聖籠町の人口データ 年齢の割合は県内1位でも人数は中ほど、増えるのは65歳以上だけ

データ

聖籠町の人口は13,986人で県内21位ですが、年齢の割合は県内の最高値と最低値に並びます。年少人口率14.40%は県内で一番高く、高齢化率24.60%は一番低い水準です。
それでも推計で増えるのは、3つの年齢区分のうち65歳以上だけです。総人口の減少率-12.50%は、県内で最も小さい見通しです。


人口13,986人と、県内で一番高い年少人口率14.40%

聖籠町の人口は13,986人で、県内21位です。世帯数5,111世帯も同じ21位です。

指標値基準県内順位
総人口13,986人住民基本台帳 2025年21位
世帯数5,111世帯住民基本台帳 2025年21位
1世帯あたりの人数2.74人住民基本台帳 2025年県内で一番多い
総面積37.57 km²国土地理院 2026年県内で5番目に小さい
人口密度372.3人/km²住民基本台帳 2025年・国土地理院 2026年4位

人口は県内21位ですが、人口密度は県内4位です。1世帯あたりの人数2.74人は県内で一番多い値です。

人口の推移は、2020年までが国勢調査、2025年が住民基本台帳の値です。

時点人口前の時点からの増減率県内順位(増減率の高い順)
2010年(国勢調査)13,724人——
2015年(国勢調査)14,040人+2.30%1位
2020年(国勢調査)14,259人+1.56%1位
2025年(住民基本台帳)13,986人-1.91%3位

2020年までは2期続けて増え、最後の期で減少に転じています。最後の期は4年3か月で、前の2期より短い区切りです。2010年から2025年までの15年では+262人・+1.91%で、増減率は県内で一番高い水準です。

聖籠町は下越地方に位置し、日本海に面しています。周辺自治体との合併に参加せず、町制を維持しています。


年齢構成の6指標が、すべて県内の最高値か最低値

年少人口は14歳以下、生産年齢人口は15〜64歳を指します。高齢者1人あたり生産年齢人口は65歳以上と15〜64歳の人数の比、現役1人あたり非現役人数は15〜64歳と、それ以外の年齢の人数の比です。

▼【グラフ:population_composition.png 聖籠町の年齢3区分の構成(2025年)】

指標値県内順位
年少人口率14.40%県内で一番高い
生産年齢人口率61.00%県内で一番高い
高齢化率24.60%県内で一番低い
高齢者1人あたり生産年齢人口2.48人県内で一番多い
現役1人あたり非現役人数0.64人県内で一番少ない

いずれも住民基本台帳2025年の値です。65歳以上の人数は14歳以下の1.71倍で、この比も県内で一番低い水準です。

順位市町村高齢化率
1阿賀町44.60
2関川村39.90
⋮⋮⋮
30聖籠町24.60

割合でみると県内の最高値と最低値に並びますが、人数そのものは県内の中ほどです。次の実数は住民基本台帳2025年の値です。

年齢区分人数県内順位
14歳以下2,009人県内で20番目に多い
15〜64歳8,538人県内で21番目に多い
65歳以上3,439人県内で23番目に多い

働く世代1人に対する、それ以外の年齢の人数は0.64人で、県内で一番少ない水準です。子育て世帯として移り住むかを考えるときは、割合が示すのは構成であって規模ではない点が材料になります。

年齢構成がこれからどう動くかは、生まれる人と亡くなる人の数に表れます。1年の増減のうち、出生と死亡の差を自然増減と呼びます。住民基本台帳の2024年の動態は次の値です。

指標値県内順位
出生95人県内で20番目に多い
死亡176人県内で24番目に多い
自然増減-81人県内で3番目に減少が小さい(弥彦村と同率)

出生は死亡の53.98%にあたり、この割合は県内で一番高い値です。ただし出生95人は死亡176人のおよそ半分にとどまり、自然増減が増加に転じている市町村は県内にありません。


3区分のうち65歳以上だけが増える

推計では、3つの年齢区分のうち65歳以上だけが増えます。2020年から2050年にかけて65歳以上が増えるのは県内で2市町村あり、聖籠町はそのひとつです。

総人口は推計で2050年に12,480人となり、2020年からの減少率-12.50%は県内で最も小さい水準です。

▼【グラフ:population_forecast.png 聖籠町の総人口の推計(2020年から2050年)】

▼【グラフ:population_forecast_age.png 聖籠町の年齢3区分別の人口推計(2020年から2050年)】

年齢区分2050年の推計人口2020年からの増減率県内順位(増減率の高い順)
65歳以上4,256人+14.30%1位
15〜64歳6,666人-21.20%1位
14歳以下1,558人-25.00%2位

65歳以上は2050年まで増え続けます。15〜64歳と14歳以下は、同じ期間にどちらも減ります。

高齢化率は推計で34.10%になり、県内では2番目に低い位置です。半数を超える見通しの13市町村には入りません。高齢者1人あたり生産年齢人口も推計で1.57人あり、1.00人を下回る見通しの18市町村の外にあります。

順位市町村2020→2050 減少率
1聖籠町-12.50
2刈羽村-19.40
3新潟市-21.90
4長岡市-26.20
⋮⋮⋮
30阿賀町-61.80

同率は19位(魚沼市・粟島浦村)と21位(村上市・妙高市)です。高齢の人を相手にする商売では、相手の数が2050年まで増える見通しになります。働く世代や子どもを相手にする場合は、同じ期間に母数が減ります。


昼間に4,251人増え、住民の出入りも県内3番目

昼夜間人口比は、夜間人口を100としたときの昼間人口にあたります。聖籠町の129.8は県内で一番高い値です。

順位市町村昼夜間人口比
1聖籠町129.8
2湯沢町111.8
3三条市104.2
⋮⋮⋮
9小千谷市100.1 ※同率
9上越市100.1 ※同率
───── 100(昼間と夜間が同数) ─────
11燕市100.0 ※同率
⋮⋮⋮
30田上町78.4

2位の湯沢町111.8とも離れた位置にあります。昼間の人口が夜間を上回るのは県内30市町村のうち12で、聖籠町はそのひとつです。昼間と夜間の差は+4,251人で、県内で3番目に大きい水準です。

転入や転出による差を社会増減と呼びます。住民基本台帳の2024年の動態は次の値です。

指標値県内順位
転入641人県内で20番目に多い
転出624人県内で21番目に多い
社会増減+12人県内で5番目に多い
人口増減-69人県内で5番目に減少が小さい

転入と転出を合わせた人数は2025年の人口の9.00%にあたり、この社会移動回転率は県内で3番目に高い水準です。

昼間の流入も、住民の出入りも、県内で上位に並びます。日中の来客を相手にするなら、住民票の人数より大きい母数を見込めます。


面積の94.50%が人の住める土地

総面積から林野や湖沼などを差し引いた区分を可住地面積と呼びます。可住地人口密度は、その可住地面積で人口を割った値です。

▼【グラフ:population_land.png 聖籠町の人口密度(総面積と可住地面積で割った値・2025年)】

指標値基準県内順位
総面積37.57 km²国土地理院 2026年県内で5番目に小さい
可住地面積35.52 km²総務省統計局 2024年県内で6番目に小さい
可住地割合94.50%国土地理院 2026年・総務省統計局 2024年県内で一番高い
可住地人口密度393.7人/km²住民基本台帳 2025年・総務省統計局 2024年県内で11番目に高い

町全体で割った密度372.3人/km²と、人の住める土地で割った密度393.7人/km²はほとんど変わりません。ただし県内順位は4位から11位へ下がり、住める土地あたりでみると県内で特に密ではありません。

住まいや店の場所を探すときは、地図で見た町の広さをそのまま人の住む範囲として読めます。


まとめ|6指標の最高と最低、そして2050年の4,256人

年齢の構成を示す6つの指標は、すべて県内の最高値か最低値です。年少人口率14.40%と生産年齢人口率61.00%は県内で一番高く、高齢化率24.60%は一番低い値です。高齢者1人あたり生産年齢人口2.48人は県内で一番多く、現役1人あたり非現役人数0.64人は一番少ない値です。65歳以上は14歳以下の1.71倍で、この比も県内で一番低い水準です。

ただし割合が示すのは構成で、人数は県内の中ほどです。3つの区分の実数は、いずれも県内20位から23位にあたります。

それでも推計で増えるのは65歳以上だけです。2050年の4,256人は2020年を上回り、働く世代と子どもは同じ期間に減ります。高齢の人を相手にする品ぞろえやサービスは相手の数が増える一方で、子どもや働く世代を相手にする場合は母数が縮んでいきます。

町全体の人数は減りますが、減り方は県内で最も小さい見通しです。長く住むことを考えるなら、-12.50%という減少率と、2050年でも県内で2番目に多い高齢者1人あたりの働く世代が材料になります。

昼間は4,251人増え、住民の出入りも県内で3番目に高い水準です。日中の来客を相手にする商売なら、住民票の人数より大きい母数を見込めます。

面積の94.50%が人の住める土地で、住まいや店の場所を探すときは、地図で見た町の広さをそのまま人の住む範囲として読めます。ただし住める土地あたりの密度でみると、県内順位は11番目に下がります。

この節の数値の基準は次のとおりです。

基準この節で使っている数値
住民基本台帳 2025年年少人口率14.40%・生産年齢人口率61.00%・高齢化率24.60%・高齢者1人あたり生産年齢人口2.48人・現役1人あたり非現役人数0.64人・1.71倍・年齢3区分の実数と県内20位から23位
住民基本台帳 2024年の動態住民の出入りの県内3番目
国勢調査 2020年(従業地・通学地集計)昼間と夜間の差+4,251人
将来推計(国勢調査2020年基準)4,256人・-12.50%・高齢者1人あたりの働く世代の県内2番目
国土地理院 2026年・総務省統計局 2024年可住地割合94.50%・可住地人口密度の県内11番目

この記事の数値が示す範囲

  • 住民基本台帳(2025年1月1日)・国勢調査(各年10月1日)・将来推計(国勢調査2020年基準)は、集計の方法と時点が違います。この記事では基準の違う数値をつないだ増減は出していません。
  • 可住地面積は統計上の区分です。実際に宅地かどうかや、宅地・農地・工業用地の内訳は含みません。
  • 可住地人口密度は町全体を平均した値で、町内のどこに人が集まっているかは対象外です。
  • 昼夜間人口比は小数第1位に丸めた値です。日中にどこから通ってきているかは、この記事の数値には含まれません。
  • 社会増減は職権記載・職権消除を含むため、転入から転出を引いた値と一致しません。
  • 将来推計は常住人口が対象です。2050年の昼間人口は公表されていません。

出典・情報基準日

データ出典基準日・年次
人口・世帯数・年齢3区分・人口密度総務省『住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数』2025年1月1日現在
転入・転出・出生・死亡・自然増減・社会増減・人口増減同上(人口動態)2024年1月〜12月
総人口の推移・昼間人口・夜間人口・昼夜間人口比総務省『国勢調査』2010・2015・2020年 各10月1日
将来推計(総人口・年齢3区分・構成率・扶養指標)国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(令和5(2023)年推計)』2023年12月公表・国勢調査2020年基準(推計値は2020・2040・2050年)
総面積国土地理院『全国都道府県市区町村別面積調』2026年4月1日現在
可住地面積・可住地割合・可住地人口密度総務省統計局『統計でみる市区町村のすがた 2026』(社会・人口統計体系 可住地面積)2024年データ(2026年6月19日公表)

推移の4時点は、2010年から2020年が国勢調査、2025年が住民基本台帳です。

データの見方

  • 住民基本台帳の人口は、届け出に基づく登録者の数です。国勢調査は調査時点に住んでいる場所を調べる全数調査で、同じ地域でも両者の値は一致しません。
  • 昼間人口は従業地・通学地集計による値で、通勤・通学による町外との出入りを反映しています。
  • 将来推計は、国勢調査2020年を基準に、出生・死亡・移動の傾向が続いた場合の値です。
  • 割合は小数を丸めているため、内訳の合計が全体と一致しない場合があります。
  • 順位の抜粋表にある ⋮ は省略を示すもので、連続した順位ではありません。

免責

本記事の数値は情報基準日時点のものです。最新の状況は各出典元および聖籠町の公式情報をご確認ください。

運営者情報

本記事は、新潟県の公的統計をもとに運営者が個人で作成しています。

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