南魚沼市の人口データ 年少人口率10.90%は県内で5番目に高く、推計では14歳以下が52.90%減る

データ

南魚沼市では、市の人口の10.90%が14歳以下です。この割合は県内で5番目に高い値です(長岡市と同率)。人数は5,701人(住民基本台帳2025年)です。
推計でも割合は県内で7番目に高い位置に残りますが、人数は-52.90%減ります。割合と人数が別々に動くことを、記事で確かめられます。


県内9位の52,376人と、県内で10番目に低い高齢化率31.90%

南魚沼市の人口は52,376人で県内9位、世帯数は20,391世帯で県内10位です。可住地面積は総面積から林野と主要湖沼を除いた面積で、可住地割合はそれが総面積に占める割合です。人口密度は総面積あたり、可住地人口密度は可住地面積あたりの人数を指します。

指標値基準県内順位
総人口52,376人住民基本台帳 2025年9位
世帯数20,391世帯住民基本台帳 2025年10位
1世帯あたりの人数2.57人住民基本台帳 2025年県内で6番目に大きく、小さい順では25番目
総面積584.55 km²国土地理院 2026年県内で10番目に広い
可住地面積193.92 km²総務省統計局 2024年県内で7番目に広い
可住地割合33.20%総務省統計局 2024年・国土地理院 2026年県内で18番目に高い
人口密度89.6人/km²住民基本台帳 2025年・国土地理院 2026年18位
可住地人口密度270.1人/km²住民基本台帳 2025年・総務省統計局 2024年—

総人口のうち14歳以下が年少人口、15〜64歳が生産年齢人口で、65歳以上が占める割合が高齢化率です。65歳以上1人あたりの15〜64歳の人数が高齢者1人あたり生産年齢人口、15〜64歳1人あたりの14歳以下と65歳以上の合計が現役1人あたり非現役人数です。

指標値県内順位
14歳以下5,701人県内で8番目に多い
15〜64歳29,954人県内で8番目に多い
65歳以上16,721人県内で11番目に多い
年少人口率10.90%県内で5番目に高い(長岡市と同率)
生産年齢人口率57.20%県内で13番目に高い
高齢化率31.90%県内で10番目に低い

いずれも住民基本台帳2025年の値です。県内で高齢化率が40%を超えるのは1市町村で、南魚沼市の31.90%は40%を下回ります。65歳以上は14歳以下の2.93倍で、この比は県内で22番目に高く、低い順に数えると8番目にあたります(見附市と同率)。高齢者1人あたり生産年齢人口1.79人は県内で10番目に多く、現役1人あたり非現役人数0.75人は県内で12番目に少ない値です(妙高市・阿賀野市と同率)。14歳以下の人数を15の年齢に分けると、同じ年齢の子どもは380.1人です。

南魚沼市は新潟県の中越地方にあり、魚沼産コシヒカリの産地です。


推計でも県内7番目に高い年少人口率と、52.90%減る14歳以下

いまの14歳以下は5,701人で、市の人口の10.90%です。この割合は県内で5番目に高い値です(長岡市と同率)。

順位市町村年少人口率
1聖籠町14.40
⋮⋮⋮
3新発田市11.10 ※同率
5長岡市10.90 ※同率
5南魚沼市10.90 ※同率
7見附市10.80
8上越市10.70
⋮⋮⋮
30阿賀町5.40

▼【グラフ:population_children.png 南魚沼市の年少人口率と同じ年齢の子どもの人数の推計(2020年・2040年・2050年)】

推計の年少人口率は12.00%(2020年)から9.00%(2040年)、8.70%(2050年)へ変わります。県内での位置は3番目に高い値から7番目、7番目です(2020年は弥彦村、2040年は見附市と同率)。

一方で、人数は大きく減ります。14歳以下は6,578人(2020年)から3,772人(2040年)、3,099人(2050年)へ変わり、2020年から2050年の減少率は-52.90%です。同じ年齢の子どもの人数は438.5人から251.5人、206.6人になります。2020年から2050年にかけて14歳以下が増える市町村は、県内に1つもありません。

推計は2020年・2040年・2050年の3時点です。2020年から2040年は20年、2040年から2050年は10年で期間の長さが違うため、途中で減り方が変わったかどうかは、この3時点からは読めません。

住民基本台帳2025年の14歳以下5,701人・年少人口率10.90%・同じ年齢の子ども380.1人は、上の推計とは基準が違う別の統計です。

割合の位置だけを見ると、実際に出会う子どもの人数を多く見積もります。


2050年でも1.03人の高齢者1人あたり生産年齢人口と、44.90%へ上がる高齢化率

いまの65歳以上は16,721人で、14歳以下の2.93倍です。この比は県内で8番目に少ない値です(見附市と同率)。

▼【グラフ:population_age_balance.png 年少人口率の県内の並びにおける南魚沼市の位置(住民基本台帳2025年)】

推計では、高齢者1人あたり生産年齢人口が1.62人(2020年)から1.23人(2040年)、1.03人(2050年)へ下がります。1.00人を下回る見通しの市町村は2020年で1、2040年で13、2050年で18ありますが、南魚沼市は3時点とも下回りません(2050年は三条市と同率)。現役1人あたり非現役人数は0.84人から0.99人、1.15人へ変わります(2020年は阿賀野市、2040年は三条市、2050年は三条市・柏崎市と同率)。

それでも高齢化率そのものは上がります。推計では33.70%(2020年)から40.90%(2040年)、44.90%(2050年)へ変わります。県内での位置は11番目に低い値から10番目、10番目です。2050年に高齢化率が50%を超える見通しの市町村は県内で13あり、南魚沼市の44.90%はそれを下回ります。

65歳以上の人数は同じ期間に18,460人から17,203人、16,003人へ減ります。2020年から2050年の減少は2,457人、減少率は-13.30%です。2020年から2050年に65歳以上が増える見通しの2市町村に、南魚沼市は入りません。15〜64歳は29,813人から21,110人、16,544人へ減ります。2020年から2050年の減少は13,269人、減少率は-44.50%で、県内で8番目に多い位置は3時点とも動きません。推計の生産年齢人口率は54.40%から46.40%へ変わります(2020年は阿賀野市と同率)。

住民基本台帳2025年の65歳以上16,721人・高齢化率31.90%・高齢者1人あたり生産年齢人口1.79人・現役1人あたり非現役0.75人は、上の推計とは基準が違う別の統計です。

市の中で高齢の人の割合が上がることと、県内で高齢化率が低い位置に数えられることは、同時に成り立ちます。


県内8番目に多い転入1,595人と、県内5番目に大きいマイナスの社会増減

社会増減は転入・転出と職権記載・職権消除による差です。職権記載と消除は、届け出以外の理由で住民基本台帳に記録を加えたり消したりする手続きを指します。自然増減は出生と死亡の差、寄与率は減った人数のうちそれぞれが占める割合、社会移動回転率は転入と転出を合わせた人数を人口で割った値です。

▼【グラフ:population_breakdown.png 南魚沼市の2024年の転入・転出と、社会増減・自然増減】

2024年の1年間で、転入は1,595人、転出は1,895人、合わせて3,490人でした。3つとも県内で8番目に多い数です。転入と転出を足した人数を人口で割った社会移動回転率は6.70%で、人の入れ替わりは県内で7番目に大きい値です。1日あたりの人数でみると、転入4.4人・転出5.2人、合わせて9.6人です。

社会増減は-301人で、県内で5番目に大きいマイナスです。社会増減は職権記載・職権消除を含むため、転入1,595人と転出1,895人の差とは一致しません。

順位市町村社会増減
1新潟市441
⋮⋮⋮
5聖籠町12
───── 0(増加と減少の境) ─────
6粟島浦村0
⋮⋮⋮
24佐渡市-270
25柏崎市-296
26南魚沼市-301
27十日町市-336
28村上市-383
⋮⋮⋮
30上越市-580

この並びでは、増えた市町村が上、減った市町村が下に来ます。線より上は5市町村で、2024年に社会増減がプラスだった数と一致します。南魚沼市は線より下にあります。

1年間に生まれたのは229人で、県内で8番目に多い数です。死亡は872人で、自然増減は-643人でした。出生は死亡の26.26%にあたり、この割合は県内で10番目に高い値です。死亡は出生の3.81倍です。

1年間で減った944人のうち、自然増減によるものが68.10%、社会増減によるものが31.90%です。1年間の人口増減率-1.77%は、県内で15番目に減少率が小さい値です。2024年に人口が増えた県内1市町村に、南魚沼市は入りません。自然増減がプラスだった市町村はありません。

転入元・転出先の内訳は集計の対象外です。年齢別の移動の内訳もありません。この章の数値は2024年の1年間のもので、前の2章で扱った推計の20年・30年とは基準も期間も違います。

入ってくる人数と出ていく人数の多さは、1年で減った人数の大きさとは別々に動きます。


15年で9,248人減、推計で9位から8位へ上がる県内順位

15年を通算した数字では、減り方が期ごとにどう変わったかが分かりません。次の表は4時点の人口と、期ごとの増減率です。

時点人口増減率県内順位(増減率)
2010年(国勢調査)61,624人——
2015年(国勢調査)58,568人-4.96%減少率が県内で15番目に大きい
2020年(国勢調査)54,851人-6.35%減少率が県内で16番目に大きい
2025年(住民基本台帳)52,376人-4.51%減少率が県内で15番目に大きい

2010年から2025年までの15年間で9,248人減り、減少率-15.01%は県内で16番目に減少幅が大きい値です。最後の期は、国勢調査2020年10月1日から住民基本台帳2025年1月1日までで、他の2期より短く、統計の基準も違います。-4.51%という値だけで、減り方が緩んだとも強まったとも言えません。3期続けて減少率が拡大したのは県内で5市町村です。南魚沼市はそこに含まれません。

推計の総人口は54,851人(2020年)から42,085人(2040年)、35,646人(2050年)へ変わります。2020年から2040年の減少率-23.30%、2020年から2050年の-35.00%は、どちらも県内で12番目に減少幅が小さい値です。実数では19,205人の減少です。

推計人口から計算した人口密度は93.8人/km²から61.0人/km²へ、可住地人口密度は282.9人/km²から183.8人/km²へ変わります。分子だけが将来推計の値です。住民基本台帳2025年の52,376人と推計の35,646人は、基準が違う別の統計です。実績の5年と推計の20年・30年は、期間の長さも違います。

推計の総人口が県内で何番目に多いかは、2020年の9位から2040年の8位へ上がり、2040年から2050年は動きません。2020年から2050年のあいだに県内順位が上がったのは県内9市町村で、南魚沼市はそのうちのひとつです。2020年から2050年に総人口が増える市町村は県内にありません。


夜より312人多い昼間人口と、県内で7番目に多い差

夜間人口は市に住んでいる人の数、昼間人口は通勤・通学の移動をふまえて日中に市内にいる人の数です。昼夜間人口比は、夜間人口を100としたときの昼間人口にあたります。

2020年の国勢調査では、夜間人口54,851人に対して昼間人口が55,163人で、差は312人です。この差は県内で7番目に多い値です。昼夜間人口比100.6は県内で8番目に高い値です。昼間人口が夜間人口を上回るのは県内12市町村で、南魚沼市はそのうちのひとつです。

夜間人口54,851人は2020年10月1日の国勢調査人口で、前の章で扱った推計の2020年と同じ値です。通勤先・通学先の内訳は集計の対象外で、どこから来てどこへ行くのかはこの統計では分かりません。


まとめ|10.90%という割合と、52.90%という減り方

はじめに挙げた割合と人数を、もう一度突き合わせます。

いまの14歳以下は5,701人で、市の人口の10.90%です。この割合は県内で5番目に高い値です(長岡市と同率)。推計の年少人口率は12.00%から8.70%へ変わり、県内での位置は3番目に高い値から7番目、7番目です。

一方で人数は、6,578人から3,099人へ-52.90%減ります。同じ年齢の子どもの人数は438.5人から206.6人になります。

65歳以上は14歳以下の2.93倍で、この比は県内で8番目に少ない値です(見附市と同率)。推計では高齢者1人あたり生産年齢人口が2050年でも1.03人で、1.00人を下回る見通しの18市町村に南魚沼市は入りません。それでも高齢化率は33.70%から44.90%へ上がります。

2024年の1年間では、転入1,595人・転出1,895人がどちらも県内で8番目に多く、社会移動回転率6.70%は人の入れ替わりが県内で7番目に大きい値です。その一方で社会増減-301人は県内で5番目に大きいマイナスです。減った944人のうち68.10%は自然増減によるものでした。

人口52,376人は県内9位、高齢化率31.90%は県内で10番目に低い値です。2010年から2025年までの15年間では9,248人減り、推計の総人口の県内順位は9位から8位へ上がります。2020年の国勢調査では昼間人口が夜間人口を312人上回り、この差は県内で7番目に多い値です。

県内での位置と、実際の人数は別々に動きます。位置が保たれることを人数が保たれることだと読むと、出会う子どもの人数を多く見積もります。

この節の数値の基準は次のとおりです。

基準この節で使っている数値
住民基本台帳 2025年人口52,376人・14歳以下5,701人・年少人口率10.90%・高齢化率31.90%・2.93倍
住民基本台帳 2024年の動態転入1,595人・転出1,895人・6.70%・-301人・944人・68.10%
国勢調査 2010・2015・2020年と住民基本台帳 2025年9,248人
国勢調査 2020年(従業地・通学地集計)昼と夜の差312人
将来推計(国勢調査2020年基準)年少人口率12.00%から8.70%・県内3番目から7番目・14歳以下6,578人から3,099人・-52.90%・438.5人から206.6人・1.03人・高齢化率33.70%から44.90%・県内9位から8位・18市町村

この記事の数値が示す範囲

  • この記事は人口の統計だけを扱っています。産業・雇用・住宅・医療・学校・保育・観光・気候・地形のデータは含みません。人が減る理由も、年少人口率が高い理由も、この記事の数値では扱えません。市にある産業については名前を挙げるだけで、人口の動きとは結びつけていません。
  • 同じ年齢の子どもの人数は、14歳以下の人数を15の年齢に分けた公表値です。学年ごとの人数を示すものではありません。
  • 社会増減は転入・転出と職権記載・職権消除による差です。転入から転出を引いた値とは一致しません。転入元・転出先の内訳は集計の対象外です。年齢別の移動の内訳もないため、出ていく人がどこへ行くのかは分かりません。
  • 住民基本台帳(2025年1月1日)・国勢調査(各年10月1日)・将来推計(国勢調査2020年基準)は、集計の方法と時点が違います。2024年の人口動態は1年間の数値で、将来推計の20年・30年とは基準も期間も違います。
  • 将来推計は2020年・2040年・2050年の3時点で公表されています。2020年から2040年は20年、2040年から2050年は10年で期間の長さが違うため、途中で減り方が変わったかどうかは読めません。
  • 将来推計の2020年は、2020年10月1日の国勢調査人口を基準年としています。夜間人口54,851人と同じ値です。
  • 昼間人口は従業地・通学地集計による値で、通勤先・通学先の内訳は集計対象外です。昼と夜の差は引き算の値で、移動した人数を数えたものではありません。
  • 可住地面積は、総面積から林野と主要湖沼を除いた面積です。平地の広さを測ったものではありません。人口密度は市域全体を平均した値で、市内のどこに人が住んでいるかは対象外です。

出典・情報基準日

データ出典基準日・年次
人口・世帯数・年齢3区分・人口密度総務省『住民基本台帳に基づく人口・人口動態及び世帯数』2025年1月1日現在
転入・転出・出生・死亡・自然増減・社会増減・人口増減同上(人口動態)2024年1月〜12月
総人口の推移(2010・2015・2020年)・昼間人口・夜間人口・昼夜間人口比総務省『国勢調査』2010・2015・2020年 各10月1日(昼夜間は従業地・通学地集計)
将来推計(総人口・年齢3区分・構成率・扶養負担・推計人口による密度)国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(令和5(2023)年推計)』2023年12月公表・国勢調査2020年基準
総面積・人口密度の分母国土地理院『全国都道府県市区町村別面積調』2026年4月1日現在
可住地面積・可住地割合・可住地人口密度総務省統計局『統計でみる市区町村のすがた 2026』2024年データ

データの見方

  • 県内順位は、新潟県の30市町村すべてを並べたときの位置です。一部の市町村を取り出した中での順位ではありません。
  • 順位の向きは指標ごとに違います。この記事では、値が大きいほうから数えた順位と、小さいほうから数えた順位を、そのつど書き分けています。
  • 同じ値の市町村があるときは「同率」と書いています。
  • 人口の推移は、2010年から2020年までが国勢調査、2025年が住民基本台帳です。調査の方法が違うため、期ごとの増減をそのまま比べることはできません。

免責

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