【新潟県30市町村】交通事故件数ランキング(令和5年)

ランキング

新潟県で令和5年に発生した交通事故は2,721件(負傷者3,096人・死者55人・死亡事故53件)で、
このうち1,204件が新潟市に集中し、県全体の44.25%を占めています。
「新潟県の交通事故が多い市町村はどこか」と検索してこの記事に辿り着いた方のために、
新潟県30市町村の交通事故発生件数を客観データでランキング化しました。

本記事では、順位・地域分布・上位と下位の差を数値で示し、
データから見える構造的特徴と読者への示唆をまとめます。
なお、順位は「発生件数の順」であり、「危険度の順」ではありません。


この記事でわかること

  • 新潟県30市町村の交通事故件数ランキング(1位〜30位)
  • 上位5市(新潟・長岡・上越・三条・燕)で県全体の69.83%を占める集中構造
  • 最多の新潟市(1,204件)と最少の非ゼロ自治体(刈羽村1件)の差は1,204倍
  • 上位でありながら令和5年の死者0人の三条市など、順位と死亡事故の関係の観察

① ランキングの前提

  • データ源:警察庁「交通事故統計」/新潟県警
  • 対象期間:令和5年(2023年)
  • 対象:新潟県30市町村
  • 県全体の総量:交通事故2,721件・負傷者3,096人・死者55人・死亡事故53件

※ 本記事では、公表数値をそのまま順位付けしています。人口比・自動車保有台数比・交通量比等の
派生指標は本記事では扱いません。


② 上位10市町村

順位市町村名事故件数死者負傷者死亡事故県全体比
1新潟市1,204件12人1,358人12件44.25%
2長岡市276件11人311人11件10.14%
3上越市188件6人215人5件6.91%
4三条市134件0人153人0件4.92%
5燕市98件3人111人3件3.60%
6新発田市91件4人104人4件3.34%
7南魚沼市85件2人99人1件3.12%
8村上市75件2人97人2件2.76%
9柏崎市70件1人83人1件2.57%
10糸魚川市49件3人59人3件1.80%

▼【グラフ:traffic_accident_ranking_top10.png 交通事故件数ランキング 上位10市町村】

⚠️ 注意: 順位は「発生件数」の順であり、「危険度」の順ではありません。
交通事故は交通量・人口・道路延長に比例する側面があるため、絶対件数が多い=危険度が高いとは
限りません。


③ 全30市町村ランキング

順位市町村名事故件数死者負傷者死亡事故県全体比
1新潟市1,204件12人1,358人12件44.25%
2長岡市276件11人311人11件10.14%
3上越市188件6人215人5件6.91%
4三条市134件0人153人0件4.92%
5燕市98件3人111人3件3.60%
6新発田市91件4人104人4件3.34%
7南魚沼市85件2人99人1件3.12%
8村上市75件2人97人2件2.76%
9柏崎市70件1人83人1件2.57%
10糸魚川市49件3人59人3件1.80%
11五泉市47件2人53人2件1.73%
12見附市45件1人48人1件1.65%
13佐渡市43件1人47人1件1.58%
14小千谷市42件1人47人1件1.54%
15阿賀野市37件1人42人1件1.36%
16十日町市35件0人41人0件1.29%
17魚沼市33件2人38人2件1.21%
18湯沢町27件1人32人1件0.99%
19妙高市26件0人30人0件0.96%
20加茂市25件0人26人0件0.92%
21胎内市22件2人20人2件0.81%
22聖籠町20件0人22人0件0.74%
23関川村9件0人12人0件0.33%
23弥彦村9件0人9人0件0.33%
23田上町9件0人12人0件0.33%
26阿賀町8件0人12人0件0.29%
27津南町7件0人8人0件0.26%
28出雲崎町6件0人6人0件0.22%
29刈羽村1件0人1人0件0.04%
30粟島浦村0件0人0人0件0.00%

▼【グラフ:traffic_accident_ranking_full.png 交通事故件数ランキング 全30市町村】


④ ランキングから見える構造

上位集中度

上位5市(新潟市・長岡市・上越市・三条市・燕市)で県全体の69.83%(1,900件/2,721件)を占めています。
さらに上位10市まで広げると県全体の83.43%(2,270件/2,721件)に達します。
新潟県30市町村のうち、県全体のおよそ7割が上位5市、8割強が上位10市に集中している構造です。

上位と下位の差

最多の新潟市(1,204件)と、発生件数が確認された最少自治体である刈羽村(1件)の差は1,204倍です。
なお粟島浦村は令和5年の交通事故発生が0件でした。
中央値は36件(15位阿賀野市37件と16位十日町市35件の中間)で、
上位10市町村と下位20市町村の間には大きな件数差があります。

地域集中パターン

  • 新潟市周辺(新潟市・新発田市・燕市・三条市・五泉市・阿賀野市など下越〜中越北部):47件〜1,204件のレンジ
  • 中越(長岡市・柏崎市・小千谷市・見附市・十日町市・南魚沼市・魚沼市など):33件〜276件のレンジ
  • 上越(上越市・糸魚川市・妙高市):26件〜188件のレンジ
  • 佐渡・粟島(佐渡市・粟島浦村):0件〜43件のレンジ
  • 郡部の村・町(刈羽村・出雲崎町・津南町・阿賀町・田上町・弥彦村・関川村・湯沢町・聖籠町・胎内市・加茂市):1件〜27件のレンジ

意外な観察

  • 三条市:4位(134件)ながら令和5年は死者0人・死亡事故0件でした。上位10市の中で死者・死亡事故が0の自治体は三条市のみです。
  • 胎内市:21位(22件)ながら死者2人・死亡事故2件でした。件数は少ないものの、発生件数に対する死亡事故の比率が上位下位を通じて相対的に高くなっています。
  • 上位10市の死亡事故件数に対する事故件数の比率(観察参考値・指標ではありません)を確認すると、糸魚川市(3件/49件=6.12%)から新潟市(12件/1,204件=0.997%)まで幅があり、三条市は0件/134件=0%となっています。

⑤ このデータが示すこと・読者への示唆

交通事故が多い地域を通過・訪問する際の意識

上位5市で県全体の69.83%を占めるという事実は、以下の意味を持ちます。

  • 通過・訪問頻度が高い地域の認識:新潟市・長岡市・上越市・三条市・燕市を通過または訪問する機会が多い方は、県内の他の地域と比べて交通事故件数が多い自治体を走行していることを認識しておくとよいでしょう。
  • 死亡事故の分布:県全体の死亡事故53件のうち、新潟市12件・長岡市11件・上越市5件で計28件(県全体の約半数)が上位3市に含まれています。件数だけでなく死亡事故の発生自治体も上位に集中しています。

順位下位の見方

下位市町村(9件以下の関川村・弥彦村・田上町以下)は年間件数が少ないため、単年の統計変動が大きく、
翌年に順位が入れ替わる可能性があります。単年の順位だけで安全性を判断せず、
複数年のトレンドや地域固有の要因を併せて確認することが望ましいでしょう。

データの見方の注意

  • 本記事の件数は令和5年(2023年)単年の警察庁「交通事故統計」/新潟県警公表値です。年により変動があります。
  • 順位は「発生件数」の順であり、「危険度」の順ではありません。交通事故は人口・自動車保有台数・交通量に比例する側面があるため、絶対件数だけでの単純比較には限界があります。
  • 上位に位置する自治体でも、人口や交通量あたりで見ると順位が変わる可能性があります。本記事では公表原数値のみを扱っています。

まとめ

交通事故件数ランキングから見える新潟県の実態

  • 上位5市(新潟・長岡・上越・三条・燕)で県全体の69.83%を占める集中構造
  • 上位10市まで広げると県全体の83.43%に達する
  • 最多(新潟市1,204件)と最少非ゼロ(刈羽村1件)の差は1,204倍、中央値は36件
  • 上位10市の中で三条市のみ令和5年の死者0人・死亡事故0件
  • 順位は「発生件数の順」であり、「危険度の順」ではない点に注意
  • 各市町村の詳細は個別記事を参照

出典

  • 交通事故発生件数・死者数・負傷者数・死亡事故件数:警察庁「交通事故統計」/新潟県警(令和5年公表値)
  • マスターDB:新潟県30市町村危険場所データベース(自作・令和5年時点)

データ基準日:令和5年(2023年)
次回更新推奨:翌年公表データ発表後

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