この記事でわかること:
- 上越市の年間気温・降水量の長期トレンド(1994〜2024年)
- 年間降水量2,922.5mmが県内30市町村で2位となる多雨・多雪気候の実態
- 夏日数120.8日(県内2位)・温暖な春〜秋と豪雨シーズンの特徴
- 大雨(日100mm超)の発生頻度と変化
- 月別の気温・降水量パターン(直近5年データ)
- 土砂災害リスクの評価(警戒区域4,049箇所・県内2位)
① クイックデータカード
| 項目 | データ | 備考 |
|---|---|---|
| 年間平均気温(直近10年平均) | 14.3℃ | 県内27位(冷涼順)= 温暖側4番目 |
| 夏日数(直近10年平均) | 年間120.8日 | 県内2位(最多) |
| 猛暑日数(直近10年平均) | 年間8.5日 | 県内15位 |
| 熱帯夜日数(直近10年平均) | 年間8.5日 | 県内15位 |
| 年間降水量(直近10年平均) | 2,922.5mm | 県内2位(最多) |
| 日100mm超の大雨日数(直近10年平均) | 年間0.7日 | 県内3位(多い方) |
| 土砂災害警戒区域数 | 4,049箇所 | 特別警戒1,607・警戒2,442(令和7年3月31日現在)・県内2位 |
※ 参照観測所:高田(AMeDAS 54651)。高田観測所は妙高市と共有。観測地点は上越市高田市街地。
※ 直近10年平均は2014〜2023年(出典:気象庁 過去の気象データ検索)
② 長期気温トレンド(過去30年):上越市はどれだけ暑くなったか
年間平均気温の推移(1994〜2024年)
▼【グラフ:joetsu_avg_temp_30y.png|1994〜2024年の年間平均気温の棒グラフ。1994-2003年平均(13.8℃)と2014-2023年平均(14.3℃)の水平線を重ねる。横軸=年、縦軸=℃】

出典:気象庁 過去の気象データ検索(高田観測所 54651、1994〜2024年)
- 直近10年(2014〜2023年)の平均:14.3℃
- 30年前(1994〜2003年)の平均:13.8℃
- 上昇幅:+0.5℃
年間平均気温14.3℃は新潟県内30市町村で温暖側から4番目(冷涼順27位)に相当します(出典:気象庁 過去の気象データ検索)。最も温暖な糸魚川市(15.0℃)・佐渡市(14.5℃)に次ぐ温暖な地域で、観測地点である高田市街地は上越平野に位置しています。
なお、上越市は日本海沿岸(直江津地区・大潟地区)から妙高連山の山麓(安塚区・大島区)まで市域が南北に広く伸びています。高田観測所のデータは主に高田市街地の気候を反映しており、海岸部・山間部では気温や降水量が大きく異なります。
2023年は15.2℃と過去最高水準を記録し、2024年も15.1℃と高温傾向が続いています(気象庁 過去の気象データ検索 より)。
夏日数(最高気温25℃以上の日)は直近10年平均120.8日と県内2位(1位の妙高市と同観測所のため実質同値)。年間約33%が夏日という温暖な期間が長い気候です(出典:気象庁 過去の気象データ検索 より算出)。
猛暑日・夏日・熱帯夜の年間日数の推移(1994〜2023年)
▼【グラフ:joetsu_heat_days_30y.png|1994〜2023年の猛暑日数(35℃以上)・夏日数(25℃以上)・熱帯夜数(最低25℃以上)の3指標を棒グラフ・折れ線で表示。横軸=年、縦軸=日数】

出典:気象庁 過去の気象データ検索(高田観測所 54651、1994〜2023年)
| 期間 | 年間平均気温 | 猛暑日(平均) | 真夏日(平均) | 夏日(平均) | 熱帯夜(平均) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1994〜2003年 | 13.8℃ | 6.1日 | 46.3日 | 113.2日 | 4.7日 |
| 2004〜2013年 | 13.9℃ | 5.0日 | 50.7日 | 116.5日 | 4.1日 |
| 2014〜2023年 | 14.3℃ | 8.5日 | 49.5日 | 120.8日 | 8.5日 |
30年前(1994〜2003年)と比べると、直近10年(2014〜2023年)は猛暑日が6.1日→8.5日(約1.4倍)、夏日が113.2日→120.8日(+7.6日)に増加しています。熱帯夜は4.7日→8.5日と約1.8倍に増加しており、夜間の気温が下がりにくくなってきています(出典:気象庁 過去の気象データ検索)。
特に2023年は猛暑日28日・熱帯夜24日を記録し、観測史上最多水準となりました。高田市街地は内陸盆地状の地形で夏の熱がこもりやすく、強い暑さが出やすい傾向があります。
冬日数(最低気温0℃未満の日)は直近10年平均45.3日(県内13位)。高田地区は内陸に位置しますが、太平洋側と異なり日本海からの湿潤な空気が入りやすく、冬期は雪を伴う曇天が続きます。
③ 短期詳細(2019〜2023年):月別気温の実態
▼【グラフ:joetsu_monthly_temp_5y.png|2019〜2023年の月別平均気温の折れ線グラフ(5年分+5年平均)。横軸=月(1〜12月)、縦軸=℃】

出典:気象庁 過去の気象データ検索(高田観測所 54651、2019〜2023年)
| 月 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 5年平均 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 2.5℃ | 5.3℃ | 1.5℃ | 2.0℃ | 2.9℃ | 2.8℃ |
| 2月 | 3.4℃ | 4.7℃ | 3.7℃ | 1.8℃ | 2.9℃ | 3.3℃ |
| 3月 | 7.3℃ | 7.8℃ | 8.1℃ | 6.5℃ | 9.1℃ | 7.8℃ |
| 4月 | 10.7℃ | 10.1℃ | 11.3℃ | 12.7℃ | 12.8℃ | 11.5℃ |
| 5月 | 17.8℃ | 17.6℃ | 17.0℃ | 17.3℃ | 16.9℃ | 17.3℃ |
| 6月 | 20.9℃ | 22.3℃ | 21.4℃ | 22.4℃ | 21.8℃ | 21.8℃ |
| 7月 | 25.2℃ | 23.5℃ | 26.0℃ | 26.3℃ | 26.7℃ | 25.5℃ |
| 8月 | 27.6℃ | 28.0℃ | 26.3℃ | 26.6℃ | 30.1℃ | 27.7℃ |
| 9月 | 23.3℃ | 24.4℃ | 22.4℃ | 23.8℃ | 25.3℃ | 23.8℃ |
| 10月 | 17.4℃ | 15.9℃ | 16.9℃ | 15.6℃ | 16.3℃ | 16.4℃ |
| 11月 | 10.5℃ | 11.4℃ | 11.4℃ | 12.1℃ | 11.8℃ | 11.4℃ |
| 12月 | 6.3℃ | 4.8℃ | 5.5℃ | 4.7℃ | 5.8℃ | 5.4℃ |
最も高い月は8月(5年平均27.7℃)、最も低い月は1月(2.8℃)です(出典:気象庁 過去の気象データ検索)。気温の年較差は24.9℃と大きく、四季のメリハリがはっきりしています。
特に2023年8月は月平均30.1℃と記録的な高温でした。また2020年1月は月平均5.3℃と非常に温暖な冬でしたが、2021年1月は1.5℃と寒い冬になるなど、年による変動が大きいのも高田地区の特徴です(出典:気象庁 過去の気象データ検索)。
④ 長期降水量トレンド(過去30年):県内屈指の多雨地帯
年間降水量の推移(1994〜2024年)
▼【グラフ:joetsu_precip_30y.png|1994〜2024年の年間降水量の棒グラフ。1994-2003年平均(2,856mm)と2014-2023年平均(2,922.5mm)の水平線を重ねる。横軸=年、縦軸=mm】

出典:気象庁 過去の気象データ検索(高田観測所 54651、1994〜2024年)
- 直近10年(2014〜2023年)の平均:2,922.5mm
- 30年前(1994〜2003年)の平均:2,856mm
- 増加幅:+66.5mm
| 期間 | 年間降水量(平均) |
|---|---|
| 1994〜2003年 | 2,856mm |
| 2004〜2013年 | 2,825mm |
| 2014〜2023年 | 2,922.5mm |
年間降水量2,922.5mmは新潟県内30市町村で2位です(出典:気象庁 過去の気象データ検索)。1位の妙高市(同値・同観測所)と並ぶ形で、3位の阿賀町(2,430mm)を約490mm上回っています。同一観測所データのため、両市は事実上同水準の降水量です。
高田地区は日本有数の多雨・多雪地帯として知られています。冬は北西からの季節風が日本海の水蒸気を大量に含んで脊梁山脈に衝突し、上越平野に大量の雨・雪をもたらします。年によるばらつきも大きく、最少だった1994年(2,225mm)と最多だった2001年(3,313mm)の差は1,088mmに達します(気象庁 過去の気象データ検索 より)。
大雨(日100mm超・日50mm超)の頻度変化
▼【グラフ:joetsu_heavy_rain_30y.png|1994〜2023年の「日100mm超日数」と「日50mm超日数」の年間発生回数を棒グラフで並べる。10年ごとの平均値を水平線で表示】

出典:気象庁 過去の気象データ検索(高田観測所 54651、1994〜2023年)
| 期間 | 日100mm超(平均) | 日50mm超(平均) |
|---|---|---|
| 1994〜2003年 | 0.60日/年 | 8.20日/年 |
| 2004〜2013年 | 0.60日/年 | 7.80日/年 |
| 2014〜2023年 | 0.70日/年 | 9.10日/年 |
日100mm超の大雨は30年を通じて0.6〜0.7日/年と高い水準を維持しており、直近10年でやや増加しています。日50mm超は年間9.1日と県内でも最高水準で、夏から秋にかけての集中豪雨リスクが高い地域です(出典:気象庁 過去の気象データ検索)。
特筆すべきは2017年の日100mm超3日・日50mm超14日という記録的な豪雨年です。1998年・2011年にも大雨が集中しており、数年に1度の割合で大規模な降水イベントが発生しています。
⑤ 短期詳細(2019〜2023年):月別降水量の実態
▼【グラフ:joetsu_monthly_precip_5y.png|2019〜2023年の月別降水量の折れ線グラフ(5年分+5年平均)。横軸=月(1〜12月)、縦軸=mm】

出典:気象庁 過去の気象データ検索(高田観測所 54651、2019〜2023年)
| 月 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 5年平均 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 555mm | 393mm | 553mm | 354mm | 512mm | 473mm |
| 2月 | 233mm | 300mm | 391mm | 294mm | 285mm | 300mm |
| 3月 | 180mm | 180mm | 97mm | 141mm | 98mm | 139mm |
| 4月 | 129mm | 181mm | 118mm | 112mm | 72mm | 122mm |
| 5月 | 62mm | 59mm | 107mm | 105mm | 184mm | 103mm |
| 6月 | 225mm | 115mm | 121mm | 48mm | 226mm | 147mm |
| 7月 | 61mm | 333mm | 235mm | 236mm | 205mm | 214mm |
| 8月 | 261mm | 98mm | 285mm | 301mm | 36mm | 196mm |
| 9月 | 155mm | 247mm | データなし | 167mm | 236mm | 201mm |
| 10月 | 317mm | 144mm | 307mm | 147mm | 377mm | 258mm |
| 11月 | 245mm | 314mm | 252mm | 323mm | 369mm | 300mm |
| 12月 | 427mm | 724mm | 493mm | 667mm | 502mm | 562mm |
※ 9月の5年平均は2021年データ欠損のため2019・2020・2022・2023年の4年平均。
最も降水量の多い月は12月(5年平均562mm)、次いで1月(473mm)、11月・2月(各300mm)です(出典:気象庁 過去の気象データ検索)。冬季(12〜2月)の降水量は1,335mmと年間の46%を占め、その大部分が雪として降ります。
夏は7月(214mm)が最多で、梅雨末期から夏型の大雨が集中します。8月は年による変動が非常に大きく、2020年(98mm)のような少雨年と2022年(301mm)のような多雨年が混在します。
2020年12月の724mmは1ヶ月としては突出した値で、この月は記録的な大雪年に相当します(出典:気象庁 過去の気象データ検索)。
⑥ 今後の見通し
気象庁の気候変動の将来予測によれば、新潟県を含む日本海側では今後さらに気温上昇と降水の強度増大が見込まれています。詳細な数値予測については気象庁公式サイトを参照してください。
現在の傾向として、高田観測所では以下の変化が確認されています:
気温上昇:年間平均気温が1994〜2003年平均13.8℃から2014〜2023年平均14.3℃へと+0.5℃上昇しています。特に猛暑日・熱帯夜が増加傾向にあり、2023年は猛暑日28日・熱帯夜24日と従来の記録を大きく塗り替えました(出典:気象庁 過去の気象データ検索)。
降水量:年間総量は30年間でやや増加(前30年2,856mm→直近10年2,922.5mm)しています。日50mm超の大雨も7.8日/年(2004-2013)から9.1日/年(2014-2023)へと増加傾向で、集中豪雨の頻度が高まっています(出典:気象庁 過去の気象データ検索)。
⑦ 土砂災害リスク
上越市の土砂災害警戒区域数は特別警戒区域1,607箇所・警戒区域2,442箇所・合計4,049箇所です(令和7年3月31日現在)(出典:新潟県 土砂災害警戒区域等マップ)。
4,049箇所は県内30市町村で2位に相当します(1位は長岡市・4,762箇所)。上越市の警戒区域が多い主な理由は、日本海沿岸から妙高連山・頸城山塊にかけて市域が広く伸び、南部山間部(安塚区・大島区・浦川原区・牧区)に急峻な地形が集中しているためです。
年間降水量が県内2位(2,922.5mm)と多く、特に冬期に大量の降雪・融雪水が発生します。春先の急激な融雪期や梅雨・秋雨期の集中豪雨時は土砂災害警戒情報に注意が必要です(出典:新潟県 土砂災害警戒区域等マップ)。
⑧ 季節ごとの気象リスクカレンダー
| 月 | 主なリスク | 目安データ |
|---|---|---|
| 1月 | 大雪・融雪洪水・路面凍結 | 月平均2.8℃・月降水量473mm |
| 2月 | 大雪・なだれ・路面凍結 | 月平均3.3℃・月降水量300mm |
| 3月 | 融雪洪水・なだれ・春一番 | 月平均7.8℃・月降水量139mm |
| 4月 | 残雪融雪・農業気象 | 月平均11.5℃・月降水量122mm |
| 5月 | 農業気象・初夏の高温 | 月平均17.3℃・月降水量103mm(最少) |
| 6月 | 梅雨・集中豪雨・土砂災害 | 月平均21.8℃・月降水量147mm |
| 7月 | 集中豪雨・土砂災害・熱中症 | 月平均25.5℃・月降水量214mm(夏最多) |
| 8月 | 熱中症・高温被害・集中豪雨 | 月平均27.7℃(最高)・月降水量196mm |
| 9月 | 台風・秋雨・洪水 | 月平均23.8℃・月降水量201mm(4年平均) |
| 10月 | 秋雨・急速気温低下 | 月平均16.4℃・月降水量258mm |
| 11月 | 冬型気圧配置・初雪・凍結 | 月平均11.4℃・月降水量300mm |
| 12月 | 大雪・除雪作業・路面凍結 | 月平均5.4℃・月降水量562mm(最多) |
最も警戒が必要な時期は12〜1月の冬季豪雪期(月降水量400〜570mm)と7月の集中豪雨期です。12月単月で562mmという値は、新潟県内でも最高水準です(出典:気象庁 過去の気象データ検索)。
⑨ 近隣市町村との気候比較
▼【グラフ:joetsu_nearby_climate.png|上越市・妙高市・糸魚川市・柏崎市・津南町・十日町市・長岡市の年間降水量・夏日数の横棒グラフ。上越市を強調色で表示】

出典:気象庁 過去の気象データ検索(2014〜2023年直近10年平均)
| 市区町村 | 年間平均気温 | 猛暑日数(10年平均) | 年間降水量 | 日100mm超(10年平均) |
|---|---|---|---|---|
| 上越市 | 14.3℃(27位) | 8.5日(15位) | 2,922.5mm(2位) | 0.7日(3位) |
| 妙高市 | 14.3℃(25位) | 8.5日(14位) | 2,922.5mm(1位) | 0.7日(2位) |
| 糸魚川市 | 15.0℃(30位) | 2.7日(26位) | 2,659.2mm(4位) | 0.5日(8位) |
| 柏崎市 | 13.9℃(12位) | 3.1日(23位) | 2,446.3mm(8位) | 0.3日(15位) |
| 津南町 | 11.4℃(1位) | 0.1日(30位) | 1,976.8mm(21位) | 0.3日(20位) |
| 十日町市 | 12.2℃(4位) | 2.7日(25位) | 2,462.8mm(7位) | 0.2日(22位) |
| 長岡市 | 14.0℃(14位) | 9.5日(6位) | 2,324.0mm(14位) | 0.0日(28位) |
※ ランクは新潟県内30市町村でのランキング。気温は冷涼順(低い方が1位)、猛暑日・降水量・日100mm超は多い方が1位。
上越市の特徴は夏日数120.8日(2位)・年間降水量2,922.5mm(2位)ともに高水準であることです。1位の妙高市とは同一観測所のため数値が同じですが、両市の実際の気候は市域の地形差によって異なります。
隣接する糸魚川市は気温が最も高く(15.0℃)熱帯夜が多い(16.5日)のに対して、上越市は熱帯夜が少なく(8.5日)、その代わり降水量が高い特徴があります。内陸山間の津南町(夏日81.0日)と比べると、上越市(120.8日)は39.8日も多く、高田平野の温暖さが際立ちます。
⑩ 移住者・住宅購入者へのアドバイス
上越市への移住・住宅購入を検討している方への気候面のポイントをまとめます。
降水量県内2位(2,922.5mm)への備え:年間降水量が非常に多く、特に冬季(12〜2月)に大量の降雪があります。除雪設備(融雪機・除雪機)の確認と維持費の見込みが重要です。住宅購入時は屋根の耐雪設計と排水設備の確認を必ず行ってください。
市内の気候差が大きい:高田観測所は上越市高田市街地にあります。同じ上越市内でも、北部の直江津・大潟など海岸部は降雪が少なく比較的温暖な傾向がある一方、南部の安塚区・大島区・浦川原区などは豪雪地帯となっています。居住予定地の位置によって体感する気候は大きく異なるため、現地確認を強くお勧めします。
夏は温暖で夏日が多い(120.8日・2位):夏季は長く温暖で過ごしやすい反面、7〜8月の気温は27〜28℃と高く、猛暑年(2023年:月平均30.1℃)には強い暑さが続きます。エアコン設備と暑さ対策は必須です。
土砂災害リスクの確認(県内2位・4,049箇所):市内山間部を中心に多数の警戒区域が指定されています。市街地(高田・直江津)は比較的リスクが低いですが、山間部・河川沿いの候補地では土砂災害ハザードマップ(出典:新潟県 土砂災害警戒区域等マップ)を必ず確認してください。
まとめ
① 年間降水量が県内2位(2,922.5mm)の多雨・多雪気候:冬は大量の降雪、夏〜秋は集中豪雨と、年間を通じて降水量が多い。特に12月(562mm)・1月(473mm)の冬季は全国的にも突出した水準です。
② 夏日が年間120.8日と県内2位:春から秋にかけて温暖な期間が長く、農業・観光(高田公園の桜・直江津の海水浴)に適した気候。猛暑年(2023年:猛暑日28日)には強い暑さへの対策が必要です。
③ 土砂災害警戒区域4,049箇所(県内2位):広大な市域と山間部の複雑な地形により警戒区域が多く、移住・住宅購入時はハザードマップの確認が不可欠です。
④ 市内の気候差が大きい:高田観測所のデータは市の一部地域(高田市街地)の気候を反映しています。海岸部・山間部など居住予定地の実際の気候は観測値と大きく異なる場合があります。
出典・情報基準日
| データ | 出典 | 収録期間 |
|---|---|---|
| 年間平均気温・年間降水量 | 気象庁AMeDAS 気象庁 過去の気象データ検索(高田観測所 54651) | 1994〜2024年 |
| 猛暑日・真夏日・夏日・熱帯夜・冬日等 | 気象庁AMeDAS 気象庁 過去の気象データ検索(高田観測所) | 1994〜2023年 |
| 日100mm超・日50mm超 | 気象庁AMeDAS 気象庁 過去の気象データ検索(高田観測所) | 1994〜2023年 |
| 月別気温・降水量 | 気象庁AMeDAS 気象庁 過去の気象データ検索(高田観測所) | 2019〜2023年 |
| 30市町村サマリー・ランキング | 気象庁 過去の気象データ検索 | 2014〜2023年平均 |
| 土砂災害警戒区域数 | 新潟県 土砂災害警戒区域等マップ | 令和7年3月31日現在 |
次回更新推奨:2027年(2025年データ追加後)

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