村上市の人口データ 6,590人減る65歳以上と、県内7番目まで上がる高齢化率

データ

推計では、村上市の65歳以上は22,625人(2020年)から16,035人(2050年)へ6,590人減ります。それでも高齢化率は39.40%から52.40%へ上がり、県内での位置は9番目に高い値から7番目に高い値へ動きます。
総面積1,174.13 km²は県内で一番広い値ですが、人口密度45.6人/km²は県内25位です。


県内で一番広い市で、人口密度は県内25位

村上市の人口は53,492人で県内8位、世帯数は22,161世帯で県内9位です。可住地面積は、総面積のうち林野と主要湖沼を除いた部分を指し、その割合が可住地割合です。人口密度は総面積あたりの人数、可住地人口密度は可住地面積あたりの人数です。

指標値基準県内順位
総人口53,492人住民基本台帳 2025年8位
世帯数22,161世帯住民基本台帳 2025年9位
1世帯あたりの人数2.41人住民基本台帳 2025年県内で17番目に大きく、小さい順では14番目
総面積1,174.13 km²国土地理院 2026年県内で一番広い
可住地面積241.82 km²総務省統計局 2024年県内で6番目に広い
可住地割合20.60%総務省統計局 2024年・国土地理院 2026年県内で6番目に低い
人口密度45.6人/km²住民基本台帳 2025年・国土地理院 2026年25位
可住地人口密度221.2人/km²住民基本台帳 2025年・総務省統計局 2024年県内で24番目に高い
順位市町村面積
1村上市1174.13
2上越市973.89
3阿賀町952.89
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30粟島浦村9.78

県内で一番広い市域を持ちながら、人口密度は県内25位です。人が住める土地は241.82 km²で、総面積に占める割合20.60%は県内で6番目に低い値です。世帯数を可住地面積で割った91.6世帯/km²も、県内で25番目に多い値です。

どちらの密度も、市域を平均した1つの数です。市内で人がどこに集まっているかは、この統計には出てきません。

14歳以下の人数を年少人口、15〜64歳の人数を生産年齢人口と呼びます。総人口のうち65歳以上が占める割合が高齢化率です。

指標値県内順位
14歳以下4,677人県内で9番目に多い
15〜64歳29,068人県内で9番目に多い
65歳以上19,747人県内で8番目に多い
年少人口率8.70%県内で9番目に低い
生産年齢人口率54.30%県内で9番目に低い
高齢化率36.90%県内で10番目に高い

いずれも住民基本台帳2025年の値です。

順位市町村高齢化率
1阿賀町44.60
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9田上町37.00
10村上市36.90
11加茂市36.30
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30聖籠町24.60

65歳以上は14歳以下の4.22倍で、この比は県内で10番目に高く、低い順に数えると21番目にあたります。15〜64歳から65歳以上を引いた9,321人は、県内で12番目に多い値です。

村上市は新潟県の下越地方にあり、日本海に面しています。三面川が流れ、サケ漁が行われています。村上牛や塩引き鮭が知られ、城下町でもあります。


65歳以上は22,625人から16,035人へ、それでも上がる高齢化率

65歳以上1人に対する15〜64歳の人数が高齢者1人あたり生産年齢人口、15〜64歳1人に対する14歳以下と65歳以上の合計が現役1人あたり非現役人数です。推計では、村上市の65歳以上が22,625人(2020年)から16,035人(2050年)へ、6,590人減ります。

▼【グラフ:population_age_cross.png 村上市の15〜64歳と65歳以上の推計、および高齢化率(2020年・2040年・2050年)】

減少率-29.10%で、減った人数6,590人は県内で3番目に減少幅が大きい値です。2020年から2050年に65歳以上が増える市町村は県内で2つあり、村上市は該当しません。

それでも高齢化率は上がります。39.40%(2020年)、48.50%(2040年)、52.40%(2050年)で、県内での位置は9番目に高い値から7番目に高い値へ動きます。2050年に高齢化率が50%を超える見通しの市町村は県内で13あり、村上市は該当します。

順位市町村2050年高齢化率
1阿賀町63.80
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6佐渡市53.30
7村上市52.40
8湯沢町51.80
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30粟島浦村30.20

人数と割合が、逆の向きに動きます。15〜64歳は65歳以上より速く減ります。29,273人(2020年)から12,653人(2050年)へ、16,620人の減少です。減少率-56.80%は県内で9番目に減少幅が大きい値です。

高齢者1人あたり生産年齢人口は1.29人(2020年)、0.92人(2040年)、0.79人(2050年)です。1.00人を下回る見通しの市町村は2040年で13、2050年で18あり、村上市は2040年と2050年のどちらも該当します。現役1人あたり非現役人数は0.96人から1.42人へ変わります。2020年は15〜64歳が65歳以上より多く、2040年と2050年は65歳以上のほうが多くなります。

65歳以上の人数が減っても、県内で何番目に多いかは3時点とも8番目のままです。減っているのは村上市だけではありません。

推計は2020年・2040年・2050年の3時点です。2020年から2040年は20年、2040年から2050年は10年で期間の長さが違うため、途中で減り方が変わったかどうかは、この3時点からは読めません。

住民基本台帳2025年の65歳以上19,747人・高齢化率36.90%・高齢者1人あたり生産年齢人口1.47人・現役1人あたり非現役0.84人(糸魚川市と同率)は、上の推計とは基準が違う別の統計です。

高齢化率が上がることを高齢者が増えることだと読むと、相手にする人数を多く見誤ります。


同じ年齢の子どもが128.5人まで下がる推計と、県内6番目に大きい減少率

いまの14歳以下は4,677人で、県内で9番目に多い人数です。15の年齢に分けると、同じ年齢の子どもが311.8人です。15〜64歳は29,068人います。

▼【グラフ:population_children.png 村上市の同じ年齢の子どもの人数(2020年・2040年・2050年の推計)】

推計では、2050年の14歳以下が1,927人、同じ年齢の子どもが128.5人になります。2020年から2050年の減少率-65.10%は、県内で6番目に減少幅が大きい値です(妙高市と同率)。

推計の年少人口率は9.60%(2020年)、6.60%(2040年)、6.30%(2050年)です。2040年の6.60%は県内で5番目に低い値で、2050年の6.30%は県内で6番目に低い値です(関川村と同率)。推計の生産年齢人口率は51.00%(2020年)から41.30%(2050年)へ変わります。

2024年の出生は193人、死亡は1,083人でした。出生は死亡の17.82%にあたり、この値は県内で10番目に低い水準です。死亡は出生の5.61倍です。

住民基本台帳2025年の同じ年齢の子ども311.8人と年少人口率8.70%は、推計の値とは基準が違います。並べて差を取ることはできません。

いまの人数のまま子どもの人数や働き手を見込むと、推計が示す水準とは別のものになります。


15年で12,935人減った実績と、推計で1つ下がる県内順位

2010年から2025年までの15年間で、村上市の人口は12,935人減りました。減少率-19.47%は、県内で8番目に減少幅が大きい値です。

▼【グラフ:population_trend.png 村上市の人口推移と期ごとの減少率(2010年から2025年)】

時点人口前の時点からの増減増減率県内順位(増減率)
2010年(国勢調査)66,427人———
2015年(国勢調査)62,442人-3,985人-6.00%減少率が県内で11番目に大きい
2020年(国勢調査)57,418人-5,024人-8.05%減少率が県内で10番目に大きい
2025年(住民基本台帳)53,492人-3,926人-6.84%減少率が県内で4番目に大きい

最後の期は、国勢調査2020年10月1日から住民基本台帳2025年1月1日までで、他の2期より短く、統計の基準も違います。-6.84%という値だけで、減り方が緩んだとも強まったとも言えません。3期続けて減少率が拡大した市町村は県内に5つあり、村上市は該当しません。

2024年の1年間では1,273人減り、減少率-2.32%は県内で7番目に大きい値です。2024年に人口が増えたのは県内で1市町村で、村上市は該当しません。

推計の総人口は57,418人(2020年)、38,466人(2040年)、30,615人(2050年)です。2020年から2040年の減少率-33.00%は県内で8番目、2020年から2050年の-46.70%は県内で9番目に減少幅が大きい値です(妙高市と同率)。2050年の推計人口は2020年の推計人口の53.30%にあたります。

順位(減少幅が小さい順)市町村2020→2050 減少率
1聖籠町-12.50
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19魚沼市-46.50 ※同率
19粟島浦村-46.50 ※同率
21村上市-46.70 ※同率
21妙高市-46.70 ※同率
23田上町-47.00
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30阿賀町-61.80

推計の総人口の県内順位は、8番目に多い値から9番目に多い値へ、30年で1つ下がります。2040年から2050年は動きません。同じように1つ以上下がる見通しの市町村は県内で10あります。

推計人口から計算した人口密度は48.9人/km²から26.1人/km²へ、可住地人口密度は237.4人/km²から126.6人/km²へ変わります。

実績の15年で減ったのは12,935人、推計の30年では26,803人です。それでも県内での位置が動くのは、1つだけです。


夜の97.1%にとどまる昼間人口と、1,673人の差の読み方

住んでいる人の数が夜間人口、通勤・通学の移動を反映して日中にその市町村にいる人の数が昼間人口です。昼夜間人口比は、夜間人口を100としたときの昼間人口にあたります。2020年の国勢調査では、昼間人口55,745人が夜間人口57,418人を1,673人下回りました。

昼夜間人口比は97.1で、県内で18番目に高い値です。昼間人口が夜間人口を下回るのは県内17市町村で、村上市はそのひとつです。差そのものは県内で7番目に小さい値です。

1年間の住所の移動と、2020年10月1日時点の昼と夜の人数は、別の統計です。同じ人を追ったものではありません。

通勤先・通学先の内訳は集計の対象外です。1,673人という差は昼と夜の人数の引き算で、市外へ出た人の数を数えたものではありません。


県内4番目に小さい出入りの割合と、県内3番目に大きい社会増減の減少

転入・転出と職権記載・職権消除を合わせた差が社会増減、出生と死亡の差が自然増減です。社会移動回転率は転入と転出の合計を人口で割った値、寄与率は減った人数のうちそれぞれが占める割合を指します。2024年の1年間で村上市を出入りしたのは2,211人(転入913人・転出1,298人)で、社会移動回転率4.10%は県内で4番目に低い値です(五泉市・田上町と同率)。

指標値県内順位
転入913人県内で12番目に多い
転出1,298人県内で9番目に多い
社会増減-383人県内で28番目に多い
出生193人県内で9番目に多い
死亡1,083人県内で9番目に多い
自然増減-890人県内で23番目に多い
人口増減-1,273人県内で26番目に多い

いずれも住民基本台帳2024年の人口動態の値です。社会増減-383人は、県内で3番目に大きい減少です。社会増減は職権記載・職権消除を含むため、転入913人と転出1,298人の差とは一致しません。

出入りする人数の割合は県内で4番目に小さいのに、社会増減の減少は県内で3番目に大きい値です。

1年間で減った1,273人のうち、自然増減によるものが69.90%、社会増減によるものが30.10%です。1日あたりの人数でみると、転入2.5人・転出3.6人、合わせて6.1人です。

2024年に社会増減がプラスだったのは県内で5市町村です。自然増減がプラスだった市町村はありません。村上市はいずれにも該当しません。

転入元・転出先の内訳は集計の対象外です。2,211人がどこと行き来したのかは、この数値からは追えません。


まとめ|65歳以上も減る市で、上がり続ける高齢化率

推計では、村上市の65歳以上が22,625人から16,035人へ6,590人減ります。減った人数は県内で3番目に減少幅が大きい値です。それでも高齢化率は39.40%から52.40%へ上がり、県内での位置は9番目に高い値から7番目に高い値へ動きます。15〜64歳が16,620人減り、減少率-56.80%は県内で9番目に減少幅が大きい値です。

高齢者1人あたり生産年齢人口は1.29人から0.79人へ下がります。1.00人を下回る見通しの市町村は2050年で18あり、村上市は該当します。2020年は15〜64歳が65歳以上より多く、2040年と2050年は65歳以上のほうが多くなります。

いまの14歳以下は4,677人で、同じ年齢の子どもが311.8人です。推計では2050年に1,927人、同じ年齢の子どもが128.5人になります。2020年から2050年の減少率-65.10%は、県内で6番目に減少幅が大きい値です。

総面積1,174.13 km²は県内で一番広い値ですが、人口密度45.6人/km²は県内25位です。可住地割合20.60%は県内で6番目に低い値です。

2010年から2025年までの15年間で12,935人減りました。推計の総人口の県内順位は、8番目に多い値から9番目に多い値へ、30年で1つ下がります。

2024年の1年間で出入りしたのは2,211人で、社会移動回転率4.10%は県内で4番目に低い値です。その一方で社会増減-383人は県内で3番目に大きい減少で、減った1,273人のうち69.90%は自然増減によるものです。

高齢化率が上がることを高齢者が増えることだと読むと、相手にする人数を多く見誤ります。村上市では、人数と割合が逆の向きに動きます。

この節の数値の基準は次のとおりです。

基準この節で使っている数値
住民基本台帳 2025年14歳以下4,677人・311.8人
国土地理院 2026年総面積1,174.13 km²
総務省統計局 2024年・国土地理院 2026年可住地割合20.60%
住民基本台帳 2025年・国土地理院 2026年人口密度45.6人/km²
住民基本台帳 2024年の動態2,211人・4.10%・-383人・1,273人・69.90%
国勢調査 2010・2015・2020年と住民基本台帳 2025年12,935人
将来推計(国勢調査2020年基準)22,625人から16,035人・6,590人・39.40%から52.40%・県内9番目から7番目・16,620人・-56.80%・1.29人から0.79人・1,927人・128.5人・-65.10%・県内8番目から9番目

この記事の数値が示す範囲

  • この記事は人口の統計だけを扱っています。産業・雇用・住宅・医療・学校のデータは含みません。人が減る理由や、65歳以上の人数が減る理由は、この記事の数値では扱えません。市にある産業や食文化については名前を挙げるだけで、人口の動きとは結びつけていません。
  • 年齢の区分は14歳以下・15〜64歳・65歳以上の3つだけです。1歳きざみの年齢別人口は扱っていないため、どの年齢の人が増えたか減ったかは分かりません。
  • 同じ年齢の子どもの人数は、14歳以下の人数を15の年齢に分けた公表値です。学年ごとの人数を示すものではありません。
  • 社会増減は職権記載・職権消除を含むため、転入から転出を引いた値と一致しません。**転入元・転出先の内訳は集計の対象外です。**年齢別の移動の内訳もありません。
  • 1年間の住所の移動(住民基本台帳の動態)と、昼と夜の人数(国勢調査)は別の統計です。同じ人を追ったものではありません。昼間人口は従業地・通学地集計による値で、通勤先・通学先の内訳は集計対象外です。昼と夜の差は引き算の値で、移動した人数を数えたものではありません。
  • 将来推計は2020年・2040年・2050年の3時点で公表されています。2020年から2040年は20年、2040年から2050年は10年で期間の長さが違うため、途中で減り方が変わったかどうかは読めません。
  • 住民基本台帳(2025年1月1日)・国勢調査(各年10月1日)・将来推計(国勢調査2020年基準)は、集計の方法と時点が違います。将来推計の2020年は推計値で、国勢調査の2020年の値とは別に扱っています。
  • 人口密度と可住地人口密度は市域全体を平均した値で、市内のどこに人が住んでいるかは対象外です。

出典・情報基準日

データ出典基準日・年次
人口・世帯数・年齢3区分・人口密度総務省『住民基本台帳に基づく人口・人口動態及び世帯数』2025年1月1日現在
転入・転出・出生・死亡・自然増減・社会増減・人口増減同上(人口動態)2024年1月〜12月
総人口の推移(2010・2015・2020年)・昼間人口・夜間人口・昼夜間人口比総務省『国勢調査』2010・2015・2020年 各10月1日(昼夜間は従業地・通学地集計)
将来推計(総人口・年齢3区分・構成率・扶養負担・推計人口による密度)国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(令和5(2023)年推計)』2023年12月公表・国勢調査2020年基準
総面積・人口密度の分母国土地理院『全国都道府県市区町村別面積調』2026年4月1日現在
可住地面積・可住地割合・可住地人口密度総務省統計局『統計でみる市区町村のすがた 2026』2024年データ

データの見方

  • 県内順位は、新潟県の30市町村すべてを並べたときの位置です。一部の市町村を取り出した中での順位ではありません。
  • 順位の向きは指標ごとに違います。この記事では、値が大きいほうから数えた順位と、小さいほうから数えた順位を、そのつど書き分けています。
  • 同じ値の市町村があるときは「同率」と書いています。
  • 人口の推移は、2010年から2020年までが国勢調査、2025年が住民基本台帳です。調査の方法が違うため、期ごとの増減をそのまま比べることはできません。

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