新潟県 積雪・雪対策データ ランキング

データ

作成日:2026-08-12
データ基準:気象庁AMeDAS 2014〜2023年(直近10年平均)、新潟県警察 2019〜2023年


  1. ペルソナ別 推奨ランキング対照表
  2. ⚠️ Section 0:積雪計なし市町村の地形分析と代替観測所の提案
    1. 地形的問題の大きさで3分類
    2. 積雪計なし市町村 個別分析(14市町村)
      1. 1. 燕市 ★ 問題小
      2. 2. 妙高市 ★★★ 問題大
      3. 3. 上越市 ★★ 問題中
      4. 4. 糸魚川市 ★★★ 問題大
      5. 5. 弥彦村 ★★ 問題中
      6. 6. 出雲崎町 ★★ 問題中
      7. 7. 村上市(山間部) ★★★ 問題大(市街地部は問題小)
      8. 8. 聖籠町 ★★ 問題中
      9. 9. 佐渡市 ★★★ 問題大(離島)
      10. 10. 粟島浦村 ★★★ 問題大(離島)
      11. 11〜14. 県独自観測データあり市町村(三条市・加茂市・新発田市・胎内市)
  3. ランキング① 最深積雪が少ない順(積雪計あり観測所担当・データあり20市町村)
  4. ランキング② 冬日数が少ない順(全30市町村・データあり)
  5. ランキング③ スリップ事故割合が低い順(全30市町村)
  6. ランキング④ 最深積雪が多い順(積雪計あり・データあり20市町村)
  7. ランキング⑤ 冬日数が多い順(全30市町村)
  8. ランキング⑥ 克雪補助金一覧(全30市町村)
    1. 補助金あり(克雪住宅補助確認済み:15市町村)
    2. 補助金不明(15市町村)
  9. ランキング⑦ 豪雪地帯区分一覧(全30市町村)
    1. 特別豪雪地帯(全域):11市町村
    2. 特別豪雪地帯(一部):7市町村
    3. 豪雪地帯(全域):12市町村
  10. 補足:データ制限の整理

ペルソナ別 推奨ランキング対照表

ペルソナニーズ最初に見るランキング
A:雪から逃げたい移住者「積雪が少なく、事故も少ない場所に住みたい」①最深積雪(少ない順)→③スリップ割合(低い順)→②冬日数(少ない順)
B:雪を楽しみたい移住者「スキーや雪景色が好き。雪の多い場所に住みたい」④最深積雪(多い順)→⑤冬日数(多い順)
C:雪対策コストを下げたい移住者「補助金で克雪住宅にしたい。制度が手厚い場所を選びたい」⑥克雪補助金一覧→⑦豪雪地帯区分
D:雪のリスクを正確に把握したい移住者「スリップ事故の実態を数字で確認したい」③スリップ事故割合(全30市町村)

⚠️ Section 0:積雪計なし市町村の地形分析と代替観測所の提案

積雪計がない観測所に対応する市町村は、近隣の積雪計あり観測所のデータをそのまま流用できない場合があります。
地形・標高・海や山との位置関係によって、同じ距離でも気象条件が大きく異なることがあるためです。

地形的問題の大きさで3分類

分類説明対象市町村
★★★ 問題大標高差・地形的障壁が大きく、代替観測所データは参考値に留まる妙高市・糸魚川市・村上市(山間部)・佐渡市・粟島浦村
★★ 問題中地形的差異があり、過小評価の可能性を考慮して読む必要がある上越市(山間部)・弥彦村・出雲崎町・聖籠町
★ 問題小地形的差異は小さく、代替観測所データが概ね実態を反映燕市・三条市(平野部)・加茂市(県独自観測あり)・新発田市(県独自観測あり)・胎内市(県独自観測あり)

積雪計なし市町村 個別分析(14市町村)

1. 燕市 ★ 問題小

参照観測所:三条AMeDAS(積雪計あり・距離7.4km)

項目燕市三条AMeDAS
地形越後平野(信濃川・中ノ口川沿いの低平地)越後平野(三条市街地)
標高約3〜5m約8m
海との距離約15km(新潟港方面)約20km
地形的障壁なし(平坦な水田地帯)なし

気象条件の類似度:高い。
燕市と三条市は同じ越後平野上にあり、標高差・地形的障壁ともにほぼない。三条のデータは燕市の平野部積雪を概ね反映している。ただし燕市はやや海に近いため、沿岸からの湿った空気の影響でわずかに積雪パターンが異なる可能性がある。

代替観測所提案:三条AMeDAS(現行)→ 継続使用で問題なし


2. 妙高市 ★★★ 問題大

参照観測所:高田AMeDAS(降雪量データのみ・距離9.1km)

項目妙高市高田AMeDAS
地形山岳地帯(妙高山2,454m・火打山2,462m)上越平野(頸城平野)
標高市域平均 約640m / 市街地200〜400m13m
標高差約600〜630m(市街地基準)
海との距離約20〜30km(内陸)約5km(日本海)
地形的障壁山岳地帯が連なり、高田平野とは気候帯が異なる

気象条件の類似度:低い。
高田AMeDASは標高13mの平野部。妙高市の市街地は標高200〜400m、山間地は数百〜千m級。標高が100m上がるごとに気温は約0.6℃低下し、積雪量は増加する。高田と妙高市山間部では積雪量が2〜3倍以上異なる可能性がある。高田AMeDASのデータは妙高市の最深積雪を大幅に過小評価する。

代替観測所提案:

  • 高田(現行)→ 降雪量データのみ参考値として利用
  • より適切な参照候補:信濃町(長野県・妙高高原に近い高標高観測所)だが県外
  • 新潟県内では代替観測所なし。妙高市独自の積雪計設置が望ましい

3. 上越市 ★★ 問題中

参照観測所:高田AMeDAS(降雪量データのみ・距離4.7km)

項目上越市(平野部)上越市(山間部)高田AMeDAS
地形頸城平野(直江津・高田)安塚・大島・清里地区頸城平野
標高10〜20m300〜600m13m
地形的障壁なし丘陵〜山地

気象条件の類似度:平野部は高い、山間部は低い。
高田AMeDASは上越市中心市街地(高田・直江津地区)の気象をよく代表する。しかし上越市は2005年の市町村合併で旧安塚町・旧大島村・旧清里村など内陸山間地域を含む巨大都市となった。山間部(安塚・大島・板倉・清里・中郷)は高田の2倍以上の積雪がある地区もある。市全体を代表するデータとしては平野部寄りに偏る。

代替観測所提案:

  • 高田(現行)→ 平野部(高田・直江津・南川・三和地区)の代表として継続使用
  • 山間部の実態は津南・十日町方面の観測所データを参考に補完

4. 糸魚川市 ★★★ 問題大

参照観測所:糸魚川AMeDAS(積雪計なし・距離1.2km)

項目糸魚川市(沿岸部)糸魚川市(山間部)糸魚川AMeDAS
地形日本海沿岸平野(フォーン現象あり)飛騨山脈北麓(白馬岳方面)沿岸部
標高5〜11m200〜2500m5m程度
特徴糸魚川静岡構造線(フォッサマグナ)通過。フォーン現象で乾燥・温暖になりやすい多雪地帯

気象条件の類似度:観測所自体に積雪計なし。代替観測所も困難。
糸魚川AMeDASは市街地にあるが積雪計がない。さらに糸魚川は「フォーン現象」の影響を受けやすい地形(南の山から北の日本海に向けて風が吹き下ろす)であり、南北で気象条件が大きく異なる。市街地の積雪は意外に少ない一方、南の山間部(小谷温泉・来馬方面)は豪雪地帯。

代替観測所提案:

  • 新潟県内には積雪計あり観測所で糸魚川に近いものがない(最近は約60km離れた下関か富山県境付近)
  • 富山県朝日観測所(積雪計あり・県境近く)が最近だが県外
  • 糸魚川市沿岸部の実態は積雪計設置が必要。現状は冬日数のみ参照可能

5. 弥彦村 ★★ 問題中

参照観測所:寺泊AMeDAS(積雪計なし・距離9.7km)

項目弥彦村寺泊AMeDAS
地形弥彦山(634m)東麓の山麓集落日本海沿岸の平野
標高村落部 約30〜80m・弥彦山頂634m5m以下(海岸)
海との距離弥彦山の東側(海から山を挟んだ位置)海岸沿い
地形的障壁弥彦山(634m)が寺泊との間に立ちはだかる

気象条件の類似度:中程度(弥彦山の遮蔽効果が課題)。
寺泊AMeDASと弥彦村の間には弥彦山系(最高634m)が存在する。日本海からの寒気・降雪雲は弥彦山の西側(寺泊側)で降雪を落としやすく、東側の弥彦村との気象条件は異なる可能性がある。弥彦村は「弥彦山が日本海からの風を遮る」地形のため、同距離の平野部より積雪が少ない場合も多い。一方、山麓効果で局所的な積雪が発生することもある。

代替観測所提案:

  • 新津AMeDAS(積雪計あり・約20km・越後平野)→ 越後平野側の代表として参考可
  • 寺泊(現行)→ 降雪量の傾向把握には一定の参考値。寺泊との間の弥彦山の影響を考慮して解釈すること

6. 出雲崎町 ★★ 問題中

参照観測所(記事での代用):長岡AMeDAS(積雪計あり・距離約19km)
※ 最近観測所は寺泊AMeDAS(13.1km)だが積雪計なし。長岡AMeDAS(積雪計あり)を代用。

項目出雲崎町長岡AMeDAS寺泊AMeDAS
地形日本海沿岸の丘陵地帯越後平野内陸部日本海沿岸平野
標高10〜100m(丘陵)約15m5m以下
海との距離海沿い内陸約25km海沿い
地形的障壁丘陵の起伏

気象条件の類似度:中程度(内陸vs海沿いの差がある)。
出雲崎町は海沿いの丘陵地帯で、内陸の長岡とは日本海側気候の特性が若干異なる。長岡は日本海からの湿った気流が山沿いで収束して積雪量が多くなりやすい内陸部。出雲崎は海沿いで積雪が少ない傾向がある。長岡の積雪量(平均95cm)は出雲崎の実態を過大評価している可能性がある。

代替観測所提案:

  • 長岡(現行・積雪計あり)→ 傾向の把握に使用可能。実際の積雪量は長岡より少ない可能性を考慮
  • 寺泊(最近)→ 積雪計なしのため最深積雪データ取得不可
  • 柏崎AMeDAS(積雪計あり・約30km南)→ 海沿いの観測所として参考可

7. 村上市(山間部) ★★★ 問題大(市街地部は問題小)

参照観測所:村上AMeDAS(積雪計なし・距離0.3km)/ 胎内市黒川(県独自観測・距離17.9km)

項目村上市(市街地)村上市(旧朝日村・特別豪雪地帯)村上AMeDAS
地形日本海沿岸・河岸平野山岳地帯(朝日岳方面・1,000m超)市街地
標高約8〜20m200〜1,450m(朝日岳)約8m
地形的障壁市街地とは別の気候帯

気象条件の類似度:市街地は概ね代表するが、山間部(特別豪雪地帯)は全く異なる。
村上市は新潟県最大の市域(1,173km²)を持ち、日本海沿岸の平野部から飯豊山系の山岳地帯まで含む。特別豪雪地帯に指定されているのは旧朝日村エリア(山間部)のみであり、村上市街地観測所のデータとは積雪量が2〜5倍異なる可能性がある。胎内市黒川(県独自観測・17.9km)は山間部の代用として使用しているが、旧朝日村とは位置関係が異なる。

代替観測所提案:

  • 村上AMeDAS(現行)→ 市街地・平野部の冬日数・気温参照には適切
  • 胎内黒川(県独自観測・17.9km)→ 山間部の積雪量参考値として現行で最善
  • 下関AMeDAS(関川村・積雪計あり・約35km)→ 山間部の傾向把握に参考可能

8. 聖籠町 ★★ 問題中

参照観測所:松浜AMeDAS(積雪計なし・距離14.4km)/ 新潟AMeDAS(降雪量参考・積雪計あり・20.5km)

項目聖籠町松浜AMeDAS新潟AMeDAS
地形越後平野北部・阿賀野川河口東の低地阿賀野川河口付近・海沿い越後平野・信濃川河口
標高約5〜10m5m以下約2m
海との距離約2〜5km(日本海)海岸ほぼ直近約3km
地形的障壁なし(平坦な平野)なしなし

気象条件の類似度:中程度(地形は類似だが距離と河川地形が影響)。
聖籠町・松浜・新潟市いずれも越後平野の沿岸低地であり地形的差異は少ない。しかし聖籠町の東側は加治川・胎内川流域の地形変化があり、新潟(信濃川流域)とは微妙に降雪パターンが異なる可能性がある。松浜AMeDASは距離が近いが積雪計なし。新潟AMeDASは積雪計ありの20km離れた観測所。

代替観測所提案:

  • 新潟AMeDAS(積雪計あり)→ 降雪量参考値として現行で最善
  • 中条AMeDAS(積雪計あり・約18km南東)→ 内陸寄りになるが積雪計あり観測所として参考可
  • 聖籠町は平野部なので実際の積雪量は少ない(新潟市9.3cmと同程度と推定)

9. 佐渡市 ★★★ 問題大(離島)

参照観測所:両津AMeDAS(積雪計なし・距離8.8km)

項目佐渡市(平野部)佐渡市(大佐渡山脈)両津AMeDAS
地形沿岸低地・国中平野大佐渡山脈(1,173m) / 小佐渡丘陵(647m)両津湾岸
標高1〜30m200〜1,173m約1m
海との距離海岸ほぼ直近
本土最近観測所村上AMeDAS(海峡を挟んで約60km・積雪計なし)

気象条件の類似度:本土との比較は根本的に不適。離島固有の海洋性気候。
佐渡島は日本海に浮かぶ離島(面積855km²)であり、四方を海に囲まれた海洋性気候のため、本土の観測所データとは根本的に気象条件が異なる。冬は日本海から直接影響を受け、本土(内陸部)より温暖・降雪は少ない傾向がある。両津AMeDASは島内にあるが積雪計がなく、島内山間部(大佐渡山脈)と沿岸部の差も大きい。

代替観測所提案:

  • 新潟県内に代替できる積雪計あり観測所なし(離島の海洋性気候を代表する本土観測所は存在しない)
  • 両津AMeDASへの積雪計追加設置が根本的解決策
  • 冬日数(27.2日ランク26位)のみが利用可能な代替指標

10. 粟島浦村 ★★★ 問題大(離島)

参照観測所:粟島AMeDAS(積雪計なし・距離0.4km)

項目粟島浦村粟島AMeDAS
地形離島(粟島・最高点266m)島内ほぼ直近
標高0〜266m島内低地
本土最近観測所村上AMeDAS(海峡を挟んで約35km・積雪計なし)

気象条件の類似度:本土との比較は根本的に不適。離島固有の海洋性気候。
粟島は四方を日本海に囲まれた面積9.7km²の小島で、海洋性気候が顕著。粟島AMeDASは村内に近接しているが積雪計がない。本土の積雪計あり観測所(下関・距離約60km)は地形的・気候的に全く異なる条件のため代用不可。

代替観測所提案:

  • 新潟県内に代替できる積雪計あり観測所なし
  • 粟島AMeDASへの積雪計追加設置が根本的解決策
  • 冬日数(27.2日ランク29位)のみ利用可能な代替指標

11〜14. 県独自観測データあり市町村(三条市・加茂市・新発田市・胎内市)

この4市町村は新潟県地域政策課(雪情報)の独自観測データがあるため、AMeDASの問題を補完しています。

市町村AMeDAS参照観測所問題県独自観測点評価
三条市三条AMeDAS(平野部・0.7km)南部の下田地区(旧下田村・山間部)はAMeDASより積雪が多い三条市新堀山間部の実態を補完 ✅
加茂市三条AMeDAS(平野部・8.1km)加茂市は丘陵地(標高100〜500m)で三条平野より積雪が多い可能性加茂市穂積市内実態を反映 ✅
新発田市中条AMeDAS(平野部・15.3km)東部は飯豊山系(標高500〜1500m)で中条より大幅に積雪が多い新発田市(地点不明)市内実態を補完 ✅
胎内市中条AMeDAS(平野部・2.7km)旧黒川村(山間部)は旧中条町(平野)とは別の気候帯胎内市黒川山間部(旧黒川村)の実態を反映 ✅

ランキング① 最深積雪が少ない順(積雪計あり観測所担当・データあり20市町村)

このランキングが役立つペルソナ:A(雪から逃げたい移住者)
「どこに住めば積雪が最も少ないか」を知りたい人向け。

データ出典:気象庁AMeDAS 2014〜2023年直近10年平均
注:積雪計なし観測所担当市町村(燕市・糸魚川市・妙高市・上越市・弥彦村・出雲崎町・村上市・聖籠町・佐渡市・粟島浦村)はデータなしのためランキング対象外。

順位(少ない順)市町村参照観測所最深積雪(10年平均)豪雪地帯区分
1新潟市新潟9.3cm豪雪地帯(全域)
2加茂市三条※46.4cm特別豪雪地帯(全域)
3三条市三条※48.6cm特別豪雪地帯(一部:旧下田村)
4五泉市新津52.8cm特別豪雪地帯(一部:旧村松町)
4阿賀野市新津52.8cm豪雪地帯(全域)
4田上町新津52.8cm豪雪地帯(全域)
7柏崎市柏崎57.0cm特別豪雪地帯(一部)
7刈羽村柏崎57.0cm豪雪地帯(全域)
9新発田市中条※62.2cm豪雪地帯(全域)
10胎内市中条※64.3cm特別豪雪地帯(一部:旧黒川村)
11長岡市長岡94.7cm特別豪雪地帯(一部)
11小千谷市長岡94.7cm特別豪雪地帯(全域)
11見附市長岡94.7cm豪雪地帯(全域)
14関川村下関110.4cm特別豪雪地帯(全域)
15阿賀町津川113.1cm特別豪雪地帯(全域)
16魚沼市小出193.9cm特別豪雪地帯(全域)
16南魚沼市小出193.9cm特別豪雪地帯(全域)
18湯沢町湯沢206.1cm特別豪雪地帯(全域)
19十日町市十日町211.1cm特別豪雪地帯(全域)
20津南町津南268.3cm特別豪雪地帯(全域)

※ 三条・中条は積雪計あり観測所のデータを近隣市町村に割り当てたもの。実態との乖離についてはSection 0参照。

データなし 10市町村(積雪計なし・代替観測所データも不十分):
燕市・糸魚川市・妙高市・上越市・弥彦村・出雲崎町・村上市・聖籠町・佐渡市・粟島浦村
→ 理由と代替提案は Section 0 参照


ランキング② 冬日数が少ない順(全30市町村・データあり)

このランキングが役立つペルソナ:A(雪から逃げたい移住者)
積雪計なし市町村も含めた全30市町村の冬の厳しさ比較。
冬日数(最低気温0℃未満の日数)は路面凍結リスクの代理指標でもある。

データ出典:気象庁AMeDAS 2014〜2023年直近10年平均

順位(少ない順)市町村参照観測所冬日数(10年平均)豪雪地帯区分
1糸魚川市糸魚川21.1日特別豪雪地帯(全域)
2粟島浦村粟島27.2日豪雪地帯(全域)
3聖籠町松浜32.8日豪雪地帯(全域)
4新潟市新潟32.9日豪雪地帯(全域)
5佐渡市両津33.8日豪雪地帯(全域)
6燕市三条40.9日豪雪地帯(全域)
6加茂市三条40.9日特別豪雪地帯(全域)
6三条市三条40.9日特別豪雪地帯(一部)
9出雲崎町寺泊42.1日豪雪地帯(全域)
9弥彦村寺泊42.1日豪雪地帯(全域)
11新発田市中条42.7日豪雪地帯(全域)
11胎内市中条42.7日特別豪雪地帯(一部)
13長岡市長岡44.6日特別豪雪地帯(一部)
13小千谷市長岡44.6日特別豪雪地帯(全域)
13見附市長岡44.6日豪雪地帯(全域)
13刈羽村柏崎44.6日豪雪地帯(全域)
13柏崎市柏崎44.6日特別豪雪地帯(一部)
18妙高市高田45.3日特別豪雪地帯(全域)
18上越市高田45.3日特別豪雪地帯(一部)
20村上市村上60.9日特別豪雪地帯(一部)
21五泉市新津68.9日特別豪雪地帯(一部)
21阿賀野市新津68.9日豪雪地帯(全域)
21田上町新津68.9日豪雪地帯(全域)
24関川村下関82.0日特別豪雪地帯(全域)
25魚沼市小出84.1日特別豪雪地帯(全域)
25南魚沼市小出84.1日特別豪雪地帯(全域)
27湯沢町湯沢89.8日特別豪雪地帯(全域)
28十日町市十日町97.3日特別豪雪地帯(全域)
29津南町津南100.9日特別豪雪地帯(全域)
30阿賀町津川101.4日特別豪雪地帯(全域)

⚠️ 糸魚川市(冬日数1位・最も少ない)はフォーン現象の影響で気温が高く冬日数が少ないが、山間部の積雪量は多い。冬日数だけでは雪の少なさを判断できない点に注意。


ランキング③ スリップ事故割合が低い順(全30市町村)

このランキングが役立つペルソナ:A(雪から逃げたい移住者)・D(雪のリスクを数字で把握したい移住者)
「冬の運転が怖い」人が安心して住める市町村を選ぶための指標。
全事故に占める積雪・凍結路面事故の割合(低いほど冬の路面状況が良好)。

データ出典:新潟県警察(交通事故統計)2019〜2023年5年合計÷5

順位(低い順)市町村年間平均件数全事故の割合一言メモ
1田上町0.0件0.0%5年間ゼロ ✅
1粟島浦村0.0件0.0%5年間ゼロ(交通量も極少)✅
3阿賀野市0.2件1.3%約77件に1件
4五泉市0.6件3.4%約29件に1件
5新発田市2.6件4.3%約23件に1件
6燕市2.8件4.8%約21件に1件
7弥彦村0.2件5.9%約17件に1件
7阿賀町0.2件5.9%約17件に1件
9糸魚川市1.0件6.0%約17件に1件
9佐渡市1.0件6.0%約17件に1件
11三条市4.8件6.2%約16件に1件
12新潟市36.6件6.5%件数は最多(大都市)、割合は中程度
13見附市1.0件6.6%約15件に1件
14加茂市0.8件6.7%約15件に1件
15聖籠町0.8件7.7%約13件に1件
16長岡市9.8件8.1%約12件に1件
17胎内市1.2件9.5%約11件に1件
17村上市3.0件9.5%約11件に1件
19柏崎市3.0件9.8%約10件に1件
20出雲崎町0.2件10.0%約10件に1件
21上越市9.8件11.1%約9件に1件
22魚沼市2.2件15.5%約6件に1件
22南魚沼市5.4件15.9%約6件に1件
22小千谷市2.8件15.9%約6件に1件
25十日町市3.4件19.1%約5件に1件
26妙高市2.8件21.9%約5件に1件
27刈羽村0.4件22.2%約5件に1件
28津南町0.6件23.1%約4件に1件
29関川村1.0件25.0%約4件に1件
30湯沢町4.2件32.3%約3件に1件(最高割合)

⚠️ 注意:件数と割合は別指標。新潟市は割合6.5%(中程度)だが件数36.6件(最多)。粟島浦村・田上町のゼロは交通量の少なさも影響する。


ランキング④ 最深積雪が多い順(積雪計あり・データあり20市町村)

このランキングが役立つペルソナ:B(雪を楽しみたい移住者)
スキー・雪国体験・雪景色を求めて移住を検討している人向け。

順位(多い順)市町村参照観測所最深積雪(10年平均)豪雪地帯区分
1津南町津南268.3cm特別豪雪地帯(全域)
2十日町市十日町211.1cm特別豪雪地帯(全域)
3湯沢町湯沢206.1cm特別豪雪地帯(全域)
4魚沼市小出193.9cm特別豪雪地帯(全域)
4南魚沼市小出193.9cm特別豪雪地帯(全域)
6阿賀町津川113.1cm特別豪雪地帯(全域)
7関川村下関110.4cm特別豪雪地帯(全域)
8長岡市長岡94.7cm特別豪雪地帯(一部)
8小千谷市長岡94.7cm特別豪雪地帯(全域)
8見附市長岡94.7cm豪雪地帯(全域)
11胎内市中条※64.3cm特別豪雪地帯(一部:旧黒川村)
12新発田市中条※62.2cm豪雪地帯(全域)
13柏崎市柏崎57.0cm特別豪雪地帯(一部)
13刈羽村柏崎57.0cm豪雪地帯(全域)
15五泉市新津52.8cm特別豪雪地帯(一部)
15阿賀野市新津52.8cm豪雪地帯(全域)
15田上町新津52.8cm豪雪地帯(全域)
18三条市三条※48.6cm特別豪雪地帯(一部)
19加茂市三条※46.4cm特別豪雪地帯(全域)
20新潟市新潟9.3cm豪雪地帯(全域)

ランキング⑤ 冬日数が多い順(全30市町村)

このランキングが役立つペルソナ:B(雪を楽しみたい移住者)
「本物の雪国に住みたい」という人が求める厳冬の長さを示す。

順位(多い順)市町村参照観測所冬日数(10年平均)
1阿賀町津川101.4日
2津南町津南100.9日
3十日町市十日町97.3日
4湯沢町湯沢89.8日
5魚沼市小出84.1日
5南魚沼市小出84.1日
7関川村下関82.0日
8五泉市新津68.9日
8阿賀野市新津68.9日
8田上町新津68.9日
11村上市村上60.9日
12妙高市高田45.3日
12上越市高田45.3日
14長岡市長岡44.6日
14小千谷市長岡44.6日
14見附市長岡44.6日
14刈羽村柏崎44.6日
14柏崎市柏崎44.6日
19新発田市中条42.7日
19胎内市中条42.7日
21出雲崎町寺泊42.1日
21弥彦村寺泊42.1日
23燕市三条40.9日
23加茂市三条40.9日
23三条市三条40.9日
26佐渡市両津33.8日
27新潟市新潟32.9日
28聖籠町松浜32.8日
29粟島浦村粟島27.2日
30糸魚川市糸魚川21.1日

ランキング⑥ 克雪補助金一覧(全30市町村)

このランキングが役立つペルソナ:C(雪対策コストを下げたい移住者)

データ出典:各市町村公式サイト(2026-08-04確認時点)

補助金あり(克雪住宅補助確認済み:15市町村)

市町村克雪住宅補助(上限)克雪リフォーム補助(上限)豪雪地帯区分
長岡市44万円44万円特別豪雪地帯(一部)
小千谷市44万円44万円特別豪雪地帯(全域)
加茂市44万円44万円特別豪雪地帯(全域)
十日町市44万円44万円特別豪雪地帯(全域)
村上市44万円33万円特別豪雪地帯(一部:旧朝日村)
糸魚川市44万円44万円特別豪雪地帯(全域)
妙高市44万円44万円特別豪雪地帯(全域)
魚沼市44万円44万円特別豪雪地帯(全域)
南魚沼市44万円44万円特別豪雪地帯(全域)
上越市44万円44万円特別豪雪地帯(一部)
湯沢町44万円44万円特別豪雪地帯(全域)
津南町44万円44万円特別豪雪地帯(全域)
柏崎市44万円33万円特別豪雪地帯(一部)
阿賀町44万円44万円特別豪雪地帯(全域)
関川村44万円44万円特別豪雪地帯(全域)

※ 補助金は新潟県「克雪すまいづくり支援事業」が原則。特別豪雪地帯指定市町村が対象。
※ 要援護世帯(高齢者・障害者など)は上限額に+11万円の加算あり(一部市町村)。

補助金不明(15市町村)

市町村豪雪地帯区分不明の主な理由
三条市特別豪雪地帯(一部)調査時点で確認できず(克雪すまいづくり支援事業の対象に含まれない可能性あり)
新潟市豪雪地帯(全域)特別豪雪地帯非指定のため克雪すまいづくり支援事業対象外の可能性
新発田市豪雪地帯(全域)特別豪雪地帯非指定のため同上
見附市豪雪地帯(全域)特別豪雪地帯非指定のため同上
燕市豪雪地帯(全域)同上
五泉市特別豪雪地帯(一部)調査時点で確認できず
阿賀野市豪雪地帯(全域)特別豪雪地帯非指定のため同上
佐渡市豪雪地帯(全域)同上
胎内市特別豪雪地帯(一部)調査時点で確認できず
聖籠町豪雪地帯(全域)特別豪雪地帯非指定のため同上
弥彦村豪雪地帯(全域)同上
田上町豪雪地帯(全域)同上
出雲崎町豪雪地帯(全域)同上
刈羽村豪雪地帯(全域)同上
粟島浦村豪雪地帯(全域)同上

ランキング⑦ 豪雪地帯区分一覧(全30市町村)

このランキングが役立つペルソナ:C(コスト重視)・全ペルソナ共通
豪雪地帯区分は除雪費への国庫補助率・克雪補助金の対象条件に直結する。

データ出典:国土交通省(豪雪地帯対策特別措置法)令和8年4月1日現在

特別豪雪地帯(全域):11市町村

関川村・津南町・十日町市・湯沢町・魚沼市・南魚沼市・阿賀町・妙高市・小千谷市・加茂市・糸魚川市

→ 市町村内のどの地区に居住しても除雪費補助・克雪住宅補助の対象。

特別豪雪地帯(一部):7市町村

市町村指定エリア
長岡市旧長岡市・旧越路町・旧山古志村・旧小国町・旧栃尾市・旧川口町
柏崎市旧柏崎市・旧高柳町
三条市旧下田村
五泉市旧村松町
村上市旧朝日村
胎内市旧黒川村
上越市旧上越市・旧柿崎町・旧安塚町等12区域

→ 指定エリア外は補助対象外の場合あり。住宅取得時は事前確認が必須。

豪雪地帯(全域):12市町村

新潟市・燕市・弥彦村・出雲崎町・見附市・田上町・阿賀野市・刈羽村・聖籠町・佐渡市・粟島浦村・新発田市

→ 特別豪雪地帯対象の克雪すまいづくり支援事業は原則対象外。


補足:データ制限の整理

データ対象市町村数欠損市町村と理由
最深積雪(10年平均)20市町村のみ燕・糸魚川・妙高・上越・弥彦・出雲崎・村上・聖籠・佐渡・粟島浦(積雪計なし)
降雪量(10年平均)22市町村村上・燕・佐渡・粟島浦・聖籠・弥彦・出雲崎・糸魚川(積雪計なし観測所)
冬日数全30市町村 ✅
スリップ事故全30市町村 ✅
克雪補助金15市町村確認残り15市町村は調査時点で不明(市町村窓口での確認を推奨)
豪雪地帯区分全30市町村 ✅

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