十日町市の人口データ 65歳以上は6,824人減って県内2番目、それでも高齢化率は50.10%へ

データ

65歳以上の人数は、これからどうなるのか。推計では19,856人(2020年)から13,032人(2050年)へ減り、この6,824人の減少は県内で2番目に大きい値です。
それでも高齢化率は39.90%から50.10%へ上がり、高齢者1人あたりの働く世代は1.00人を割ります。十日町市の人口は47,124人で県内11位です。


県内11位の47,124人と、県内で8番目に高い高齢化率37.10%

十日町市の人口は47,124人で県内11位、世帯数は19,369世帯でこちらも県内11位です。可住地面積は総面積から林野と主要湖沼を除いた面積で、可住地割合はそれが総面積に占める割合です。人口密度は総面積あたり、可住地人口密度は可住地面積あたりの人数を指します。

指標値基準県内順位
総人口47,124人住民基本台帳 2025年11位
世帯数19,369世帯住民基本台帳 2025年11位
1世帯あたりの人数2.43人住民基本台帳 2025年県内で15番目に大きく、小さい順でも15番目(燕市と同率)
総面積591.33 km²国土地理院 2026年県内で9番目に広い
可住地面積191.31 km²総務省統計局 2024年県内で8番目に広い
可住地割合32.40%総務省統計局 2024年・国土地理院 2026年県内で19番目に高い
人口密度79.7人/km²住民基本台帳 2025年・国土地理院 2026年20位
可住地人口密度246.3人/km²住民基本台帳 2025年・総務省統計局 2024年県内で21番目に高い

2つの密度は分母が違うため、並べて差を取ることはできません。

総人口のうち14歳以下が年少人口、15〜64歳が生産年齢人口で、65歳以上が占める割合が高齢化率です。65歳以上1人あたりの15〜64歳の人数が高齢者1人あたり生産年齢人口、15〜64歳1人あたりの14歳以下と65歳以上の合計が現役1人あたり非現役人数です。

指標値県内順位
14歳以下4,339人県内で10番目に多い
15〜64歳25,290人県内で12番目に多い
65歳以上17,495人県内で10番目に多い
年少人口率9.20%県内で17番目に高い(妙高市と同率)
生産年齢人口率53.70%県内で7番目に低い
高齢化率37.10%県内で8番目に高い

いずれも住民基本台帳2025年の値です。高齢化率が40%を超える市町村は県内に1つあり、十日町市は該当しません。

順位市町村高齢化率
1阿賀町44.60
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6津南町37.70
7糸魚川市37.20
8十日町市37.10
9田上町37.00
10村上市36.90
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30聖籠町24.60

65歳以上は14歳以下の4.03倍で、この比は県内で12番目に高く、低い順に数えると19番目にあたります。14歳以下は同じ年齢の子どもが289.3人です。高齢者1人あたり生産年齢人口1.45人は県内で7番目に少なく、現役1人あたり非現役人数0.86人は県内で7番目に多い値です。

十日町市は新潟県の中越地方にあり、信濃川の流域に位置します。絹織物および手織物の産地で、十日町紬が知られています。


6,824人減る65歳以上と、県内で2番目に大きい減少幅

この章の問いは「65歳以上の人数はこれからどうなるのか」です。

▼【グラフ:population_forecast_age.png 十日町市の年齢3区分別の人口推計(2020年・2040年・2050年)】

推計では、65歳以上が19,856人(2020年)から15,474人(2040年)、13,032人(2050年)へ変わります。2020年から2050年の減少6,824人は、県内で2番目に大きい値です(最も大きいのは佐渡市の8,114人)。減少率-34.40%は県内で6番目に減少幅が大きい値です。

同じ30年間で、ほかの年齢区分の減り方は県内でこの位置にあります。15〜64歳は13,734人の減少で県内で11番目に大きく、14歳以下は3,233人の減少で県内で11番目に大きい値です。総人口は23,791人の減少で県内で9番目に大きく、減少率-47.80%は県内で5番目に大きい値です。65歳以上だけが2番目に大きい値です。

2020年から2050年に65歳以上が増えるのは県内で2市町村で、十日町市は該当しません。15〜64歳と14歳以下が増える市町村は県内にありません。

推計は2020年・2040年・2050年の3時点です。2020年から2040年は20年、2040年から2050年は10年で期間の長さが違うため、途中で減り方が変わったかどうかは、この3時点からは読めません。年齢別の移動の内訳はないため、なぜ65歳以上が減るのかは、この記事の数値では扱えません。

住民基本台帳2025年の65歳以上17,495人は、上の推計とは基準が違う別の統計です。

高齢の人を数の上で相手にする見込みは、いまの人数のままでは立ちません。


人数は13,032人へ減り、高齢化率は50.10%へ上がる推計

この章の問いは「65歳以上の人数が減るのに、高齢化率は上がるのか」です。前の章で見た人数の減少は、この問いでは割合が上がる理由の片方にあたります。

▼【グラフ:population_aging_rate.png 十日町市の高齢化率と65歳以上の人数の推計(2020年・2040年・2050年)】

推計の高齢化率は39.90%(2020年)から47.30%(2040年)、50.10%(2050年)へ上がります。市の人口の半分を超えます。同じ期間の65歳以上は19,856人から13,032人へ減ります。

割合が上がるのは、分子と分母の減り方が違うためです。65歳以上の減少率は-34.40%、市の人口の減少率は-47.80%です。減り方が大きいのは市の人口のほうです。推計の総人口は49,820人(2020年)から32,702人(2040年)、26,029人(2050年)へ変わります。

2050年に高齢化率が50%を超える見通しの市町村は県内で13あり、十日町市はそのひとつです。

順位市町村2050年高齢化率
1阿賀町63.80
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11津南町50.80
12五泉市50.50
13十日町市50.10
14糸魚川市49.50
15弥彦村48.80
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30粟島浦村30.20

この表の13位と14位のあいだで50%をまたぎます。県内での位置は、8番目に高い値から13番目に高い値へ動きます。推計の年少人口率は10.60%から7.80%へ、生産年齢人口率は49.60%から42.20%へ変わります(2020年の年少人口率は柏崎市と同率)。

住民基本台帳2025年の高齢化率37.10%は、上の推計とは基準が違う別の統計です。

割合が上がったことを高齢の人が増えたことだと読むと、人数を多く見積もります。


2040年に0.95人まで下がる高齢者1人あたりの働く世代

ここで見るのは、高齢者1人を支える働く世代の人数です。

▼【グラフ:population_support.png 十日町市の高齢者1人あたり生産年齢人口の推計(2020年・2040年・2050年)】

推計では、高齢者1人あたり生産年齢人口が1.24人(2020年)から0.95人(2040年)、0.84人(2050年)へ下がります。1.00人を下回る見通しの市町村は2020年で1、2040年で13、2050年で18あり、十日町市は2040年と2050年のどちらも該当します(2040年は妙高市と同率)。

働く世代1人あたりで数えると、向きは逆になります。現役1人あたり非現役人数は1.02人(2020年)から1.22人(2040年)、1.37人(2050年)へ増えます(2040年は加茂市と同率)。15〜64歳は24,706人から14,742人、10,972人へ変わり、2020年から2050年で13,734人の減少、減少率は-55.60%です。

15〜64歳は年齢で区切った人数で、働いている人の数ではありません。

住民基本台帳2025年の高齢者1人あたり生産年齢人口1.45人・現役1人あたり非現役0.86人・15〜64歳25,290人・生産年齢人口率53.70%は、上の推計とは基準が違う別の統計です。

高齢者の人数が減ることと、1人あたりで数えた重さは、別々に動きます。


県内で3番目に小さい社会移動回転率4.00%と、総減少の33.50%

1年で減った人数は、出入りと、生まれる人と亡くなる人の差に分けられます。社会増減は転入・転出と職権記載・職権消除による差で、プラスが増加、マイナスが減少を表します。自然増減は出生と死亡の差、寄与率は減った人数のうちそれぞれが占める割合、社会移動回転率は転入と転出を合わせた人数を人口で割った値を指します。

▼【グラフ:population_breakdown.png 十日町市の2024年の社会増減と自然増減】

指標値県内順位
転入769人県内で16番目に多い
転出1,100人県内で11番目に多い
社会増減-336人県内で27番目に多い
出生161人県内で12番目に多い
死亡829人県内で11番目に多い
自然増減-668人県内で21番目に多い
人口増減-1,004人県内で22番目に多い

いずれも住民基本台帳2024年の人口動態の値です。県内順位はいずれも値が大きい順に数えたものです。マイナスの指標では、順位が上ほど減少が小さいことを表します。

転入769人と転出1,100人を足した1,869人は、市の人口の4.00%です。この割合は県内で3番目に小さい値です(最も小さいのは加茂市の3.70%)。1日あたりの人数でみると、転入2.1人・転出3.0人、合わせて5.1人です。

1年間で減った1,004人のうち、自然増減によるものが66.50%、社会増減によるものが33.50%です。社会増減-336人は県内で4番目に大きいマイナスで、社会増減がプラスだったのは県内で5市町村です。十日町市は該当しません。社会増減は職権記載・職権消除を含むため、転入769人と転出1,100人の差とは一致しません。

出生161人は死亡829人の19.42%にあたり、この割合は県内で19番目に高い値です。死亡は出生の5.15倍です。1年間の人口増減率-2.09%は県内で10番目に減少率が大きい値で、2024年に人口が増えたのは県内で1市町村です。自然増減がプラスだった市町村はありません。

転入元・転出先の内訳は集計の対象外です。年齢別の移動の内訳もありません。この章の数値は2024年の1年間のもので、前の3章で扱った推計の20年・30年とは基準も期間も違います。

転入を数えるだけでは、減った人数の内訳は見えません。


15年で11,787人減、動く減少率の順位と昼夜間人口比97.7

夜間人口は市に住んでいる人の数、昼間人口は通勤・通学の移動をふまえて日中に市内にいる人の数です。昼夜間人口比は、夜間人口を100としたときの昼間人口にあたります。この章では実績の推移と、昼と夜の人数を置きます。

時点人口増減率県内順位(増減率)
2010年(国勢調査)58,911人——
2015年(国勢調査)54,917人-6.78%減少率が県内で8番目に大きい
2020年(国勢調査)49,820人-9.28%減少率が県内で5番目に大きい
2025年(住民基本台帳)47,124人-5.41%減少率が県内で13番目に大きい

2010年から2025年までの15年間で11,787人減り、減少率-20.01%は県内で7番目に減少幅が大きい値です。期ごとの減少率の県内順位は、8番目に大きい値から5番目、13番目へ動いています。

最後の期は、国勢調査2020年10月1日から住民基本台帳2025年1月1日までで、他の2期より短く、統計の基準も違います。-5.41%という値だけで、減り方が緩んだとも強まったとも言えません。3期続けて減少率が拡大した市町村は県内に5つあり、十日町市は該当しません。実績の5年と推計の20年・30年は、期間の長さが違います。

2020年の国勢調査では、夜間人口49,820人に対して昼間人口が48,692人で、差は1,128人です。昼夜間人口比97.7は県内で17番目に高い値で、差そのものは県内で9番目に小さい値です。昼間人口が夜間人口を下回るのは県内17市町村で、十日町市はそのひとつです。

夜間人口49,820人は2020年10月1日の国勢調査人口で、推計の2020年の総人口と同じ値です。推計人口から計算した人口密度は84.3人/km²から44.0人/km²へ、可住地人口密度は260.4人/km²から136.1人/km²へ変わります。分子だけが将来推計の値です。

通勤先・通学先の内訳は集計の対象外で、どこへ行くのかはこの統計では分かりません。


まとめ|6,824人減る高齢者と、50.10%へ上がる割合

冒頭の問いの答えは「減る」です。推計では65歳以上が19,856人(2020年)から13,032人(2050年)へ変わり、6,824人の減少は県内で2番目に大きい値です。同じ30年間で15〜64歳と14歳以下はどちらも県内で11番目に大きい減少で、65歳以上だけが2番目に大きい値です。

それでも高齢化率は39.90%から50.10%へ上がります。65歳以上の減少率-34.40%より、市の人口の減少率-47.80%のほうが大きいためです。2050年に50%を超える見通しの市町村は県内で13あり、十日町市はそのひとつです。県内での位置は8番目に高い値から13番目に高い値へ動きます。

高齢者1人あたりの働く世代は1.24人から0.84人へ下がり、2040年に1.00人を割ります。働く世代1人あたりの非現役人数は1.02人から1.37人へ増えます。

2024年の1年間では1,004人減り、そのうち66.50%が自然増減、33.50%が社会増減によるものでした。転入769人と転出1,100人を足した人数は市の人口の4.00%で、県内で3番目に小さい値です。

人口47,124人・世帯数19,369世帯はどちらも県内11位、高齢化率37.10%は県内で8番目に高い値です。2010年から2025年までの15年間では11,787人減りました。

人数が減ることと、割合が上がることと、1人あたりで数えた重さが増えることは、同時に起きています。どれか1つだけで先を見込むと、別の2つを見落とします。

この節の数値の基準は次のとおりです。

基準この節で使っている数値
住民基本台帳 2025年人口47,124人・世帯数19,369世帯・高齢化率37.10%
住民基本台帳 2024年の動態1,004人・66.50%・33.50%・転入769人・転出1,100人
住民基本台帳 2025年・2024年の動態社会移動回転率4.00%
国勢調査 2010・2015・2020年と住民基本台帳 2025年11,787人
将来推計(国勢調査2020年基準)65歳以上19,856人から13,032人・6,824人・-34.40%・高齢化率39.90%から50.10%・県内8番目から13番目・総人口の-47.80%・1.24人から0.84人・1.02人から1.37人・県内11番目・13市町村

この記事の数値が示す範囲

  • この記事は人口の統計だけを扱っています。産業・雇用・住宅・医療・福祉・学校・観光・気候・交通のデータは含みません。人が減る理由は、この記事の数値では扱えません。市にある産業については名前を挙げるだけで、人口の動きとは結びつけていません。
  • なぜ65歳以上が減るのかは扱えません。年齢別の移動の内訳がないためです。15〜64歳は年齢で区切った人数です。働いている人の数ではありません。転入元・転出先の内訳は集計の対象外です。
  • 社会増減は転入・転出と職権記載・職権消除による差で、プラスが増加、マイナスが減少を表します。転入から転出を引いた値とは一致しません。
  • 住民基本台帳(2025年1月1日)・国勢調査(各年10月1日)・将来推計(国勢調査2020年基準)は、集計の方法と時点が違います。2024年の人口動態は1年間の数値で、将来推計の20年・30年とは基準も期間も違います。
  • 将来推計は2020年・2040年・2050年の3時点で公表されています。2020年から2040年は20年、2040年から2050年は10年で期間の長さが違うため、途中で減り方が変わったかどうかは読めません。将来推計の2020年は、2020年10月1日の国勢調査人口を基準年としており、夜間人口49,820人と同じ値です。
  • 昼間人口は従業地・通学地集計による値で、通勤先・通学先の内訳は集計対象外です。昼と夜の差は引き算の値で、移動した人数を数えたものではありません。
  • 同じ年齢の子どもの人数は、14歳以下の人数を15の年齢に分けた公表値です。学年ごとの人数を示すものではありません。
  • 可住地面積は、総面積から林野と主要湖沼を除いた面積です。平地の広さを測ったものではありません。人口密度と可住地人口密度は分母が違い、どちらも市域全体を平均した値です。市内のどこに人が住んでいるかは対象外です。

出典・情報基準日

データ出典基準日・年次
人口・世帯数・年齢3区分・人口密度総務省『住民基本台帳に基づく人口・人口動態及び世帯数』2025年1月1日現在
転入・転出・出生・死亡・自然増減・社会増減・人口増減同上(人口動態)2024年1月〜12月
総人口の推移(2010・2015・2020年)・昼間人口・夜間人口・昼夜間人口比総務省『国勢調査』2010・2015・2020年 各10月1日(昼夜間は従業地・通学地集計)
将来推計(総人口・年齢3区分・構成率・扶養負担・推計人口による密度)国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(令和5(2023)年推計)』2023年12月公表・国勢調査2020年基準
総面積・人口密度の分母国土地理院『全国都道府県市区町村別面積調』2026年4月1日現在
可住地面積・可住地割合・可住地人口密度総務省統計局『統計でみる市区町村のすがた 2026』2024年データ

データの見方

  • 県内順位は、新潟県の30市町村すべてを並べたときの位置です。一部の市町村を取り出した中での順位ではありません。
  • 順位の向きは指標ごとに違います。この記事では、値が大きいほうから数えた順位と、小さいほうから数えた順位を、そのつど書き分けています。
  • 同じ値の市町村があるときは「同率」と書いています。
  • 人口の推移は、2010年から2020年までが国勢調査、2025年が住民基本台帳です。調査の方法が違うため、期ごとの増減をそのまま比べることはできません。

免責

本記事の数値は情報基準日時点のものです。最新の状況は各出典元および十日町市の公式情報をご確認ください。


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