【2026年版】新潟県・防災リスクランキング全30市町村|土砂災害警戒区域数×大雨日数で比較

データ

この記事について

移住先・住宅購入地を選ぶ際、気候の過ごしやすさだけでなく防災リスクの把握は不可欠です。この記事では新潟県内30市町村を対象に、2つの防災指標を比較しました。

  • 土砂災害警戒区域数:新潟県が指定した土砂災害警戒区域(特別警戒区域を含む合計)の数。数が少ないほど居住地の土砂災害リスクが低い傾向があります(出典:新潟県 土砂災害警戒区域等マップ 令和7年3月31日現在)
  • 日100mm超日数:1日の降水量が100mmを超えた日の年間日数(直近10年平均)。多いほど豪雨リスクが高い傾向があります(出典:気象庁 過去の気象データ検索 2014〜2023年10年平均)

土砂災害区域数は市町村の面積・地形に依存します。区域数が多い市町村が一律に「危険」ではなく、市街地・居住地の位置関係も重要です。本ランキングは参考指標として活用してください。


土砂災害警戒区域数ランキング(少ない順・全30市町村)

(出典:新潟県 土砂災害警戒区域等マップ 令和7年3月31日現在)

順位市町村警戒区域特別警戒区域合計
1位聖籠町0箇所0箇所0箇所
2位粟島浦村28箇所21箇所49箇所
3位弥彦村76箇所53箇所129箇所
4位胎内市98箇所51箇所149箇所
5位阿賀野市101箇所49箇所150箇所
6位燕市94箇所72箇所166箇所
7位田上町100箇所81箇所181箇所
8位刈羽村112箇所88箇所200箇所
9位関川村134箇所77箇所211箇所
10位湯沢町187箇所141箇所328箇所
10位見附市186箇所142箇所328箇所
12位津南町236箇所156箇所392箇所
13位新発田市238箇所156箇所394箇所
14位加茂市335箇所243箇所578箇所
15位新潟市350箇所252箇所602箇所
16位阿賀町389箇所230箇所619箇所
17位妙高市398箇所264箇所662箇所
18位五泉市414箇所294箇所708箇所
19位出雲崎町394箇所324箇所718箇所
20位三条市507箇所297箇所804箇所
21位小千谷市534箇所334箇所868箇所
22位南魚沼市599箇所374箇所973箇所
23位村上市690箇所525箇所1,215箇所
24位魚沼市953箇所606箇所1,559箇所
25位糸魚川市1,090箇所800箇所1,890箇所
26位柏崎市1,225箇所843箇所2,068箇所
27位十日町市1,385箇所926箇所2,311箇所
28位佐渡市1,871箇所1,428箇所3,299箇所
29位上越市2,442箇所1,607箇所4,049箇所
30位長岡市2,812箇所1,950箇所4,762箇所

ポイント: 聖籠町が県内唯一の0箇所。平野部・海岸低地が主体の地形で、急傾斜地がほとんど存在しないためです。最多は長岡市の4,762箇所で、山間部を広く含む大面積の市であることが主因です。


大雨(日100mm超)日数ランキング(少ない順・全30市町村)

1日の降水量が100mmを超える豪雨は、河川の急激な増水や土砂災害のトリガーになります。直近10年間(2014〜2023年)の年間平均日数を比較しました。

(出典:気象庁 過去の気象データ検索 2014〜2023年10年平均)

順位市町村観測所日100mm超(日/年)
1位長岡市長岡0.0日
1位小千谷市長岡0.0日
1位見附市長岡0.0日
4位五泉市新津0.1日
4位阿賀野市新津0.1日
4位田上町新津0.1日
7位新潟市新潟0.2日
7位十日町市十日町0.2日
7位弥彦村寺泊0.2日
7位出雲崎町寺泊0.2日
11位三条市三条0.3日
11位加茂市三条0.3日
11位燕市三条0.3日
11位南魚沼市小出0.3日
11位魚沼市小出0.3日
11位柏崎市柏崎0.3日
11位刈羽村柏崎0.3日
11位津南町津南0.3日
11位湯沢町湯沢0.3日
20位聖籠町松浜0.4日
20位佐渡市両津0.4日
22位糸魚川市糸魚川0.5日
22位村上市村上0.5日
22位新発田市中条0.5日
22位粟島浦村粟島0.5日
22位胎内市中条0.5日
27位妙高市高田0.7日
27位上越市高田0.7日
27位阿賀町津川0.7日
30位関川村下関0.8日

ポイント: 長岡市・小千谷市・見附市(長岡観測所)が10年間で日100mm超がゼロ回という水準です。関川村(0.8日)・阿賀町・妙高市・上越市(0.7日)は年1日に近い頻度で豪雨が発生しており、これらは地形や日本海からの水蒸気流入の影響を受けやすい地域です。


防災リスクの総合的な見方

リスクが低い市町村(両指標ともに少ない)

市町村土砂災害区域数日100mm超評価
聖籠町0箇所(1位)0.4日(20位)土砂リスクはゼロ、豪雨は中程度
弥彦村129箇所(3位)0.2日(7位)両指標ともに少ない
胎内市149箇所(4位)0.5日(22位)区域数は少ない
燕市166箇所(6位)0.3日(11位)平野部中心で両リスクが低め

リスクが高い市町村(両指標ともに多い)

市町村土砂災害区域数日100mm超評価
関川村211箇所(9位)0.8日(30位)豪雨日数が最多・山間地形
妙高市662箇所(17位)0.7日(27位)両指標ともに多い
上越市4,049箇所(29位)0.7日(27位)広大な市域・山間部が多い
魚沼市1,559箇所(24位)0.3日(11位)区域数が多いが豪雨は中程度

注意点:面積・地形の違いを考慮する

土砂災害区域数は市町村の面積と地形に大きく依存します。長岡市(4,762箇所・1位)や上越市(4,049箇所・2位)は市域が広く山間部を含むため区域数が多くなっています。居住を検討する際は、具体的な住所・地番レベルで新潟県のハザードマップを確認することが重要です。


まとめ

  • 土砂災害区域数が最も少ない: 聖籠町(0箇所)
  • 大雨日数が最も少ない: 長岡市・小千谷市・見附市(0.0日/年)
  • 大雨日数が最も多い: 関川村(0.8日/年)
  • 両指標ともにリスクが低い: 聖籠町・弥彦村・燕市・田上町
  • 両指標ともにリスクが高め: 関川村・妙高市・上越市

住宅購入や居住地選びにあたっては、このランキングを参考にしつつ、新潟県の土砂災害警戒区域等マップや各市町村のハザードマップで具体的な地点のリスクを確認してください。


注意事項:観測所共有について(日100mm超日数)

下記の市町村は同一のAMeDAS観測所のデータを共有しているため、大雨日数の値が一致しています。

観測所共有市町村
長岡長岡市・小千谷市・見附市
三条三条市・加茂市・燕市
新津五泉市・阿賀野市・田上町
小出魚沼市・南魚沼市
中条新発田市・胎内市
寺泊弥彦村・出雲崎町
高田妙高市・上越市
柏崎柏崎市・刈羽村

出典・情報基準日

データ出典基準日
土砂災害警戒区域数新潟県 土砂災害警戒区域等マップ(シェイプファイル集計)令和7年3月31日現在
日100mm超日数気象庁 過去の気象データ検索2014〜2023年(10年平均)

次回更新推奨:2027年(令和7年度末の区域指定追加後)

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