この記事でわかること:
- 聖籠町の年間気温・降水量の長期トレンド(2003〜2024年)
- 猛暑日は少ないのに熱帯夜が県内1位という逆説的な気候の実態
- 大雨(日100mm超)の発生頻度の変化
- 月別の気温・降水量パターン(直近5年データ)
- 土砂災害リスクの評価(警戒区域0箇所の意味)
- 移住者・住宅購入者が知っておくべき気象リスク
① クイックデータカード
| 項目 | データ | 備考 |
|---|---|---|
| 年間平均気温(直近10年平均) | 14.3℃ | 県内28位(冷涼順)/30市町村 |
| 猛暑日数(直近10年平均) | 年間3.6日 | 県内22位(少ない方) |
| 熱帯夜日数(直近10年平均) | 年間17.1日 | 県内1位(最多) |
| 年間降水量(直近10年平均) | 1,652mm | 県内30位(最少) |
| 日100mm超の大雨日数(直近10年平均) | 年間0.4日 | 県内11位 |
| 土砂災害警戒区域数 | 0箇所 | 特別警戒0・警戒0(令和7年3月末現在) |
※ 参照観測所:松浜(AMeDAS 54236)
※ 直近10年平均は2014〜2023年(出典:気象庁 過去の気象データ検索)
② 長期気温トレンド(2003〜2024年):聖籠町はどれだけ暑くなったか
年間平均気温の推移(2003〜2024年)
▼【グラフ:seiro_avg_temp_30y.png|2003〜2024年の年間平均気温の棒グラフ。2004-2013年平均(13.8℃)と2014-2023年平均(14.3℃)の水平線を重ねる。横軸=年、縦軸=℃】

出典:気象庁 過去の気象データ検索(松浜観測所 54236、2003〜2024年)
松浜観測所は2003年から観測を開始しており、利用可能なデータは2003〜2024年の22年間です。
- 直近10年(2014〜2023年)の平均:14.3℃
- 前10年(2004〜2013年)の平均:13.8℃
- 上昇幅:+0.5℃
気温の上昇傾向は明確で、特に2020年以降に加速しています。2023年は15.4℃、2024年も15.1℃と近年は高温が続いており、県内観測所の中でも温暖な部類に属します(気象庁 過去の気象データ検索 より)。
聖籠町は日本海に面した平野部に位置するため、内陸の山間部と比べると温暖であることが特徴です。冬日数(最低気温0℃未満の日)は直近10年平均32.8日と比較的少なく、冬の寒さもやわらいでいます(気象庁 過去の気象データ検索 より算出)。
猛暑日・真夏日・熱帯夜の年間日数の推移(2004〜2023年)
▼【グラフ:seiro_heat_days_30y.png|2004〜2023年の猛暑日数(35℃以上)・真夏日数(30℃以上)・熱帯夜数(最低25℃以上)の3指標を折れ線で重ねたグラフ。2023年の熱帯夜46日を強調】

出典:気象庁 過去の気象データ検索(松浜観測所、2004〜2023年)
| 期間 | 猛暑日数(平均) | 真夏日数(平均) | 熱帯夜数(平均) |
|---|---|---|---|
| 2004〜2013年平均 | 1.7日 | 29.1日 | 12.7日 |
| 2014〜2023年平均 | 3.6日 | 33.5日 | 17.1日 |
| 増加幅 | +1.9日(+112%) | +4.4日(+15%) | +4.4日(+35%) |
特に注目すべきは熱帯夜(最低気温25℃以上)の増加です。直近10年平均17.1日は新潟県内30市町村で最多であり(出典:気象庁 過去の気象データ検索)、前10年の12.7日から+4.4日(+35%)増加しています。
猛暑日数3.6日は県内22位(少ない方)にとどまりますが、熱帯夜が最多という状況は「昼は比較的凌ぎやすいが、夜は最も蒸し暑い」という聖籠町の気候特性を端的に示しています。日本海沿岸の平地では海からの湿気が夜間の気温低下を抑える傾向があり、これが熱帯夜の多さにつながっています。
2023年は猛暑日18日・熱帯夜46日と突出した記録年でした。
10年ごとの気温変化の比較
| 期間 | 年間平均気温 |
|---|---|
| 2004〜2013年 | 13.8℃ |
| 2014〜2023年 | 14.3℃ |
(出典:気象庁 過去の気象データ検索)
2004〜2013年の期間は13.5〜14.4℃の幅で推移し、比較的安定していました。2014〜2023年では13.6〜15.4℃とばらつきが大きくなり、2023年の15.4℃は観測期間中の最高値です。
③ 短期詳細(過去5年):最近の夏はどうだったか
直近5年の月別平均気温(2019〜2023年)
▼【グラフ:seiro_monthly_temp_5y.png|2019〜2023年の各年の月別平均気温を折れ線で5年分重ねる。25℃・35℃ラインを横線で表示。2023年を強調色にする】

出典:気象庁 過去の気象データ検索(松浜観測所、2019〜2023年)
直近5年(2019〜2023年)の月別平均気温(5年平均):
| 月 | 5年平均気温 | 最高年 | 最低年 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 3.1℃ | 2020年 5.3℃ | 2021年 2.0℃ |
| 2月 | 3.9℃ | 2020年 5.1℃ | 2022年 2.5℃ |
| 3月 | 7.8℃ | 2023年 8.8℃ | 2022年 7.0℃ |
| 4月 | 11.2℃ | 2023年 12.5℃ | 2020年 10.0℃ |
| 5月 | 16.8℃ | 2019年 17.6℃ | 2021年 16.4℃ |
| 6月 | 21.4℃ | 2020年 22.2℃ | 2019年 20.3℃ |
| 7月 | 25.4℃ | 2022年 26.4℃ | 2020年 23.5℃ |
| 8月 | 27.8℃ | 2023年 30.6℃ | 2021年 26.5℃ |
| 9月 | 23.9℃ | 2023年 25.9℃ | 2021年 22.2℃ |
| 10月 | 17.0℃ | 2019年 17.7℃ | 2022年 16.1℃ |
| 11月 | 11.9℃ | 2022年 12.5℃ | 2019年 11.2℃ |
| 12月 | 5.8℃ | 2019年 6.9℃ | 2022年 4.9℃ |
最も暑い月は8月(5年平均27.8℃)、最も寒い月は1月(5年平均3.1℃)です。年間の気温差は約25℃と、日本海沿いの平地らしい気温変化を示しています。
2023年8月の月平均30.6℃は5年間で最高値です。同年は猛暑日18日・熱帯夜46日という記録年であり、8月中は夜間も気温が下がらない状態が長期間続きました(気象庁 過去の気象データ検索)。
直近5年の猛暑日数・熱帯夜数・冬日数
出典:気象庁 過去の気象データ検索(松浜観測所)
| 年 | 猛暑日数 | 熱帯夜数 | 冬日数 |
|---|---|---|---|
| 2019年 | 2日 | 23日 | 17日 |
| 2020年 | 6日 | 17日 | 13日 |
| 2021年 | 4日 | 13日 | 46日 |
| 2022年 | 1日 | 17日 | 44日 |
| 2023年 | 18日 | 46日 | 34日 |
| 5年平均 | 6.2日 | 23.2日 | 30.8日 |
5年平均の熱帯夜数23.2日は直近10年平均(17.1日)を大幅に上回っており、2019年・2023年の熱帯夜多発が平均を引き上げています。猛暑日の5年平均6.2日も直近10年平均(3.6日)より高く、近年の高温化傾向が反映されています。
④ 長期降水量トレンド(2003〜2024年):雨の降り方はどう変わったか
年間降水量の推移(2003〜2024年)
▼【グラフ:seiro_precip_30y.png|2003〜2024年の年間降水量(棒グラフ)と5年移動平均(折れ線)の複合グラフ。全国平均1,694mmのラインも表示。横軸=年、縦軸=mm】

出典:気象庁 過去の気象データ検索(松浜観測所、2003〜2024年)。全国平均1,694mmは気象庁「日本の年間降水量平年値」(平年値基準期間1991〜2020年)より。
- 直近10年(2014〜2023年)の平均:1,652mm
- 前10年(2004〜2013年)の平均:1,671mm
- 変化の特徴:総量はほぼ横ばい。年変動が大きい(最少2019年1,257mm〜最大2020年2,060mm)
年間降水量1,652mmは新潟県内30市町村で最少(県内30位、出典:気象庁 過去の気象データ検索)です。全国平均1,694mmとほぼ同水準であり、「豪雪・豪雨のイメージが強い新潟県」の中では例外的に降水量が少ない地域です。
変動幅の大きさも特徴です。少雨年(2019年:1,257mm)と多雨年(2020年:2,060mm)の差は803mmとなっています(気象庁 過去の気象データ検索 より)。
大雨(日100mm超・日50mm超)の頻度変化
▼【グラフ:seiro_heavy_rain_30y.png|2004〜2023年の「日100mm超日数」と「日50mm超日数」の年間発生回数を棒グラフで並べる。10年ごとの平均値を水平線で表示】

出典:気象庁 過去の気象データ検索(松浜観測所、2004〜2023年)
| 期間 | 日100mm超(平均) | 日50mm超(平均) |
|---|---|---|
| 2004〜2013年 | 0.2日/年 | 2.9日/年 |
| 2014〜2023年 | 0.4日/年 | 2.6日/年 |
日100mm超の大雨は2004〜2013年平均0.2日/年から2014〜2023年平均0.4日/年へと頻度が倍増しています。絶対数は少ないものの、増加傾向が読み取れます。
2020年は年間2日の日100mm超が発生し(7月に集中)、年間降水量も2,060mmと観測期間中の最大を記録しました。一方、2019年は年間降水量1,257mmと極端な少雨年でした(出典:気象庁 過去の気象データ検索)。
⑤ 短期詳細(過去5年):近年の降水量の実態
直近5年の月別降水量
▼【グラフ:seiro_monthly_precip_5y.png|2019〜2023年の各年の月別降水量を折れ線で5年分重ねる。5年月別平均を背景に薄く表示。300mmラインを横線で示す】

出典:気象庁 過去の気象データ検索(松浜観測所、2019〜2023年)
直近5年(2019〜2023年)の月別降水量:
| 月 | 5年平均 | 最多年 | 最少年 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 149.6mm | 2021年 185.5mm | 2023年 99.5mm |
| 2月 | 86.0mm | 2023年 109.0mm | 2019年 54.0mm |
| 3月 | 88.1mm | 2020年 113.0mm | 2021年 73.0mm |
| 4月 | 92.0mm | 2021年 101.5mm | 2023年 76.0mm |
| 5月 | 97.4mm | 2023年 146.0mm | 2019年 61.0mm |
| 6月 | 131.1mm | 2022年 197.5mm | 2021年 69.5mm |
| 7月 | 264.1mm | 2020年 689.5mm | 2019年 76.5mm |
| 8月 | 155.1mm | 2022年 328.5mm | 2023年 1.0mm |
| 9月 | 128.5mm | 2020年 266.5mm | 2019年 20.0mm |
| 10月 | 133.7mm | 2019年 192.0mm | 2020年 75.0mm |
| 11月 | 158.3mm | 2021年 231.0mm | 2019年 99.5mm |
| 12月 | 232.7mm | 2022年 369.5mm | 2019年 109.5mm |
5年間で最も降水量が多い月は7月(5年平均264mm)です。梅雨末期から夏にかけての降水が集中する傾向があります。
特筆すべき月:
- 2020年7月:689.5mm(5年間で最多。この月に日100mm超2日が発生)
- 2023年8月:1.0mm(記録的猛暑年・ほぼ無降雨。5年間で最少の月降水量)
- 2022年8月:328.5mm(大雨年。2023年の同月と実に327mmの差がある)
同じ7〜8月でも、「2020年7月の集中豪雨」「2023年8月の無降雨猛暑」のように極端な差が生じます。夏の降水量のばらつきが非常に大きい地域です。
⑥ 今後の見通し:気温・大雨はどう変化するか
長期トレンドからの評価
②・④のデータが示す変化を整理します。
気温上昇:松浜観測所では年間平均気温が2004〜2013年平均13.8℃から2014〜2023年平均14.3℃へと+0.5℃上昇しています。2023年の15.4℃は観測期間中の最高値です。熱帯夜数は前10年の12.7日から直近10年17.1日へと+35%増加しており、夜間の蒸し暑さが顕著に増しています(出典:気象庁 過去の気象データ検索)。
降水量:年間総量は20年間でほぼ横ばい(前10年1,671mm→直近10年1,652mm)です。日100mm超の大雨は前10年0.2日/年から直近10年0.4日/年へと頻度が増加しており、降水の集中傾向が読み取れます(出典:気象庁 過去の気象データ検索)。
将来見通し
気象庁「地球温暖化予測情報 第9巻」(2017年)および環境省の気候変動適応情報プラットフォームでは、北陸地域を含む日本全体で21世紀末にかけて平均気温の上昇と短時間強雨の増加が予測されています。具体的な数値は最新の報告書(気象庁公式サイト)でご確認ください。
移住・住宅選択への示唆:
- 熱帯夜が現在でも県内最多(17.1日)の地域であり、今後さらに増加が見込まれます。寝室のエアコン設置は必須です
- 年間降水量は少ないものの、7月の集中豪雨リスクは実在します。2020年7月のような大雨年への備えが必要です
- 土砂災害警戒区域は0箇所であり、地形的なリスクは極めて低い地域です
⑦ 土砂災害リスク
出典:新潟県 土砂災害警戒区域等マップ(令和7年3月31日現在)
聖籠町には土砂災害警戒区域が0箇所指定されています(特別警戒区域0箇所・警戒区域0箇所)。
聖籠町は日本海に面した平坦な地形が広がっており、急傾斜地や渓流沿いの地区がほとんど存在しません。土砂災害の地形的条件を満たすエリアが少ないことが、警戒区域0箇所の理由です。
これは新潟県内30市町村の中でも例外的な水準です。移住・住宅購入の観点では、土砂災害リスクが極めて低い地域として評価できます。ただし、洪水・内水氾濫など他の水害リスクについては国土交通省「ハザードマップポータルサイト」または聖籠町公式サイトの防災マップで候補地の位置を確認してください。
⑧ 季節ごとの気象リスクカレンダー
出典:気象庁 過去の気象データ検索(松浜観測所、2019〜2023年5年平均)
| 月 | 主な気象リスク | 目安データ(5年平均) |
|---|---|---|
| 1月 | 積雪・凍結路面・冬型降雨 | 月降水量150mm |
| 2月 | 積雪・凍結 | 月降水量86mm |
| 3月 | 融雪期の増水・夜間凍結残存 | 月平均気温7.8℃ |
| 4月 | 残雪・春雨 | 月平均気温11.2℃ |
| 5月 | 突発的大雨 | 月降水量97mm |
| 6月 | 梅雨前線による大雨 | 月降水量131mm |
| 7月 | 集中豪雨リスク | 月降水量5年平均264mm(最大2020年690mm) |
| 8月 | 熱帯夜・猛暑(年によって降水量の差が極大) | 熱帯夜:5年最大46日 / 月降水量:1〜329mm |
| 9月 | 台風・秋雨前線 | 月降水量129mm |
| 10月 | 秋雨・初霜 | 月降水量134mm |
| 11月 | 冬型の降雨・降雪開始 | 月降水量158mm |
| 12月 | 冬型多雨・積雪開始 | 月降水量233mm(最大2022年370mm) |
特に注意が必要な時期は7月(集中豪雨)と7〜9月(熱帯夜)です。
⑨ 近隣市町村との気候比較
▼【グラフ:seiro_nearby_climate.png|聖籠町と近隣4市町村の熱帯夜数・猛暑日数・年間降水量・年間平均気温を横棒グラフ4パネルで比較。聖籠町を強調色】

出典:気象庁 過去の気象データ検索(2014〜2023年直近10年平均)
| 市町村 | 年間平均気温 | 猛暑日数(10年平均) | 熱帯夜数(10年平均) | 年間降水量 | 日100mm超(10年平均) |
|---|---|---|---|---|---|
| 聖籠町 | 14.3℃(28位) | 3.6日(22位) | 17.1日(1位) | 1,652mm(30位) | 0.4日(11位) |
| 新潟市 | 14.4℃(29位) | 4.8日(20位) | 15.8日(3位) | 1,803mm(27位) | 0.2日(21位) |
| 阿賀野市 | 13.6℃(10位) | 12.4日(2位) | 4.1日(19位) | 1,830mm(23位) | 0.1日(26位) |
| 新発田市 | 14.2℃(20位) | 8.8日(12位) | 10.9日(9位) | 2,344mm(11位) | 0.5日(5位) |
| 胎内市 | 14.2℃(23位) | 8.8日(13位) | 10.9日(10位) | 2,344mm(12位) | 0.5日(6位) |
※ ランクは新潟県内30市町村でのランキング。気温は冷涼順(低い方が1位)、降水量・猛暑日・熱帯夜・日100mm超は多い方が1位。
聖籠町の最大の特徴は、近隣と比べた際の熱帯夜数の突出した多さです。隣接する新潟市(15.8日)との差は+1.3日、内陸の阿賀野市(4.1日)との差は+13.0日にも達します。猛暑日数は近隣最少(3.6日)にもかかわらず熱帯夜最多という逆転現象は、海岸に近い平地特有の気候を反映しています。
一方、年間降水量1,652mmは近隣5市町村の中で最少です。新発田市・胎内市(ともに2,344mm)の約7割の降水量であり、「雨の少ない海岸町」という印象です。
⑩ 移住者・住宅購入者へのアドバイス
夏の暮らし方
聖籠町の夏(7〜8月)の猛暑日数は直近10年平均3.6日です(出典:気象庁 過去の気象データ検索)。同じ新潟県内の阿賀野市(12.4日)や新発田市(8.8日)と比べると、最高気温が35℃を超える日は少ない傾向にあります。
ただし熱帯夜(最低気温25℃以上)は年間17.1日と県内最多であり、夜間の蒸し暑さは全県最強です。
- 寝室のエアコンは必須です。夜間に気温が下がりにくい海岸部の特性上、窓を開けるだけでは就寝時の暑さは解消されません
- 2023年のように熱帯夜が46日に達する年があります。エアコンの稼働期間を想定した光熱費の見通しを立てておくことを推奨します
- 猛暑日自体は少ないため、昼間の屋外作業のリスクは内陸部より低い傾向にあります
大雨への備え
- 7月は年間最多降水月(5年平均264mm)です。2020年7月には690mmに達しており、集中豪雨への備えが必要です
- 8月は猛暑年(2023年:1mm)と大雨年(2022年:329mm)が極端に入れ替わるほど変動が大きい月です
- 日100mm超の大雨は年平均0.4回(直近10年)発生します。排水・浸水対策は確認しておいてください
土砂災害・地形リスク
土砂災害警戒区域は0箇所であり、平地・海岸地形が広がる聖籠町では土砂崩れのリスクは極めて低い地域です。ただし洪水・内水氾濫については国土交通省のハザードマップで確認してください。
冬の暮らし方(積雪・凍結)
冬日数(最低気温0℃未満の日数)は直近10年平均32.8日です(出典:気象庁 過去の気象データ検索 より算出)。日本海に面した平地のため積雪は少なめですが、凍結路面は11月〜2月に発生します。積雪データの詳細は積雪専用記事をご参照ください。
まとめ
聖籠町の気温・降水量データから読み取れる4点を整理します。
① 熱帯夜が県内1位(17.1日)、猛暑日は少ない(3.6日)という逆説:日本海に近い平地の特性として、昼の最高気温は内陸ほど上がらないものの、夜間の気温が下がりにくく熱帯夜が最多となっています。移住後の夏の生活では「夜の蒸し暑さ」への備えが最重要です(出典:気象庁 過去の気象データ検索)。
② 年間降水量1,652mmは県内最少:全国平均(1,694mm)とほぼ同水準であり、新潟県の中では例外的に雨が少ない地域です。ただし7月の集中豪雨(2020年:690mm)のように年によって極端な大雨が発生することもあります(出典:気象庁 過去の気象データ検索)。
③ 土砂災害警戒区域0箇所:平坦な地形のため、新潟県内で最も土砂災害リスクが低い地域のひとつです(出典:新潟県 土砂災害警戒区域等マップ)。洪水・内水氾濫については別途ハザードマップの確認が必要です。
④ 気温上昇トレンドは明確:前10年(2004〜2013年)から直近10年(2014〜2023年)で平均気温が+0.5℃上昇し、熱帯夜は+4.4日増加しています。2023年の記録(猛暑日18日・熱帯夜46日)が今後の標準に近づく可能性があります。
出典・情報基準日
| データ | 出典 | 基準日・期間 |
|---|---|---|
| 年間平均気温・年間降水量 | 気象庁AMeDAS 気象庁 過去の気象データ検索(松浜観測所 54236) | 2003〜2024年 |
| 猛暑日・真夏日・熱帯夜・冬日等 | 気象庁AMeDAS 気象庁 過去の気象データ検索(松浜観測所) | 2004〜2023年 |
| 日100mm超・日50mm超 | 気象庁AMeDAS 気象庁 過去の気象データ検索(松浜観測所) | 2004〜2023年 |
| 月別気温・降水量 | 気象庁AMeDAS 気象庁 過去の気象データ検索(松浜観測所) | 2019〜2023年 |
| 30市町村サマリー・ランキング | 気象庁 過去の気象データ検索 | 2014〜2023年平均 |
| 土砂災害警戒区域数 | 新潟県 / 新潟県 土砂災害警戒区域等マップ | 令和7年(2025年)3月31日現在 |
| 全国年間降水量平年値 | 気象庁「日本の気候」(平年値基準期間1991〜2020年) | — |
次回更新推奨:毎年11月(夏シーズンデータ確定後)

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