三条市の危険な場所は?交通事故・遭難・獣害の実態をデータで整理(令和5年)

事故・災害

三条市では、令和5年に交通事故134件(死者0人・負傷者153人・死亡事故0件)、令和5年度のクマ目撃・痕跡16件が確認されています。
市内には粟ヶ岳(1,293m・初中級)があり、山岳遭難の対象山として整理されています。

交通事故件数は県内4位、クマの目撃・痕跡件数は県内16位(柏崎市・阿賀野市と同順位)で、県30市町村の交通事故件数合計に対する三条市の割合は約4.9%です。

この記事では、警察庁・新潟県の公表データをもとに、三条市で発生している事故・獣害のデータを整理します。


この記事でわかること

  • 交通事故は令和5年に134件発生(県内4位)。死者0人・負傷者153人、死亡事故0件
  • 主要山岳は粟ヶ岳(1,293m・初中級)。県全体の山岳遭難は126件
  • クマ目撃・痕跡は16件(県内16位・柏崎市・阿賀野市と同順位)
  • 三条市は交通事故・山岳遭難・獣害(クマ)の3テーマ該当(水難事故は非該当)

① 発生件数サマリー(令和5年・令和5年度)

三条市で確認されている事故・獣害の件数を確認します。

テーマ発生件数内訳県内順位・比較
交通事故134件死者0人・負傷者153人(死亡事故0件)県内4位
山岳遭難(県)126件死者13人・行方不明2人・負傷49人・無事救出80人県全体データのみ
クマ目撃・痕跡16件目撃11件・痕跡5件県内16位

※出典:交通事故=警察庁/新潟県警/山岳遭難=警察庁「山岳遭難の概況」/クマ=新潟県 鳥獣被害対策支援センター
※水難事故は三条市について該当データがないため、本記事では扱いません。


② 交通事故が起こりやすい場所

三条市の令和5年の交通事故は134件で、新潟県30市町村の中で4位です。1位は新潟市(1,204件)、2位は長岡市(276件)、3位は上越市(188件)で、5位以下は燕市(98件)・新発田市(91件)と続きます。県30市町村の交通事故件数合計2,721件のうち、三条市が占める割合は約4.9%です。

死者は0人、負傷者は153人、死亡事故は0件でした。

中越地区の他自治体と比較すると、長岡市276件・柏崎市70件・見附市45件・小千谷市42件で、三条市は長岡市に次ぐ件数です。


▼【地図:sanjo_traffic_map.png 三条市の交通事故発生エリア(令和5年)】

※市町村別集計のため、市内の個別多発地点データはマスターDBに収録していません。マップは市域単位の発生件数を示します。


▼【グラフ:sanjo_traffic_ranking.png 新潟県30市町村 交通事故発生件数ランキング(令和5年)】

⚠️ 注意: 交通事故は交通量に比例する側面があるため、絶対件数だけで「危険度」を語ることはできません。人口・交通量が多い自治体で件数が多くなる傾向があります。この記事では「発生件数が134件・死者0人・負傷者153人」という観察事実を提示するに留めます。


③ 遭難しやすい山

新潟県全体の令和5年の山岳遭難は126件(遭難者144人・死者13人・行方不明2人・負傷49人・無事救出80人)です。全国的な統計では、遭難態様は道迷いが33.7%、次いで滑落17.3%・転倒16.9%となっています(警察庁)。

三条市内の主要山岳は粟ヶ岳(標高1,293m・難易度初中級)です。加茂市にまたがる山で、登山コースが整備されています。

三条市内の主要山岳:

山名標高難易度分類
粟ヶ岳1,293m初中級

▼【地図:sanjo_mountain_map.png 三条市の主要山岳(粟ヶ岳)】

⚠️ 注意: 山岳遭難の県別統計は都道府県計までで、山ごとの件数は非公表です。初中級難易度の山でも道迷い・滑落・疲労による遭難が発生するため、地図・雨具・水分・熊鈴を携行し、コース選択と装備に留意してください。


④ 獣害(クマ)が発生する場所

三条市の令和5年度のクマ目撃・痕跡件数は16件(目撃11件・痕跡5件)で、県内16位です。同じ16件で並ぶのは柏崎市(目撃13・痕跡3)と阿賀野市(目撃12・痕跡4)の2市で、県内16位はこの3市が同順位です。

中越地区の他自治体と比較すると、長岡市(146件)・魚沼市(123件)・十日町市(105件)・五泉市(79件)が上位に位置し、三条市は加茂市(13件)・見附市(6件)と近い水準です。

中越・近隣地区のクマ目撃・痕跡件数(令和5年度):

市町村合計件数内訳(目撃・痕跡)
長岡市146件目撃98・痕跡48
魚沼市123件目撃68・痕跡55
十日町市105件目撃69・痕跡36
五泉市79件目撃52・痕跡27
三条市16件目撃11・痕跡5
加茂市13件目撃12・痕跡1
見附市6件目撃6・痕跡0

▼【グラフ:sanjo_kuma_ranking.png 新潟県 クマ目撃・痕跡件数ランキング(令和5年度)】

⚠️ 注意: 目撃・痕跡件数は住民の通報件数であり、住宅地に近い方が件数が多く記録される傾向があります。実際のクマの生息数とは別の指標です。山間部・農地では通報されないケースもあり、目撃件数が少ない=安全とは限りません。

新潟県全体のイノシシ被害額(参考): 令和5年度は6,964万円(農林水産省調べ)。市町村別内訳は非公表です。


⑤ データの見方・注意点

発生件数 ≠ 「危険度」

この記事で示す件数は、公表された事故・被害件数を客観的に整理したものです。「三条市が危険」等の判断は、交通量・人口・地形など複数の要因を考慮する必要があり、件数のみでは判断できません。

データの集計期間について

  • 交通事故:令和5年(1月〜12月)
  • 山岳遭難:令和5年(警察庁公表・都道府県計)
  • クマ:令和5年度(4月〜翌3月)
  • イノシシ被害額:令和5年度

集計期間がテーマにより異なる点にご注意ください。

該当テーマがない市町村について

この記事は三条市についてのものです。三条市は交通事故・山岳遭難・獣害(クマ)の3テーマ該当で、水難事故は該当データがないため本記事では扱っていません。他市町村については、それぞれの記事をご参照ください。


まとめ

三条市の危険な場所の特徴

  • 交通事故は令和5年に134件(県内4位)。死者0人・負傷者153人・死亡事故0件で、県30市町村の交通事故件数合計の約4.9%を占める
  • 主要山岳は粟ヶ岳(1,293m・初中級)。県全体の山岳遭難は126件
  • クマ目撃・痕跡は16件で県内16位(柏崎市・阿賀野市と同順位)
  • 水難事故は該当データがないため、本記事では3テーマ(交通事故・山岳遭難・獣害)を扱う

出典

  • 交通事故:警察庁「交通事故統計」/新潟県警(令和5年)
  • 山岳遭難:警察庁「令和5年における山岳遭難の概況等」(令和6年6月公表・都道府県計)
  • クマ目撃:新潟県 鳥獣被害対策支援センター「ツキノワグマ目撃(出没)情報記録表(令和5年度)」
  • イノシシ被害額:農林水産省「野生鳥獣による農作物被害状況(令和5年度)」
  • 主要山岳リスト:やまクエ・日本二百名山データ

データ基準日:令和5年(2023年)・令和5年度
次回更新推奨:翌年公表データ発表後

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