新潟市の人口データ 社会増減は県内1位の+441人、減った6,062人は出生と死亡の差

データ

新潟市の人口は761,503人で県内1位です。2024年の1年間で6,062人減りました。
ただし転入・転出と職権記載・消除による社会増減は+441人で、県内30市町村のうち最も多い値です。減った分は、生まれた人4,111人と亡くなった人10,614人の差から出ています。


人口761,503人と、県内1位が並ぶ規模

新潟市の人口は761,503人で、県内1位です。世帯数351,489世帯も県内1位です。

総面積のうち人が住める区分として集計されるのが可住地面積で、その面積で人口を割った値が可住地人口密度です。

指標値基準県内順位
総人口761,503人住民基本台帳 2025年1位
世帯数351,489世帯住民基本台帳 2025年1位
1世帯あたりの人数2.17人住民基本台帳 2025年県内で4番目に小さい(阿賀町と同率)
総面積726.01 km²国土地理院 2026年県内で8番目に広い
可住地面積670.28 km²総務省統計局 2024年県内で一番広い
可住地割合92.30%総務省統計局 2024年県内で3番目に高い
人口密度1,048.9人/km²住民基本台帳 2025年・国土地理院 2026年1位
可住地人口密度1,136.1人/km²住民基本台帳 2025年・総務省統計局 2024年県内で一番高い
世帯数を可住地面積で割った値524.4世帯/km²住民基本台帳 2025年・総務省統計局 2024年県内で一番多い

人口・世帯数・可住地面積と、3つの密度がいずれも県内1位です。1世帯あたりの人数2.17人だけは県内で4番目に小さい値で、阿賀町と同率です。

昼夜間人口比は、夜間人口を100としたときの昼間人口にあたる値です。新潟市の昼間人口は799,446人で、夜間人口789,275人を10,171人上回ります。この差は県内で一番大きい値で、昼間人口が夜間人口を上回るのは県内30市町村のうち12です。比でみると101.3です。

新潟市は下越地方にある新潟県の県庁所在地です。信濃川と阿賀野川が日本海に流れ込む位置にあり、2007年4月に政令指定都市へ移行しました。


県内で3番目に高い年少人口率11.10%

年少人口は14歳以下、生産年齢人口は15〜64歳を指します。高齢化率は、65歳以上が総人口に占める割合です。

指標値県内順位
14歳以下84,462人県内で一番多い
15〜64歳461,817人県内で一番多い
65歳以上215,224人県内で一番多い
年少人口率11.10%県内で3番目に高い(新発田市と同率)
生産年齢人口率60.60%県内で2番目に高い
高齢化率28.30%県内で2番目に低い

いずれも住民基本台帳2025年の値です。

順位市町村年少人口率
1聖籠町14.40
2刈羽村11.40
3新潟市11.10 ※同率
3新発田市11.10 ※同率
5長岡市10.90 ※同率
5南魚沼市10.90 ※同率

高齢化率28.30%は県内で2番目に低い値ですが、65歳以上の人数215,224人は県内で一番多い値です。割合と人数で、県内での位置が逆になります。

65歳以上は14歳以下の2.55倍で、この比は県内で2番目に低い水準です。14歳以下を15の年齢に分けると、同じ年齢の子どもが5,630.8人にあたります。


減った6,062人のうち自然増減-6,503人と社会増減+441人

2024年の1年間で、新潟市の人口は6,062人減りました。自然増減は出生と死亡から、社会増減は転入・転出と職権記載・消除から計算されます。社会移動回転率は転入と転出を合わせた人数を人口で割った値で、死亡出生比は死亡を出生で割った値です。

同じ1年に、転入は28,069人、転出は27,541人でした。社会増減は+441人で、県内30市町村のうち最も多い値です。転入と転出の差ではありません。

生まれた人は4,111人、亡くなった人は10,614人で、自然増減は-6,503人です。

▼【グラフ:population_breakdown.png 新潟市の2024年の転入・転出と出生・死亡】

減った6,062人は、引っ越しの出入りから出ていません。社会増減がプラスだったのは県内で5市町村あり、新潟市はそのひとつです。自然増減がプラスだった市町村はありません。

順位市町村社会増減
1新潟市441
2湯沢町265
3妙高市54
4弥彦村24
5聖籠町12
───── 0(増加と減少の境) ─────
6粟島浦村0
7出雲崎町-4
順位市町村人口増減(実数)
1湯沢町146
───── 0(増加と減少の境) ─────
2粟島浦村-11
⋮⋮⋮
28上越市-2,471
29長岡市-2,944
30新潟市-6,062

減った人数は県内で一番大きいのですが、率でみると-0.79%で、減少率は県内で4番目に小さい値です。人数と率で、県内での位置が入れ替わります。

指標値県内順位
出生が死亡に占める割合38.73%県内で2番目に高い
死亡出生比2.58倍順位なし
社会移動回転率7.30%県内で4番目に高い

いずれも住民基本台帳の2024年の動態です。社会移動回転率の分母は2025年1月1日の人口です。

転入と転出を合わせた55,610人は県内で一番多い人数です。1日あたりでは転入76.9人、転出75.5人にあたります。


期ごとに増える人口の減少幅と、そろわない区間の長さ

4時点のうち2010年から2020年は国勢調査、2025年は住民基本台帳の値です。

時点人口前の時点から減った人数増減率県内順位(減少率の低い順)
2010年(国勢調査)811,901人———
2015年(国勢調査)810,157人-1,744人-0.21%3位
2020年(国勢調査)789,275人-20,882人-2.58%2位
2025年(住民基本台帳)761,503人-27,772人-3.52%8位

▼【グラフ:population_trend.png 新潟市の人口推移(2010年から2025年)】

期ごとに減った人数は増えています。ただし最後の区間は、国勢調査2020年10月1日から住民基本台帳2025年1月1日までで、他の2区間より短く、統計の基準も違います。区間の長さがそろわないので、減り方が速くなったとは読めません。

2010年から2025年までに減った人数は50,398人です。減少率-6.21%は、減少幅が県内で3番目に小さい値です。減少率が3期続けて拡大したのは県内で5市町村あり、新潟市はそのひとつです。


65歳以上だけが増える12,109人

推計では、年齢3区分のうち65歳以上だけが増えます。2020年と2050年を比べて65歳以上が増えるのは県内で2市町村あり、新潟市はそのひとつです。

▼【グラフ:population_forecast_age.png 新潟市の年齢3区分別の人口推計(2020年から2050年)】

年齢区分2050年の推計人口2020年からの増減県内順位
14歳以下57,284人-33,940人減少幅が県内で一番大きい
15〜64歳312,546人-151,059人減少幅が県内で一番大きい
65歳以上246,555人+12,109人増加が県内で一番大きい

3区分とも、動く人数は県内で一番大きいです。65歳以上は推計の3時点では2040年の250,420人が最も多く、2050年は246,555人です。14歳以下と15〜64歳が増える市町村は県内にありません。

推計総人口は789,275人(2020年)から616,385人(2050年)へ移ります。2050年までに172,890人減り、この実数は県内で一番大きい減り方です。減少率-21.90%は、減少幅が県内で3番目に小さい値です。推計内の県内順位は3時点とも1位で、動きません。

高齢者1人あたり生産年齢人口は、65歳以上1人に対して15〜64歳が何人いるかの値です。推計では1.27人になります。1.00人を下回る見通しの18市町村には入りません。


まとめ|+441人と-6,503人、そして12,109人

2024年に減った6,062人は、引っ越しの出入りから出ていません。社会増減は+441人で県内で一番多く、生まれた人と亡くなった人の差が-6,503人でした。

減った人数は県内で一番大きい一方、率でみると-0.79%で、減少率は県内で4番目に小さい値です。人数で見るか率で見るかで、県内での位置が入れ替わります。

期ごとに減った人数は増えていますが、最後の区間は他の2区間より短く、統計の基準も違います。減り方が速くなったとは読めません。

人口・世帯数は県内1位、3つの密度はいずれも県内で一番高い値です。可住地面積は県内で一番広く、昼間人口と夜間人口の差は県内で一番大きい値です。1世帯あたりの人数2.17人だけが県内で4番目に小さい値です。

高齢化率28.30%は県内で2番目に低い値ですが、65歳以上215,224人は県内で一番多い人数です。推計では65歳以上だけが増え、その+12,109人は県内で一番大きい増え方です。

この節の数値の基準は次のとおりです。

基準この節で使っている数値
住民基本台帳 2025年人口761,503人・世帯351,489世帯・1世帯あたり2.17人・65歳以上215,224人・高齢化率28.30%
住民基本台帳 2024年の動態-6,062人・+441人・-6,503人・-0.79%
国勢調査 2010・2015・2020年と住民基本台帳 2025年期ごとに減った人数
国勢調査 2020年(従業地・通学地集計)昼間人口と夜間人口の差
将来推計(国勢調査2020年基準)+12,109人
住民基本台帳 2025年・国土地理院 2026年・総務省統計局 2024年可住地面積と3つの密度の県内1位

この記事の数値が示す範囲

  • 住民基本台帳(2025年1月1日)・国勢調査(各年10月1日)・将来推計(国勢調査2020年基準)は、集計の方法と時点が違います。将来推計の2020年は推計値で、国勢調査の2020年の値とは別に扱っています。
  • 社会増減は職権記載・職権消除を含むため、転入から転出を引いた値と一致しません。
  • 転入元・転出先と、昼間に市外から来る人の出発地は、この記事の数値には含まれません。
  • 市内の区ごとの数値は、この記事の数値には含まれません。
  • 人口密度と可住地人口密度は市全体を平均した値で、市内のどこが空いているかは対象外です。
  • 昼夜間人口比は小数第1位に丸めた値です。
  • 可住地面積は統計上の区分で、実際に宅地かどうかや土地利用の内訳は含みません。
  • 同じ年齢の子どもの人数は、14歳以下の人数を15の年齢に分けた公表値です。学年ごとの人数を示すものではありません。

出典・情報基準日

データ出典基準日・年次
人口・世帯数・年齢3区分・人口密度総務省『住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数』2025年1月1日現在
転入・転出・出生・死亡・自然増減・社会増減・人口増減同上(人口動態)2024年1月〜12月
総人口の推移・昼間人口・夜間人口・昼夜間人口比総務省『国勢調査』2010・2015・2020年 各10月1日
将来推計(総人口・年齢3区分・構成率・扶養指標)国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(令和5(2023)年推計)』2023年12月公表・国勢調査2020年基準(推計値は2020・2040・2050年)
総面積国土地理院『全国都道府県市区町村別面積調』2026年4月1日現在
可住地面積・可住地割合・可住地人口密度総務省統計局『統計でみる市区町村のすがた 2026』(社会・人口統計体系 可住地面積)2024年データ(2026年6月19日公表)

推移の4時点は、2010年から2020年が国勢調査、2025年が住民基本台帳です。

データの見方

  • 住民基本台帳の人口は、届け出に基づく登録者の数です。国勢調査は調査時点に住んでいる場所を調べる全数調査で、同じ地域でも両者の値は一致しません。
  • 昼間人口は従業地・通学地集計による値で、通勤・通学による市外との出入りを反映しています。
  • 将来推計は、国勢調査2020年を基準に、出生・死亡・移動の傾向が続いた場合の値です。
  • 割合は小数を丸めているため、内訳の合計が全体と一致しない場合があります。
  • 順位の抜粋表にある ⋮ は省略を示すもので、連続した順位ではありません。

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本記事は、新潟県の公的統計をもとに運営者が個人で作成しています。

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