阿賀野市の1人当たり所得は県内23位(265.1万円)|下越圏8位・給与所得者比率県内5位×農業所得者比率県内4位の並立構造(R5年度)

市町村

阿賀野市(新潟県下越地域・新潟市の北東側に隣接する製造業と農業の並立地・所得割納税義務者18,448人)の1人当たり課税対象所得(R5年度)は 265.1万円 で、新潟県30市町村中 23位 です。県平均を -12.0万円 下回りますが、下越13市町村中 8位・下越製造業集積型9市町村(燕・聖籠・弥彦・阿賀野・田上・五泉・村上・加茂・阿賀町)中 4位 の水準です。


10年で +11.9%(+28.1万円) 変化し、変化率順位は県内 12位(見附市と2市同率)で、前半5年 +3.39% から後半5年 +8.2%後半加速 しています。推計手取りは 316.8万円(県内23位)で、10年で +16.0万円(+5.3%)・手取り転換率 70.8% です。


所得種類別の内訳では、給与所得者比率 84.1% が県内 5位(単独)、農業所得者比率 1.2% が胎内市と2市同率で県内 4位 に立ちます。給与所得者比率が県内5位以内に入る自治体の中で、農業所得者比率が1.0%を超えるのは阿賀野市のみで、この「給与所得者中心の構造 × 農業所得者の存在感」の並立が本記事で扱う中心テーマです。産業タイプは製造業集積型・主要業種1位は製造業 20.0%(4,123人) で、実効税率 3.1% は県内 15位同率11市町村 の大同率グループ)です。

この記事は、総務省「市町村税課税状況等の調べ」ほかの公的統計をもとに、阿賀野市の所得水準・10年変化・所得種類別内訳・住民税と手取り・下越13市町村での位置づけ・移住検討者/事業者/地域理解志向の読み方までを、記事単体で判断材料が読み取れる構造で整理したものです。


この記事でわかること

  • R5年度の1人当たり課税対象所得は 265.1万円(県内 23位/30市町村中)・県平均差 -12.0万円・県中央値差 -8.3万円
  • 下越13市町村中 8位・下越製造業集積型9市町村(燕・聖籠・弥彦・阿賀野・田上・五泉・村上・加茂・阿賀町)中 4位
  • H25→R5の10年変化は +11.9%(+28.1万円) で県内 12位(見附市と2市同率)・前半+3.39%→後半+8.2%で 後半加速
  • 所得割納税義務者 18,448人(県内シェア 1.8%・県内 14位)のうち 84.1%が給与所得者(県内 5位・単独
  • 農業所得者比率 1.2% は胎内市と2市同率で県内 4位・給与所得者比率5位以内で農業所得者比率1.0%超は阿賀野市のみ
  • 実効税率 3.1% は県内 15位同率11市町村 の大同率グループ)、推計手取り 316.8万円(県内23位)は10年で +16.0万円
  • 産業タイプは 製造業集積型・主要業種1位製造業 20.0%(4,123人)

① 阿賀野市の1人当たり所得265.1万円・県内23位(下越製造業集積型9市町村中4位・R5年度サマリー)

【結論】 阿賀野市の1人当たり所得は 265.1万円 で県内 23位・下越13市町村中 8位・下越製造業集積型9市町村中 4位(燕→聖籠→弥彦→阿賀野)に位置し、給与所得者比率 84.1%(県内5位・単独) と農業所得者比率 1.2%(県内4位・胎内市と同率) が同時に高水準に立つ「所得種類別内訳の並立構造」を持ちます。

【根拠】:以下の表で確認できます。

この表で分かること:阿賀野市の1人当たり所得・順位・県平均差・変化率を1枚で把握できます。

指標数値県内順位(30市町村中)
1人当たり課税対象所得265.1万円23位
所得割納税義務者数18,448人14位
課税対象所得(総額)約488.99億円15位

※出典:総務省(市町村税課税状況等の調べ 令和5年)

265.1万円(県内23位・下越圏8位)で県平均を 12.0万円 下回りますが、10年変化率 +11.9%(県内12位・見附市と同率)は中位で、給与所得者比率 84.1% は県内5位(単独)・農業所得者比率 1.2% は県内4位(胎内市と同率)という所得種類別内訳の並立構造を示します。

【比較・解釈】

阿賀野市の1人当たり所得265.1万円は、県平均277.1万円を -12.0万円 下回り、県中央値273.3万円を -8.3万円 下回ります。県内1位の新潟市(319.5万円)とは -54.4万円 の差、県内30位の津南町(256.7万円)とは +8.4万円 の差で、県内30市町村の中では中位から下位帯の位置に立ちますが、最下位からは +8.4万円 上に位置しています。所得割納税義務者数18,448人(県内14位・シェア1.8%)・課税対象所得総額約488.99億円(県内15位・シェア1.6%)は県内中位圏で、規模指標(人数・総額)と1人当たり指標(23位)の間には 8〜9ランクの差 があります。

【読者にとっての意味】

規模順位14〜15位と1人当たり順位23位の8〜9ランク差は「中規模の納税義務者を抱えるが、1人当たりでは県内中位下」という阿賀野市の構造を示す観察です。加えて後述する「給与所得者比率県内5位(単独)×農業所得者比率県内4位(胎内と同率)の並立」「前半+3.39%→後半+8.2%の後半加速パターン」「実効税率3.1%は同率11市町村の大同率グループ」という3つの固有位置を保有します。詳細は章③・章④・章⑤・章⑧で扱います。

数値の意味(データから読み取れる範囲):

阿賀野市の1人当たり所得265.1万円は県内23位で、下越13市町村中では8位(新潟→燕→新発田→聖籠→胎内→弥彦→関川→阿賀野の順)です。県内で産業タイプ「製造業集積型」に分類される市町村は複数あり、下越圏には燕市・聖籠町・弥彦村・阿賀野市・田上町・五泉市・村上市・加茂市・阿賀町の9市町村が含まれます。この9市町村(下越製造業集積型9市町村)の中で阿賀野市は1人当たり所得順位で 4位(燕→聖籠→弥彦→阿賀野の順)に立ち、絶対水準は県内下位帯寄りですが、下越圏の製造業集積地の中では中位に位置する構造として観察できます。


▼【グラフ:agano_県内ランキング.png 新潟県30市町村 1人当たり課税対象所得ランキング(R5年度・阿賀野市を強調)】


② 県内順位と下越圏内での位置づけ(下越8位・製造業集積型9市町村中4位)

R5年度の1人当たり課税対象所得の県内上位10市町村を確認します。

この表で分かること:R5年度の県内上位10位と阿賀野市(23位)の位置関係が確認できます。

順位市町村1人当たり所得10年変化率変化率順位地域
1位新潟市319.5万円+11.3%20位下越
2位上越市305.4万円+11.5%17位(同率)上越
3位長岡市302.5万円+11.5%17位(同率)中越
4位燕市300.8万円+15.6%4位下越
5位三条市297.9万円+13.9%9位中越
6位柏崎市292.8万円+8.8%26位中越
7位刈羽村292.5万円+7.2%29位中越
8位糸魚川市286.6万円+15.0%6位(同率)上越
9位妙高市284.3万円+11.7%15位(同率)上越
10位新発田市283.9万円+11.7%15位(同率)下越
  • 県平均:277.1万円(阿賀野市 -12.0万円
  • 県中央値:273.3万円(阿賀野市 -8.3万円
  • 阿賀野市(23位):265.1万円・変化率+11.9%・変化率順位 12位(見附市と同率)
  • 県30位・津南町:256.7万円(阿賀野市との差 +8.4万円

→ 阿賀野市は上位10位圏外ですが、下越13市町村中では 8位、下越製造業集積型9市町村中では 4位(燕→聖籠→弥彦→阿賀野)で、燕市300.8万円・聖籠町275.7万円との差は -35.7万円-10.6万円 です。

下越圏13市町村内での位置づけ

阿賀野市は下越13市町村(新潟市・燕市・新発田市・聖籠町・胎内市・弥彦村・関川村・田上町・五泉市・村上市・加茂市・阿賀町を含む)の中で1人当たり所得 8位 に位置します。下越圏の順位範囲は県内1位(新潟市)〜29位(阿賀町)まで 28ランクの幅 に広く分布し、下越13市町村中の順位分布は次の通りです:

  • 県内1〜10位帯:新潟市(1位)・燕市(4位)・新発田市(10位)の3市
  • 県内11〜20位帯:聖籠町(13位)・胎内市(15位)・弥彦村(16位)の3市町村
  • 県内21〜29位帯:関川村(21位)・阿賀野市(23位)・田上町(24位)・五泉市(25位)・村上市(26位)・加茂市(27位)・阿賀町(29位)の7市町村
  • 下越圏内1位:新潟市(319.5万円・県内1位)
  • 下越圏内8位:阿賀野市(265.1万円・県内23位)
  • 下越圏内13位:阿賀町(257.3万円・県内29位)

下越圏内1位の新潟市とは -54.4万円、下越圏内13位の阿賀町とは +7.8万円 の差があり、阿賀野市は下越圏の中位下寄りに位置します。同じく下越圏で1つ上の順位に立つ関川村(265.9万円・県内21位)との差はわずか -0.8万円(8,000円ほど)で近接しています。

下越製造業集積型9市町村内での位置づけ(所得順位)

産業タイプ「製造業集積型」に分類される下越圏の9市町村(燕市・聖籠町・弥彦村・阿賀野市・田上町・五泉市・村上市・加茂市・阿賀町)の中で、阿賀野市は1人当たり所得順位で 4位 に立ちます。9市町村の順序は:

下越製造業集積型9市町村1人当たり所得県内順位
燕市300.8万円4位
聖籠町275.7万円13位
弥彦村272.7万円16位
阿賀野市265.1万円23位
田上町261.7万円24位
五泉市261.3万円25位
村上市261.1万円26位
加茂市260.8万円27位
阿賀町257.3万円29位

阿賀野市は9市町村中4位で、上位3市町村(燕・聖籠・弥彦)と下位5市町村(田上・五泉・村上・加茂・阿賀町)の中間に位置します。上位3市町村との差は燕市 -35.7万円・聖籠町 -10.6万円・弥彦村 -7.6万円、下位5市町村との差は田上町 +3.4万円・五泉市 +3.8万円・村上市 +4.0万円・加茂市 +4.3万円・阿賀町 +7.8万円 です。

数値の意味(データから読み取れる範囲):

阿賀野市は「下越13市町村中8位」と「下越製造業集積型9市町村中4位」の2つの位置関係を保有します。同じ「下越の製造業集積型」でありながら、燕市(県内4位・300.8万円)とは1人当たり所得で -35.7万円 の差が観察でき、下越製造業集積型9市町村内でも上位帯と下位帯で明確な差が観察されます。阿賀野市は9市町村の中でこの2グループの境界に立つ位置として読み取れます。ただし所得順位は所得側面のみの相対比較で、生活水準・移住適性を意味するものではありません。


③ 10年推移と後半加速(前半3.39%→後半8.2%・変化率県内12位)

【結論】 阿賀野市の10年変化率は +11.9%(県内 12位・見附市と2市同率)で、前半5年 +3.39%(+8.0万円)から後半5年 +8.2%(+20.1万円)へ 後半加速 のパターンを示し、納税義務者数 -1.71%(-320人) が微減する中で課税対象所得総額 +10.0%(+44.3億円・県内12位) と1人当たり所得 +11.9%(県内12位) が同順位で伸びました。

過去10年間(H25→H30→R5)の住民所得の変化を確認します。

この表で分かること:H25→H30→R5の10年間で1人当たり所得と課税対象所得総額がどう変化したかを追えます。

年度1人当たり課税対象所得所得割納税義務者数課税対象所得(総額)
H25年度(2013年度)236.9万円18,768人約444.7億円
H30年度(2018年度)245.0万円19,018人約465.9億円
R5年度(2023年度)265.1万円18,448人約488.99億円
10年変化(H25→R5)+28.1万円(+11.9%)-320人(-1.71%)+44.3億円(+10.0%)

→ 1人当たり所得は前半5年 +3.39%(+8.0万円) から後半5年 +8.2%(+20.1万円) へ後半加速し10年 +11.9%(県内12位)、納税義務者数は10年 -1.71%(-320人) で分母が微減しつつ課税対象所得総額 +10.0%(+44.3億円・県内12位) と伸びました。

【根拠】

1人当たり所得の10年変化率+11.9%は、H25→H30の前半5年で +3.39%、H30→R5の後半5年で +8.2% で、後半5年の変化幅のほうが +4.81ポイント大きい 後半加速パターンです。変化率+11.9%の県内順位は 12位 で、見附市と2市同率グループ(見附市・阿賀野市の2市町村)を構成しています。同率グループ2市はいずれも産業タイプ「製造業集積型」に分類され、変化率パターンが偶然一致した構造の観察です。

一方、納税義務者数は10年で 18,448人 – 18,768人 = -320人-1.71%)と減少しました。この減少幅 -1.71% は下越13市町村中では中位で、下越圏内で減少幅が大きい新潟市(-4.16%)・関川村(-15.84%)・胎内市(-5.27%)などと比べると 緩やか な減少水準です。課税対象所得総額は10年で +44.3億円(+10.0%) 増加し、前半5年+4.77%・後半5年+4.96%と ほぼ均等 に伸びています。

【比較・解釈】

「1人当たり所得は+11.9%増・課税対象所得総額は+10.0%増・納税義務者数は-1.71%減」という3つの数値関係は、「納税義務者数が10年で1.71%減った一方、課税対象所得総額の均等増加が続いた結果、1人当たり所得の後半加速が生じた」という数値関係の観察です。1人当たり所得の変化率順位(12位)と課税対象所得総額変化率の順位(12位)が 完全一致 し、両順位の乖離は0ランクとなります。

同じ下越製造業集積型9市町村と比べると、燕市(納税義務者数+3.06%・1人当たり所得変化率+15.6%・県内4位)は納税義務者数の増加と1人当たり所得の伸びが同時に進行するパターンで、阿賀野市(納税義務者数-1.71%・1人当たり所得変化率+11.9%)とは異なる推移です。下越製造業集積型9市町村内の変化率順位を並べると:

下越製造業集積型9市町村10年変化率県内順位
聖籠町+17.5%1位
燕市+15.6%4位
阿賀町+15.2%5位
五泉市+14.3%8位
阿賀野市+11.9%12位(見附市と同率)
弥彦村+11.1%21位
村上市+10.9%22位
田上町+9.1%25位
加茂市+8.2%27位

阿賀野市は9市町村中 5位 で、9市町村の変化率順位帯の中位に立ちます(聖籠・燕・阿賀町・五泉に次ぐ順位)。下越13市町村(上記9市町村+新潟市20位・新発田市15位・胎内市14位・関川村6位)まで広げると、阿賀野市は下越13市町村中で 6位相当 の変化率位置に立ちます。

【読者にとっての意味】

阿賀野市の10年変化は「後半加速パターン×納税義務者数の緩やかな減少×課税対象所得総額のほぼ均等増加」という3つの動きが同時に進行しています。変化率順位12位は下越製造業集積型9市町村中では中位(5位)ですが、納税義務者数の減少幅(-1.71%)が下越圏内では緩やかな水準にとどまっている点、課税対象所得総額の伸びが+10.0%と1人当たり所得の伸び+11.9%とほぼ同水準で並行している点は、下越製造業集積型9市町村の他8市町村とは異なる推移です。詳細な移住検討者・地域理解志向の読み方は章⑧を参照してください。

数値の意味(データから読み取れる範囲):

前半+3.39%→後半+8.2%の後半加速パターンは、変化率の順位で中位に入る自治体の中で観察される固有パターンの1つです。見附市と変化率+11.9%が同率で、両者とも産業タイプが「製造業集積型」である点は共通しますが、地理的には見附市は中越、阿賀野市は下越と異なる位置にあります。ただしこれは同率グループ内の数値関係の観察であり、産業タイプが変化率を規定しているという因果関係を意味するものではありません。小規模な自治体では単年度の変動が大きく出やすい特性があり、傾向として観察できる範囲での記述です。


▼【グラフ:agano_所得推移.png 阿賀野市の1人当たり課税対象所得の推移(H25→H30→R5)】


④ 所得種類別の内訳(給与所得者比率84.1%県内5位×農業所得者比率1.2%県内4位の並立)

【結論】 阿賀野市の所得割納税義務者18,448人のうち 84.1%(15,507人)が給与所得者 で県内 5位(単独)1.2%(222人)が農業所得者 で県内 4位(胎内市と2市同率) です。給与所得者比率が県内5位以内に入る自治体の中で農業所得者比率が1.0%を超えるのは 阿賀野市のみ で、この「給与所得者中心 × 農業所得者の存在感」の並立が本記事の中心テーマです。

所得割納税義務者の所得源泉の内訳を確認します。

この表で分かること:阿賀野市の納税義務者18,448人が給与・営業等・農業・その他のどこに分布するか把握できます。

所得区分納税義務者数比率
給与所得者15,507人84.1%
営業等所得者668人3.6%
農業所得者222人1.2%
その他2,051人11.1%
合計18,448人100%

給与所得者84.1%(15,507人・県内5位・単独) が中心ですが、農業所得者 1.2%(222人・県内4位・胎内市と同率) の存在感も相応にあり、給与所得者比率県内5位以内で農業所得者比率1.0%超は阿賀野市のみです。


給与所得者比率84.1%は県内5位(単独)

給与所得者数15,507人・比率84.1%は、上位4市町村(1位聖籠町87.9%・2位燕市84.9%・3位関川村84.5%・4位見附市84.2%)に次ぐ 県内5位 で、同率グループは阿賀野市 単独(同率市町村なし)です。5位阿賀野市84.1%の下位には弥彦村82.9%・(6位以下)が続きます。産業タイプが「製造業集積型」に分類され、主要業種1位が製造業20.0%(4,123人)である構造と対応した給与所得者比率の高水準として観察できます。

下越製造業集積型9市町村内の給与所得者比率順位は次の通りです(上位3市町村までを明示・他は中位帯として集約):

順位下越製造業集積型9市町村給与所得者比率
下越製造業集積型内1位聖籠町87.9%(県内1位)
下越製造業集積型内2位燕市84.9%(県内2位)
下越製造業集積型内3位阿賀野市84.1%(県内5位・単独)
下越製造業集積型内4位五泉市83.1%
下越製造業集積型内5位弥彦村82.9%
6〜9位村上市・加茂市・田上町・阿賀町中位帯

阿賀野市は下越製造業集積型9市町村中で 3位 の給与所得者比率水準に立ちます(聖籠・燕に次ぐ)。給与所得者比率が県内5位以内(聖籠・燕・関川・見附・阿賀野)に入る自治体は5市町村で、5位阿賀野市84.1%と県内6位三条市83.2%との差は 0.9ポイントです。


農業所得者比率1.2%は県内4位(胎内市と2市同率)

農業所得者数222人・比率1.2%は、県内で 胎内市と2市同率グループ を構成しています。県内順位は次の通り:

順位市町村農業所得者比率
1位津南町3.0%
2位佐渡市1.6%(関川村と同率)
2位関川村1.6%(佐渡市と同率)
4位阿賀野市1.2%(胎内市と同率)
4位胎内市1.2%(阿賀野市と同率)
6位加茂市1.1%

上位3市町村(津南・佐渡・関川)はいずれも産業タイプ「農業型」で、阿賀野市・胎内市(同率4位)は農業型4市町村を除いた製造業集積型・複合型・高付加価値製造業型のグループの中で 最上位 に立ちます。同率グループ2市の胎内市は産業タイプ「高付加価値製造業型」で阿賀野市とは別カテゴリですが、農業所得者比率の値だけが一致する構造の観察です。

農業型4市町村(津南町・佐渡市・関川村・粟島浦村)を除いた26市町村の中では、阿賀野市・胎内市の1.2%が 同率トップ に立ちます。給与所得者を主体とする所得構造でありながら、農業所得者の存在感が県内上位に位置する構造は、県内で他市町村と入替不可の観察です。


下越製造業集積型9市町村内で農業所得者比率1位

下越製造業集積型9市町村の農業所得者比率を並べると:

下越製造業集積型9市町村農業所得者比率
阿賀野市1.2%(下越製造業集積型内トップ)
加茂市1.1%
五泉市1.0%
聖籠町0.9%
田上町0.9%
弥彦村0.8%
村上市0.7%
燕市0.5%
阿賀町0.5%

阿賀野市が下越製造業集積型9市町村中で農業所得者比率トップに立ち、2位加茂市(1.1%)を +0.1ポイント上回ります。9市町村中で1.0%を超えるのは阿賀野・加茂・五泉の3市のみで、他6市町村は0.5〜0.9%の帯に分布します。下越圏13市町村まで広げても、農業所得者比率で阿賀野市を上回るのは関川村(1.6%・県内2位・農業型)のみで、下越圏内では2位の位置に立ちます。


「給与所得者比率県内5位×農業所得者比率県内4位」の並立の観察

給与所得者比率が県内5位以内に入る5市町村と、その市町村の農業所得者比率の対応を並べると:

順位市町村給与所得者比率農業所得者比率
1位聖籠町87.9%0.9%
2位燕市84.9%0.5%
3位関川村84.5%1.6%(農業型)
4位見附市84.2%0.4%
5位阿賀野市84.1%(単独)1.2%(県内4位・胎内と同率)

給与所得者比率5位以内で農業所得者比率が 1.0%を超える のは阿賀野市(1.2%)と関川村(1.6%)の2市町村ですが、関川村は産業タイプ「農業型」で別カテゴリです。産業タイプが農業型でない中で(すなわち製造業集積型・複合型・高付加価値製造業型の中で)給与所得者比率5位以内かつ農業所得者比率1.0%超を同時に満たすのは 阿賀野市のみ です。この位置は、県内30市町村を給与所得者比率順×農業所得者比率順の2軸でクロスさせたときに、他市町村と入替不可の観察として現れます。


農業所得者数の県内シェアは納税義務者シェアの2.2倍

阿賀野市の農業所得者数222人は、県内の農業所得者総数に対する 県内シェア4.0% を占めます(222人 ÷ 県内農業所得者総数)。これは同市の所得割納税義務者数の県内シェア 1.8%(18,448人 ÷ 県内納税義務者総数)に対して 2.2倍 の水準で、農業所得者の集積度が納税義務者全体の集積度を明確に上回っていることを示す数値関係です。

つまり、県内で見て阿賀野市の位置は「納税義務者全体では1.8%を占めるが、農業所得者に絞ると4.0%を占める」という構造で、農業所得者の存在感が納税義務者全体の中でよりも県内全体の中で相対的に大きく現れるパターンとして観察できます。


営業等所得者比率3.6%は県内9位

営業等所得者数668人・比率3.6%は県内 9位 で、下越製造業集積型9市町村中では上位帯に立ちます。営業等所得者の絶対数は668人と限られますが、比率としては中位より上の水準の観察です。個人事業主・自営業を軸とする所得申告形態が、給与所得者中心の構造の中でも一定の存在感を保つことを示す数値関係です。


その他所得者比率11.1%

その他所得者(年金所得者を含む)は2,051人・比率11.1%で、給与所得者比率84.1%・営業等所得者比率3.6%・農業所得者比率1.2%の残余として算出されます。年金受給者を中心とする所得構造の割合として、県内水準の中で観察できる範囲の値です。


数値の意味(データから読み取れる範囲):

「給与所得者比率84.1%県内5位・単独 × 農業所得者比率1.2%県内4位・胎内と同率」という組合せは、県内で阿賀野市のみに観察される構造です。給与所得者中心の所得構造でありながら、農業所得者の存在感も相応にあることを示す数値関係で、下越製造業集積型9市町村の中では他8市町村と入替不可の並立構造として観察できます。

農業所得者数県内シェア4.0%が納税義務者数県内シェア1.8%の 2.2倍 に相当する乖離は、阿賀野市の農業所得者が県内全体の中で相対的に集積している状態を示す数値関係の観察です。ただしこれは所得申告形態の観察であり、産業構造が所得種類別内訳を決定しているという因果関係を意味するものではありません。実際の農業経営者の全数と申告所得ベースの農業所得者数は分母が異なる別の指標である点にも留意が必要です。


▼【グラフ:agano_所得種類別.png 阿賀野市の所得種類別 所得割納税義務者数(R5年度)】


⑤ 推計手取り316.8万円と住民税・実効税率3.1%(同率11市町村の大同率グループ・手取り転換率70.8%)

【結論】 推計手取り 316.8万円 は県内 23位 で、10年 +16.0万円(+5.3%・県内18位)・手取り転換率 70.8%・実効税率 3.1% は県内 15位同率11市町村 の大同率グループ)です。

住民税(所得割)の実額と、社会保険料・所得税を含む推計手取りの10年推移を確認します。

住民税(所得割)の推移

住民税(所得割)の実額は、総務省「市町村税課税状況等の調べ」第11表の所得割額を所得割納税義務者数で割って算出しました。

年度1人当たり住民税(所得割)実効税率(住民税÷課税対象所得)
H25年度(2013年度)約7.51万円3.2%
H30年度(2018年度)約7.83万円3.2%
R5年度(2023年度)約8.22万円3.1%
10年変化+0.71万円(+9.3%)-0.1ポイント

R5の1人当たり住民税約 8.2万円 は県内 21位、実効税率3.1%は県内 15位 で、11市町村同率の大同率グループ(聖籠町・胎内市・弥彦村・見附市・十日町市・魚沼市・阿賀野市・田上町・五泉市・加茂市・佐渡市)を構成しています。県内30市町村中でこの11市町村が同一の実効税率3.1%で並ぶ構造は、県内で最も大きな同率グループの観察です。


実効税率3.1%(県内15位・同率11市町村)の位置づけ

実効税率3.1%は県平均3.2%を 0.1ポイント下回る 中位水準で、県内30市町村を実効税率順に並べたときに阿賀野市を含む11市町村が同時に3.1%で並ぶ大同率グループの一員です。実効税率の10年変化 -0.1ポイント(H25:3.2% → R5:3.1%)は、令和2年の税制改正で住民税の基礎控除が33万円から43万円に引き上げられたタイミングと整合する範囲の変化幅で、税率の設定変更ではなく控除の適用状況の結果として現れる値です(改正が原因であるという断定はしません)。

同率11市町村の分母(1人当たり課税対象所得)順位は次のように分布します:

実効税率3.1%同率11市町村1人当たり所得県内順位地域
聖籠町275.7万円13位下越
胎内市273.9万円15位下越
弥彦村272.7万円16位下越
見附市271.3万円17位中越
十日町市266.6万円19位中越
魚沼市266.2万円20位中越
阿賀野市265.1万円23位下越
田上町261.7万円24位下越
五泉市261.3万円25位中越/下越
加茂市260.8万円27位下越
佐渡市257.9万円28位佐渡

同じ実効税率3.1%でも、分母(1人当たり課税対象所得)の位置が異なることで、住民税実額の絶対水準は同率11市町村の中でも異なる水準となります。阿賀野市は同率11市町村中で分母順位が中位下寄り(23位)に位置します。


推計手取りの推移

この表で分かること:推定給与収入から社保・所得税・住民税実額を差し引いた推計手取りの10年推移が確認できます。

課税対象所得(給与所得)から給与所得控除の計算式で給与収入を逆算し、各年度の公式保険料率・税制を用いて手取りを試算しました。

項目H25(2013年度)H30(2018年度)R5(2023年度)10年変化
課税対象所得(給与所得)236.9万円245.0万円265.1万円+28.1万円
推定給与収入(※1)約363.7万円約373.7万円約386.3万円+22.6万円
ー 社会保険料(※2)51.7万円54.0万円57.0万円+5.3万円
ー 所得税(※3)3.6万円3.9万円4.3万円+0.7万円
ー 住民税(実額)7.51万円7.83万円8.22万円+0.71万円
推計手取り約300.8万円約308.0万円約316.8万円+16.0万円(+5.3%)

→ 推計手取りは 316.8万円(県内 23位)で10年 +16.0万円(+5.3%・県内18位)、実効税率 3.1% は県内 15位(同率11市町村)・手取り転換率 70.8% は給与収入増加分の7割が手取りに転換した水準です。


推計手取り316.8万円と1人当たり所得順位の完全一致

推計手取り316.8万円は県内 23位 で、1人当たり所得の順位(23位)と 完全一致 します。この一致は、同率11市町村の中で実効税率3.1%が同一水準に並ぶ構造の観察です。推計手取り変化率+5.3%は県内 18位 で、1人当たり所得の変化率順位(12位)よりも 6ランク下位 に位置します。この6ランクの乖離は、給与収入の増加分(+22.6万円)に対して社会保険料・所得税・住民税実額の増加分(+6.6万円合計)が差し引かれた結果として観察できます。


手取り転換率70.8%の解釈

推定給与収入(額面)の10年増加+22.6万円のうち、税・社会保険料の増加を差し引いた後に手取りとして残る割合は 70.8%(手取り転換率) です。残り約29.2%は社会保険料の増加(+5.3万円)・所得税増(+0.7万円)・住民税実額増(+0.71万円)の合計 +6.7万円に吸収されています。

社会保険料の増加(+5.3万円)が3要素の中で最も大きく、これは厚生年金保険料率がH25の17.474%からH29以降18.3%(本人負担8.737%→9.15%)に引き上げられた影響と対応する範囲の変化です。ただし控除モデル(配偶者控除・扶養控除1人)に依存する試算値のため、実際の手取りは家族構成・扶養控除の実際の適用状況で大きく変動する点に注意が必要です。


下越製造業集積型9市町村内の推計手取り増加額(中位)

下越製造業集積型9市町村内の推計手取り増加額を比較すると、聖籠町 +29.2万円・燕市 +27.9万円・阿賀町 +21.9万円・五泉市 +20.7万円阿賀野市 +16.0万円・村上市 +13.8万円 の順で、阿賀野市は9市町村中で中位の増加額水準に立ちます。1人当たり所得の10年変化額(+28.1万円)と推計手取りの10年変化額(+16.0万円)の差は約 -12.1万円 で、この差額が10年間の税・社会保険料の増加による吸収分と対応します。


数値の意味(データから読み取れる範囲):

「実効税率3.1%(県内15位・同率11市町村)×推計手取り316.8万円県内23位×手取り変化率18位×手取り転換率70.8%」という組合せは、阿賀野市の税負担側面での中位ポジションを示すデータ関係の観察です。同率11市町村の大同率グループの中で、阿賀野市は分母の1人当たり所得順位が23位(同率11市町村中の中位下寄り)に立ちます。ただしこれは数値上の相関の観察で、地理的条件や産業構造が実効税率を規定しているという因果関係を意味するものではありません。

住民税所得割の税率は市町村民税6%・道府県民税4%で全国一律です。本記事で示す実効税率(住民税実額÷課税対象所得)は、控除の適用状況・所得構成の違いの結果として現れる値であり、市町村ごとに税率が違うわけではありません。

※1 給与収入は課税対象所得(給与所得)から各年度の給与所得控除(所得税法の計算式)で逆算した推定値です。
※2 社会保険料は厚生年金(公式保険料率)・健康保険(協会けんぽ新潟県の概算率)・雇用保険(公式料率)を使用。保険料率はH25:厚生年金8.737%・健保4.985%・雇保0.5%、H30:厚生年金9.15%・健保5.0%・雇保0.3%、R5:厚生年金9.15%・健保5.0%・雇保0.6%で試算。
※3 所得税は「給与所得 − 基礎控除(H25・H30: 38万、R5: 48万)− 社会保険料控除 − 配偶者控除 − 扶養控除1人」を課税標準として試算。実際の控除状況・家族構成によって大きく異なります。


⑥ 阿賀野市の主力産業(製造業集積型・主要業種1位製造業20.0%)

阿賀野市の産業構造を、住民所得との対応の観察に必要な範囲で確認します。本章は所得構造の背景把握を目的とし、産業構造そのものの分析(付加価値額の県内ランキング詳細・効率×絶対規模の順位乖離等)は別テーマ(産業構造記事)で扱います。

産業タイプと就業構造

阿賀野市は産業構造マスター(総務省 国勢調査 令和2年)で 製造業集積型 に分類されています。産業別就業者比率(2020年)は 第1次産業8.7%・第2次産業32.9%・第3次産業55.5%(県内23位) です。総就業者数は 20,647人、10年変化率H22→R2は -8.6% です。

主要業種は次の通りです。

順位業種就業者数比率
1位製造業4,123人20.0%
2位卸売業・小売業2,887人14.0%
3位建設業2,619人12.7%

上位3業種の比率合計は46.7%(20.0+14.0+12.7)で、第2次産業比率32.9%と併せて製造業を軸とする就業構造の観察が読み取れます。同じ製造業集積型に分類される下越圏の9市町村(燕・聖籠・弥彦・阿賀野・田上・五泉・村上・加茂・阿賀町)を「下越製造業集積型9市町村」として本記事では扱います。

製造業指標(住民所得との対応観察の範囲で)

製造業関連の指標(経済産業省 工業統計調査 令和4年)は、製造業従業者数 4,714人・製造業現金給与総額 約 172.3億円(県内 13位)・製造品出荷額 約 1,412.5億円(県内 11位)です。製造業従業者4,714人という数値は、給与所得者数15,507人(比率84.1%・県内5位)の一部を占める規模で、給与所得者比率の高水準と対応する範囲の観察として読み取れます。

農業指標(住民所得との対応観察の範囲で)

農業産出額は 85.9億円(県内8位・出典:農林水産省「市町村別農業産出額(推計)令和4年」)です。この農業産出額と、章④で扱った農業所得者数222人・農業所得者比率1.2%(県内4位・胎内市と同率)の対応は、農業経営基盤の存在感が申告所得ベースの農業所得者比率にも反映される範囲の観察として読み取れます。ただし、農業産出額(農業事業所ベースの産出額)と農業所得者数(納税義務者ベースの申告所得)は分母・指標の性質が異なるため、単純な比較はできません。

数値の意味(データから読み取れる範囲):

産業タイプ「製造業集積型」ラベルは、主要業種1位が製造業20.0%であること・第2次産業比率32.9%であることが根拠です。ただし阿賀野市は農業産出額85.9億円・農業所得者比率1.2%と農業の存在感も相応にあるため、単純に「製造業依存」と読ませることはできません。産業タイプは分類ラベルであり、産業構造の全体像を1語で表現するものではない点に注意が必要です。産業構造そのものの詳細な県内比較・効率指標分析は本記事の主テーマ(住民所得)を超える別テーマとして、産業構造記事で扱う範囲となります。


⑦ 下越13市町村比較でみる阿賀野市(下越8位・製造業集積型9市町村中4位・関川村と8,000円差で近接)

R5年度の下越13市町村における阿賀野市の位置を確認します。

この表で分かること:下越13市町村の1人当たり所得・産業タイプ・変化率を並べて阿賀野市の位置を確認できます。

下越13市町村の1人当たり所得と変化率

下越順位市町村1人当たり所得県内順位産業タイプ10年変化率変化率順位
1位新潟市319.5万円1位複合型+11.3%20位
2位燕市300.8万円4位製造業集積型+15.6%4位
3位新発田市283.9万円10位複合型+11.7%15位
4位聖籠町275.7万円13位製造業集積型+17.5%1位
5位胎内市273.9万円15位高付加価値製造業型+11.8%14位
6位弥彦村272.7万円16位製造業集積型+11.1%21位
7位関川村265.9万円21位農業型+15.0%6位
8位阿賀野市265.1万円23位製造業集積型+11.9%12位
9位田上町261.7万円24位製造業集積型+9.1%25位
10位五泉市261.3万円25位製造業集積型+14.3%8位
11位村上市261.1万円26位製造業集積型+10.9%22位
12位加茂市260.8万円27位製造業集積型+8.2%27位
13位阿賀町257.3万円29位製造業集積型+15.2%5位

→ 阿賀野市は下越13市町村中 8位(新潟→燕→新発田→聖籠→胎内→弥彦→関川→阿賀野)・下越製造業集積型9市町村中 4位(燕→聖籠→弥彦→阿賀野)で、変化率順位は下越13市町村中 6位(聖籠→燕→阿賀町→関川→五泉→阿賀野)・下越製造業集積型9市町村中 5位(聖籠→燕→阿賀町→五泉→阿賀野)に立ちます。


下越圏内での阿賀野市の位置(1人当たり所得)

  • 下越圏内1位:新潟市(319.5万円・県内1位)
  • 下越圏内2位:燕市(300.8万円・県内4位)
  • 下越圏内8位:阿賀野市(265.1万円・県内23位)
  • 下越圏内13位:阿賀町(257.3万円・県内29位)
  • 下越圏内1位(新潟市)との差:-54.4万円
  • 下越圏内2位(燕市)との差:-35.7万円
  • 下越圏内13位(阿賀町)との差:+7.8万円
  • 下越圏内の県内順位範囲:県内1位〜29位

下越13市町村中の順位分布:

  • 県内1〜10位帯:新潟市(1位)・燕市(4位)・新発田市(10位)の3市
  • 県内11〜20位帯:聖籠町(13位)・胎内市(15位)・弥彦村(16位)の3市町村
  • 県内21〜29位帯:関川村(21位)・阿賀野市(23位)・田上町(24位)・五泉市(25位)・村上市(26位)・加茂市(27位)・阿賀町(29位)の7市町村

阿賀野市は下越圏内で「21〜29位帯」の7市町村の中で 最上位 に位置し、直前の関川村(21位)とは1人当たり所得で -0.8万円 の近接した位置関係にあります。


「関川村(下越7位)との近接」の観察

関川村(下越7位・265.9万円・県内21位)と阿賀野市(下越8位・265.1万円・県内23位)は、下越圏内で 1人当たり所得の差わずか +0.8万円(8,000円ほど)で近接します。県内順位では2ランク差(21位・23位)ですが、絶対値では小さな差です。両者の産業タイプは関川村「農業型」・阿賀野市「製造業集積型」で異なり、変化率も関川村+15.0%(県内6位)・阿賀野市+11.9%(県内12位)と異なるため、同水準の1人当たり所得を持ちながら構造は異なるパターンとして観察できます。所得種類別内訳でも、関川村は農業所得者比率1.6%(県内2位・農業型)、阿賀野市は農業所得者比率1.2%(県内4位・製造業集積型)で、農業所得者比率の高水準を共有しながら産業タイプ分類は別カテゴリという対比が観察できます。


下越13市町村中の変化率順位(下越6位)

下越13市町村を10年変化率で降順ソートすると次の順序になります:

  1. 聖籠町 +17.5%(県内1位)
  2. 燕市 +15.6%(県内4位)
  3. 阿賀町 +15.2%(県内5位)
  4. 関川村 +15.0%(県内6位)
  5. 五泉市 +14.3%(県内8位)
  6. 阿賀野市 +11.9%(県内12位・見附市と同率)
  7. 胎内市 +11.8%(県内14位)
  8. 新発田市 +11.7%(県内15位)
  9. 新潟市 +11.3%(県内20位)
  10. 弥彦村 +11.1%(県内21位)
  11. 村上市 +10.9%(県内22位)
  12. 田上町 +9.1%(県内25位)
  13. 加茂市 +8.2%(県内27位)

阿賀野市は下越13市町村中で 6位 の変化率位置に立ちます。下越圏内では上位半分(1〜6位)に入り、変化率順位ではやや中位上寄りの位置ですが、県内順位では12位(30市町村中の中位)と絶対水準面での位置とは異なる観察です。


下越製造業集積型9市町村中の位置(所得順位4位・変化率順位5位)

下越13市町村の産業タイプ内訳を並べると:

  • 農業型:関川村(1市町村)
  • 製造業集積型:燕市・聖籠町・弥彦村・阿賀野市・田上町・五泉市・村上市・加茂市・阿賀町(9市町村)
  • 高付加価値製造業型:胎内市(1市町村)
  • 複合型:新潟市・新発田市(2市町村)

下越製造業集積型9市町村を1人当たり所得順位・変化率順位でクロスさせると、阿賀野市は所得順位 4位(燕→聖籠→弥彦→阿賀野)・変化率順位 5位(聖籠→燕→阿賀町→五泉→阿賀野)の位置に立ちます。所得順位と変化率順位の乖離は -1ランク(4位 vs 5位)で、両順位はほぼ近接する構造として観察できます。


数値の意味(データから読み取れる範囲):

阿賀野市は「下越13市町村中所得8位・変化率6位」と「下越製造業集積型9市町村中所得4位・変化率5位」の複数の位置関係を保有します。県内順位23位という絶対水準は下位帯寄りですが、下越13市町村・下越製造業集積型9市町村という2つのグループの中では中位より上の位置に立ちます。ただしこれらは所得側面の相対比較で、生活水準・移住適性を意味するものではありません。他側面(生活コスト・住居費・通勤環境・アクセス)は別データを併せて参照する必要があります。


⑧ 移住検討者・事業者・地域理解志向への読み方

本章は「阿賀野市 移住」「阿賀野市 平均年収」「阿賀野市 給与」「阿賀野市 農業」「阿賀野市 手取り」等の検索意図に対する、データから読み取れる判断材料の整理です。個別の意思決定を代替するものではありません。

阿賀野市は「給与所得者比率84.1%県内5位・単独 × 農業所得者比率1.2%県内4位・胎内と同率」の並立構造、「変化率+11.9%県内12位で前半3.39%→後半8.2%の後半加速パターン」、「実効税率3.1%は同率11市町村の大同率グループ」の3つの複合特徴を持ちます。給与所得者中心の製造業集積地でありながら農業所得者の存在感も相応にあるため、①下越で製造業就業を検討する移住者、②下越製造業集積型で企業立地を検討する事業者、③製造業と農業所得者の並立構造を理解したい地域研究者、の 3視点 が全て阿賀野市固有の材料で成立します。以下、3視点で整理します。

視点1:移住検討者(下越で製造業就業を検討する読者)への読み取り材料

読み取り材料データ根拠
265.1万円は県平均を -12.0万円 下回るが下越13市町村中8位・県中央値差 -8.3万円県平均277.1万円・下越圏内順位8位
給与所得者比率84.1%は県内5位(単独)で下越製造業集積型内3位給与所得者15,507人・比率84.1%(納税義務者の8割超)・聖籠87.9・燕84.9に次ぐ
実効税率3.1%は県内15位(同率11市町村)で県平均3.2%を0.1ポイント下回る中位1人当たり住民税約8.2万円・実効税率下位ではないが同率11市町村の大同率グループ
推計手取り316.8万円は県内23位で、10年+16.0万円(+5.3%)増加手取り転換率70.8%(給与収入増加分の7割が手取りに転換)
変化率+11.9%は見附市と2市同率で県内12位・下越13市町村中6位前半+3.39%→後半+8.2%の後半加速パターン
生活コストとの照合が必要1人当たり所得順位は所得側面のみ・家賃/物価/通勤環境は別データを要参照

視点1の総括:阿賀野市は下越13市町村中8位の中位下所得水準ですが、給与所得者中心構造(84.1%県内5位単独)・実効税率3.1%(同率11市町村の中位)・手取り転換率70.8%(給与収入増の7割が手取りに転換)という3つの数値関係を保有します。10年変化率+11.9%(県内12位)と前半+3.39%→後半+8.2%の後半加速は、変化率側面での中位ポジションを示す数値です。ただし納税義務者数が10年で-1.71%減少している点は、母数の緩やかな縮小が同時進行していることを示す観察で、移住検討にあたっては別データ(人口動態・年齢構成・生活インフラ・新潟市への通勤環境)と併せて読み取る必要があります。

視点2:事業者(下越製造業集積型で企業立地を検討する読者)への読み取り材料

読み取り材料データ根拠
製造業従業者4,714人・製造品出荷額約1,412.5億円(県内11位)経済産業省 工業統計調査 令和4年
製造業_現金給与総額約172.3億円(県内13位)中規模事業所ベースの給与総額
主要業種1位製造業20.0%(4,123人)で製造業集積の基盤第2次産業比率32.9%
給与所得者比率84.1%県内5位単独で人材市場の給与所得者ベースが厚い給与所得者15,507人(納税義務者の8割超)
農業産出額85.9億円(県内8位)で農業関連事業との近接性農業所得者比率1.2%(県内4位・胎内と同率)・農業所得者222人
新潟市から近い下越の中位所得市阿賀野市265.1万円・新潟市319.5万円との差 -54.4万円

視点2の総括:阿賀野市は下越製造業集積型9市町村中で製造業集積の基盤(従業者4,714人・出荷額1,412.5億円・給与総額約172.3億円)と農業経営基盤(農業産出額85.9億円)が並立する自治体で、事業者が下越で製造業立地・農業関連事業を検討する材料としては、給与所得者中心の労働市場(給与所得者比率84.1%県内5位)と、農業所得者の存在感(1.2%県内4位)を同時に確認できる材料が揃います。ただし企業立地・雇用創出の実務判断には、労働市場データ・土地価格・インフラ整備状況等の別データとの照合が必要です。産業構造そのものの詳細分析(付加価値額の県内比較・効率指標分析等)は本記事の主テーマ(住民所得)を超えるため、産業構造記事を参照してください。

視点3:地域理解志向の読者(下越の給与所得者と農業所得者の並立構造を理解したい読者)への読み取り材料

読み取り材料データ根拠
給与所得者比率84.1%(県内5位・単独)と農業所得者比率1.2%(県内4位・胎内と同率)が同時に高水準給与所得者15,507人・農業所得者222人
給与所得者比率5位以内で農業所得者比率1.0%超は阿賀野市のみ(産業タイプ農業型を除いて)聖籠0.9・燕0.5・関川1.6(農業型)・見附0.4
農業所得者数県内シェア4.0%は納税義務者シェア1.8%の2.2倍(農業所得者の集積構造)222人 ÷ 県内農業所得者総数 = 4.0%
農業所得者比率同率グループ「胎内市・阿賀野市」の対比(胎内は高付加価値製造業型・阿賀野は製造業集積型で別カテゴリ)農業所得者比率同率グループ:胎内市・阿賀野市(数=2)
変化率+11.9%は見附市と2市同率(下越の阿賀野市と中越の見附市が製造業集積型で偶然一致)変化率同率グループ:見附市・阿賀野市(数=2)
実効税率3.1%は同率11市町村の大同率グループで、下越製造業集積型では聖籠・弥彦・田上・五泉・加茂と同率実効税率同率グループ:11市町村

視点3の総括:阿賀野市は下越製造業集積型9市町村の中で「給与所得者比率県内5位(単独)×農業所得者比率県内4位(胎内と同率)」の同時高水準を保有する自治体で、農業型4市町村を除いた製造業集積型・複合型・高付加価値製造業型のグループの中で農業所得者比率トップ(胎内と同率)に立ちます。給与所得者比率5位以内で農業所得者比率1.0%超は阿賀野市のみという点で、県内で他市町村と入替不可の並立構造として観察できます。ただしこれは所得申告形態と就業構造の対応の観察であり、産業構造が所得種類別内訳を決定しているという因果関係を意味するものではありません。

⚠️ 上記は「データから読み取れる範囲での判断材料」であり、投資助言・移住助言・個別の意思決定を代替するものではありません。


⑨ データの見方・注意点

順位=豊かさではありません

1人当たり課税対象所得の順位は、後述する複数の解釈上の制約を含んだ指標に基づいています。順位が高いことをもって「豊かな地域」「移住すべき地域」等の価値判断を行うことはできません。順位はあくまで所得割の課税ベース上の数値の相対比較です。

課税対象所得は手取り収入ではありません

課税対象所得(合計所得金額)は、給与・事業・農業などの各所得から給与所得控除等の所得種別の控除を差し引いた所得の合計です。ここからさらに基礎控除・社会保険料控除・配偶者控除・扶養控除等を差し引いた額が住民税・所得税の課税標準となります。課税対象所得と実際の手取り収入は異なります。

推計手取りの計算モデル

⑤の推計手取りは、給与所得控除の計算式で給与収入を逆算し、公式保険料率と概算率を用いた試算値です。想定料率(協会けんぽ新潟県の概算率)と控除モデル(基礎控除・配偶者控除・扶養控除1人)は記事末の「出典」欄に明示しています。実際の手取りは家族構成・扶養控除・iDeCo/生命保険料控除等の個別事情で大きく変動します。

実効税率は税率設定の違いではありません

住民税所得割の税率は市町村民税6%・道府県民税4%で全国一律です。本記事で示す実効税率(住民税実額÷課税対象所得)は、控除の適用状況・所得構成の違いの結果として現れる値であり、市町村ごとに税率が違うわけではありません。阿賀野市の実効税率3.1%は同率11市町村の大同率グループの中の一員で、この11市町村(聖籠・胎内・弥彦・見附・十日町・魚沼・阿賀野・田上・五泉・加茂・佐渡)が同じ実効税率で並ぶ構造は、控除の適用状況・所得構成の類似の結果として現れる観察です。

農業地域では過小表示になる場合があります

農業所得は申告による実額ですが、自家消費・現物収入は含まれない場合があります。阿賀野市の農業所得者比率は1.2%(県内4位・胎内市と同率)で、農業型4市町村を除いた製造業集積型・複合型・高付加価値製造業型のグループの中で最上位(胎内と同率)に立ちますが、この数値は納税義務者ベースの申告所得比率であり、就業構造ベースの農業経営者比率とは分母が異なる別の指標です。両者の単純比較はできません。

所得割納税義務者は全住民ではありません

課税対象所得が控除額を下回る場合(所得が低い・年金受給のみ等)は所得割の納税義務者に含まれません。R5年度の阿賀野市の所得割納税義務者数は18,448人で、これは全人口とは異なります。高齢化が進んだ市町村では分母が小さくなり、1人当たり所得が見かけ上高くなる場合があります。阿賀野市の納税義務者数は10年で-1.71%(-320人)減少しており、この分母の緩やかな縮小が1人当たり指標の後半加速(+8.2%)と同時に進行している点は、指標を読む際の観察上の注意点となります。

1人あたり付加価値額と1人当たり所得の混同注意

⑥で提示した製造業関連の指標(工業統計調査 令和4年)は 製造業事業所ベース の指標で、住民所得の1人当たり課税対象所得265.1万円(所得割納税義務者ベース・18,448人)とは分母が異なる別の指標です。両者を同一の「1人あたり所得」として扱うことはできません。

産業タイプ「製造業集積型」の解釈上の注意

⑥・⑦で使用した産業タイプ「製造業集積型」ラベルは、主要業種1位が製造業20.0%であること・第2次産業比率32.9%であることが根拠です。阿賀野市は農業産出額85.9億円(県内8位)・農業所得者比率1.2%(県内4位)と農業の存在感も相応にあるため、単純に「製造業依存」と読ませることはできません。産業タイプは分類ラベルであり、産業構造の全体像を1語で表現するものではありません。


まとめ

阿賀野市の住民所得の特徴(データから読み取れる範囲)

  • 1人当たり課税対象所得は 265.1万円 で県内 23位/30市町村中(R5年度)。県平均差 -12.0万円・県中央値差 -8.3万円・県30位の津南町(256.7万円)とは +8.4万円 の差
  • 下越13市町村中 8位(新潟→燕→新発田→聖籠→胎内→弥彦→関川→阿賀野)・下越製造業集積型9市町村中 4位(燕→聖籠→弥彦→阿賀野)
  • H25→R5の10年で +11.9%(+28.1万円)・変化率順位は県内 12位(見附市と2市同率)・下越13市町村中 6位・下越製造業集積型9市町村中 5位(聖籠・燕・阿賀町・五泉に次ぐ)・前半+3.39%→後半+8.2%で 後半加速
  • 課税対象所得総額 約488.99億円(県内15位・県内シェア1.6%)は10年で +44.3億円(+10.0%・県内12位) 増加、納税義務者数は10年 -1.71%(-320人) で分母が微減
  • 所得割納税義務者18,448人(県内シェア1.8%・県内14位)のうち 84.1%が給与所得者(県内 5位・単独)、農業所得者は 1.2%(県内 4位・胎内と同率)
  • 給与所得者比率5位以内で農業所得者比率1.0%超(産業タイプ農業型を除いて)は 阿賀野市のみ
  • 農業所得者数県内シェア 4.0% は納税義務者シェア 1.8%2.2倍
  • 1人当たり住民税(実額)はH25の約7.51万円からR5の約8.22万円へ +0.71万円(+9.3%)。実効税率 3.1% は県内 15位同率11市町村 の大同率グループ)
  • 推計手取りは10年で +16.0万円(+5.3%・県内18位)・給与収入増+22.6万円のうち 70.8% が手取りに転換
  • 産業タイプは 製造業集積型・主要業種1位製造業 20.0%(4,123人)・製造業_現金給与総額約 172.3億円(県内13位)

移住検討者・事業者・地域理解志向への読み方(判断材料)

  • 移住検討者(下越で製造業就業を検討する読者): 265.1万円は県平均を12.0万円下回るが下越13市町村中8位・給与所得者比率84.1%県内5位単独・実効税率3.1%は同率11市町村の中位・推計手取り316.8万円で10年+16.0万円・手取り転換率70.8%・変化率+11.9%で後半加速。生活コスト・通勤環境は別データで要照合
  • 事業者(下越製造業集積型で企業立地を検討する読者): 製造業従業者4,714人・製造品出荷額1,412.5億円(県内11位)・製造業現金給与総額約172.3億円(県内13位)・農業産出額85.9億円県内8位で農業関連事業との近接性
  • 地域理解志向の読者: 給与所得者比率84.1%県内5位(単独)×農業所得者比率1.2%県内4位(胎内と同率)の同時高水準・給与所得者比率5位以内で農業所得者比率1.0%超は阿賀野市のみ・農業所得者数県内シェア4.0%は納税義務者シェア1.8%の2.2倍・変化率同率グループは見附市と2市同率・実効税率は同率11市町村の大同率グループ

派生指標で見える意外な観察(主語=所得の観察)

  • 給与所得者比率84.1%は県内5位・単独 で、下越製造業集積型9市町村中3位(聖籠87.9・燕84.9に次ぐ)
  • 農業所得者比率1.2%は県内4位・胎内市と2市同率、下越製造業集積型9市町村中トップ(加茂1.1・五泉1.0・聖籠0.9・田上0.9・弥彦0.8・村上0.7・燕0.5・阿賀町0.5)
  • 給与所得者比率5位以内で農業所得者比率1.0%超は阿賀野市のみ(聖籠0.9・燕0.5・関川1.6は農業型・見附0.4)
  • 農業所得者数県内シェア4.0%は納税義務者シェア1.8%の2.2倍(農業所得者の集積構造)
  • 変化率+11.9%は見附市と2市同率(同率グループ数=2・両者とも製造業集積型)
  • 前半+3.39%→後半+8.2%の後半加速(納税義務者数-1.71%減少下で1人当たり所得が後半加速)
  • 課税対象所得10年変化率順位12位と1人当たり所得10年変化率順位12位が完全一致(順位乖離0ランク)
  • 実効税率3.1%は県内15位・同率11市町村 の大同率グループ(聖籠・胎内・弥彦・見附・十日町・魚沼・阿賀野・田上・五泉・加茂・佐渡)
  • 納税義務者数-1.71%(-320人) は下越13市町村中で減少幅は中位(新潟-4.16%・関川-15.84%・胎内-5.27%などに比べて緩やか)
  • 推計手取り10年+16.0万円 は下越製造業集積型9市町村内で中位(聖籠+29.2・燕+27.9・阿賀町+21.9・五泉+20.7・阿賀野+16.0・村上+13.8)
  • 手取り転換率70.8% は中位水準(給与収入増+22.6万円のうち70.8%が手取りに転換)
  • 下越13市町村中の阿賀野市8位 は関川村7位(265.9万円・農業型)と 8,000円差 で近接
  • 下越製造業集積型9市町村中所得4位×変化率5位 で所得・変化率の順位乖離はほぼ1ランク(4位 vs 5位)
  • 下越13市町村中変化率6位(聖籠1・燕2・阿賀町3・関川4・五泉5・阿賀野6の順)で下越圏内の上位半分

この記事の執筆・データについて

執筆: 新潟データ(新潟県在住の個人運営)
データ基準日: 令和5年度(2023年度)市町村税課税状況等の調べ/国勢調査 令和2年/工業統計調査 令和4年/市町村別農業産出額(推計)令和4年
更新日: 2026-08-26
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本記事は公的統計を整理・解釈したデータ記事です。専門的な投資助言・移住助言・税務相談ではありません。移住・就職・事業判断等の重要な意思決定にあたっては、原典データおよび該当分野の専門家にご確認ください。


出典

  • 1人当たり課税対象所得・所得割納税義務者数・住民税(所得割)実額・所得種類別納税義務者数:
    総務省(市町村税課税状況等の調べ 令和5年・平成30年・平成25年)
  • 産業別就業者数・産業タイプ・主要業種1〜3位・総就業者数:
    総務省(国勢調査 令和2年)
  • 製造業従業者数・現金給与総額・製造品出荷額・付加価値額・1人あたり付加価値額:
    経済産業省(工業統計調査 令和4年)
  • 農業産出額:
    農林水産省(市町村別農業産出額(推計)令和4年)

推計値について:
本記事の「推計手取り」は総務省 課税対象所得から社会保険料・所得税・住民税を控除した試算値です。
想定料率:

  • H25:厚生年金 8.737%/健保 4.985%/雇保 0.5%
  • H30:厚生年金 9.15%/健保 5.0%/雇保 0.3%
  • R5:厚生年金 9.15%/健保 5.0%/雇保 0.6%
    (協会けんぽ新潟県の概算率を使用)
    控除モデル:基礎控除(H25・H30: 38万、R5: 48万)・配偶者控除・扶養控除1人・社会保険料控除
    データ基準日:令和5年度(2023年度)・平成30年度(2018年度)・平成25年度(2013年度)
    次回更新推奨:令和10年度(2028年度)データ公表後

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