣接町(聖籠)が 0 箇所、内陸豪雪山間村(関川)が 211 箇所、沿岸市(村上)が 1,215 箇所と大きく分かれます。中条グループ 2 市の中でも胎内 149 と新発田 394 で 2.6 倍差の分岐があります。

気温降水量は新発田と一致、土砂は 2.6 倍差、積雪計なし平野の近隣 3 市町村と観測所立地が異なる位置関係は、5 市町村比較の中の胎内の位置です。


⑩ まとめ — 胎内市の 3 つの位置と 1 つの記録月

胎内市の気候データは、以下の 3 つの位置と 1 つの記録月から構成されます。

  1. 中条観測所は胎内市街から 2.7km NW という物理距離、観測所標高 14m の低地平野立地:中条グループ 2 市(胎内・新発田)の中では、胎内が観測所隣接側(新発田 15.3km NE の約 18%)です。新潟県 30 市町村中で市役所から 3km 未満に観測所を持つ限定的なグループに胎内は属しています。
  2. 海岸 5km + 平野・丘陵の二層地形 + 旧黒川村エリア特別豪雪地帯指定:海岸 5km は同じ中条グループの新発田 15km の約 3 分の 1 で日本海に直近しています。地形区分「平野部・丘陵」の二層構造で、市東部の丘陵部(旧黒川村エリア)のみが特別豪雪地帯に指定されています。中条観測所は平野側で観測しているため、旧黒川村エリア(丘陵部)の気候は中条観測値に反映されない構造です。
  3. 土砂災害警戒区域 149 箇所(県内 30 市町村中 27 位・警戒 98/特別警戒 51):積雪計なし平野 12 市町村(長岡 1 位から聖籠 30 位まで)の中で下位側から 4 番目の位置です。中条グループ 2 市(胎内・新発田)は観測値が完全一致でも、土砂は 149 vs 394 で約 2.6 倍差の非対称構造です。
  4. 記録月:2020 年 7 月中条観測所 月降水量 718.5mm:直近 5 年(2020-2024)の全 60 ヶ月中で最多の月降水量です。7 月 5 年平均 337.9mm の内訳のうち、2020 年 7 月の単月値が他 4 年(207.5・289.5・188.5・285.5mm)と比べて 2.5 倍以上の水準にある記録月として 5 年平均に反映されています。

胎内市への移住・転勤を検討している方、胎内市中心部(中条エリア)で住宅を検討している方、旧黒川村エリア(胎内川上流・丘陵部)で暮らしている方、胎内平野の農業関係者、新発田市・村上市在住で胎内市の気候比較を求めている方は、これら 4 点を胎内市の気候の輪郭として、住宅・生活・仕事の情報として提示させていただきます。

観測されている値は、あくまで中条観測所(平野側)の値です。旧黒川村エリア(丘陵部・特別豪雪地帯指定)で暮らす場合の実際の降雪量・積雪深は、これらの値よりも多くなる範囲に入る点を併せて確認してください。


観測所についての注記

参照観測所について: 胎内市にはAMeDAS観測所がないため、中条観測所(2.7km NW)の観測値を使用しています。同じ中条観測所を参照する新発田市の気温・降水量指標は、本記事と同じ数値になります。市町村ごとに変わるのは⑦土砂災害警戒区域数と⑨近隣比較の相手のみです。

追記:中条グループ 2 市の土砂災害警戒区域数は、胎内 149 箇所・新発田 394 箇所で、胎内は新発田の約 38%(約 2.6 倍差)の非対称構造となっています。


データ・情報基準日

  • 年間平均気温・年間降水量・月別気温・月別降水量:2014-2023 年(10 年平均)・2020-2024 年(月別直近 5 年)・気象庁 過去の気象データ検索
  • 猛暑日・真夏日・熱帯夜・冬日・真冬日:2014-2023 年(10 年平均)・気象庁 過去の気象データ検索
  • 日 100mm 超・日 50mm 超:2014-2023 年(10 年平均)・気象庁 過去の気象データ検索
  • 30 年前比(1994-2003 → 2014-2023):気象庁データより算出
  • 土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域:最新指定・新潟県「土砂災害警戒区域等マップ」
  • 市町村固有情報(海岸距離・地形区分・主要河川・気候タイプ・豪雪地帯区分):各市町村公式サイト・国土交通省・新潟県資料
  • 情報基準日:2026-09-07

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