佐渡市の危険な場所は?交通事故・水難の実態をデータで整理(令和5年)

事故・災害

佐渡市では、令和5年に交通事故43件(うち死亡事故1件・死者1人)が確認されています。海岸には素浜海水浴場二ツ亀・大野亀海岸の2箇所が主要な水難発生リスク箇所として整理されており、いずれも離岸流「高」区分には該当しません。

交通事故件数は県内13位(1位新潟市1,204件・2位長岡市276件・3位上越市188件に次ぐ中位水準)、水難発生リスク箇所は2箇所です。佐渡市はマスターDB上、山岳遭難の該当対象山およびクマ目撃・痕跡が0件で該当なしのため、本記事では2テーマ(交通事故・水難事故)を整理します。

この記事では、警察庁・海上保安庁・新潟県の公表データをもとに、佐渡市で発生している事故のデータを整理します。


この記事でわかること

  • 交通事故は令和5年に43件発生(県内13位)。死者1人・負傷者47人、死亡事故1件
  • 主要な水難発生リスク箇所は素浜海水浴場二ツ亀・大野亀海岸2箇所で、離岸流「高」区分に該当する箇所はなし
  • 山岳遭難テーマの該当対象山はマスターDBに収録なし、クマ目撃・痕跡は令和5年度0件のため、本記事では取り扱わない

① 発生件数サマリー(令和5年)

佐渡市で確認されている事故の件数を確認します。

テーマ発生件数内訳県内順位・比較
交通事故43件死者1人・負傷者47人(死亡事故1件)県内13位
水難事故(県)39件死者17人・行方不明9人・負傷1人・無事救出23人県全体データのみ

※出典:交通事故=警察庁/新潟県警/水難=警察庁「水難の概況」
※山岳遭難テーマは佐渡市の該当対象山がマスターDBに収録されていないため、本記事では取り扱いません。県全体の山岳遭難件数は令和5年で126件です。
※クマ目撃・痕跡は佐渡市で令和5年度0件のため、獣害セクションは設けていません。


② 交通事故が起こりやすい場所

佐渡市の令和5年の交通事故は43件で、新潟県30市町村の中で13位です。1位は新潟市(1,204件)、2位は長岡市(276件)、3位は上越市(188件)で、佐渡市の43件はこれらから離れた中位水準となります。

死者は1人、負傷者は47人、死亡事故は1件発生しています。県30市町村の交通事故合計2,721件のうち、佐渡市の43件は約1.6%(43÷2,721=約1.58%)に相当します。

同じランキング帯(12〜14位)では見附市(45件)、小千谷市(42件)が並び、佐渡市の43件は中位帯の中央に位置します。


▼【地図:sado_traffic_map.png 佐渡市の交通事故発生エリア(令和5年)】

※市町村別集計のため、市内の個別多発地点データはマスターDBに収録していません。マップは市域単位の発生件数を示します。


▼【グラフ:sado_traffic_ranking.png 新潟県30市町村 交通事故発生件数ランキング(令和5年)】

⚠️ 注意: 交通事故は交通量に比例する側面があるため、絶対件数だけで「危険度」を語ることはできません。人口・交通量が多い自治体で件数が多くなる傾向があります。この記事では「発生件数が43件・死者1人」という観察事実を提示するに留めます。


③ 水難事故が起こりやすい場所

新潟県全体の令和5年の水難事故は39件(水難者50人・死者17人・行方不明9人・負傷1人・無事救出23人)です。市町村別集計は公表されていません。

佐渡市の海岸で本企画のマスターDBに収録されている主要な水難発生リスク箇所は、素浜海水浴場二ツ亀・大野亀海岸2箇所です。いずれも離岸流「高」区分には該当していません。県内で離岸流「高」区分に該当するのは、新潟市の3箇所(日和山浜・青山・関屋浜)と新発田市の藤塚浜の合計4箇所のみです。

佐渡市内の主要な水難発生リスク箇所(海水浴場・海岸):

名称種別所在(緯度・経度)離岸流リスク
素浜海水浴場海水浴場38.0294, 138.2431「高」区分に該当なし
二ツ亀・大野亀海岸海岸38.3178, 138.4681「高」区分に該当なし

▼【地図:sado_water_map.png 佐渡市の水難発生リスク箇所(素浜海水浴場・二ツ亀・大野亀海岸)】

⚠️ 注意: 水難事故は夏季(7-8月)に集中する傾向があります。離岸流は日本海側の砂浜海岸で発生しやすく、遊泳中に沖に流される要因の一つです。市町村別の水難発生件数は公表されていません。海水浴・海岸レジャーの際は遊泳区域内で泳ぎ、地元管理者の指示に従ってください。


④ データの見方・注意点

発生件数 ≠ 「危険度」

この記事で示す件数は、公表された事故件数を客観的に整理したものです。「佐渡市が危険」等の判断は、交通量・人口・地形など複数の要因を考慮する必要があり、件数のみでは判断できません。

山岳遭難テーマの取り扱いについて

佐渡市は本企画のマスターDBにおいて、山岳遭難テーマの該当対象山が収録されていないため、本記事では山岳セクションを設けていません。県全体の山岳遭難件数は令和5年で126件(死者13人・行方不明2人・負傷49人・無事救出80人)で、市町村別・山別の内訳は非公表です。

獣害(クマ)テーマの取り扱いについて

佐渡市は令和5年度のクマ目撃・痕跡件数がマスターDB上0件(目撃0件・痕跡0件)のため、本記事では獣害セクションを設けていません。目撃件数は住民の通報件数であり、件数が記録されていない=安全とは限りません。

データの集計期間について

  • 交通事故:令和5年(1月〜12月)
  • 水難事故:令和5年(警察庁公表・都道府県計)

集計期間がテーマにより異なる点にご注意ください。

該当テーマがない市町村について

この記事は佐渡市についてのものです。佐渡市は本企画では2テーマ(交通事故・水難事故)が該当します。他市町村については、それぞれの記事をご参照ください。


まとめ

佐渡市の危険な場所の特徴

  • 交通事故は令和5年に43件(県内13位)。死者1人・負傷者47人・死亡事故1件。県30市町村合計2,721件のうち約1.6%を占める
  • 主要な水難発生リスク箇所は素浜海水浴場二ツ亀・大野亀海岸2箇所。いずれも離岸流「高」区分には該当しない
  • 本企画で該当するのは交通事故・水難事故の2テーマ。山岳遭難の該当対象山はマスターDBに収録なし、クマ目撃・痕跡は令和5年度0件

出典

  • 交通事故:警察庁「交通事故統計」/新潟県警(令和5年)
  • 水難事故:警察庁「令和5年における水難の概況等」(令和6年6月公表・都道府県計)
  • 山岳遭難(参考):警察庁「令和5年における山岳遭難の概況等」(令和6年6月公表・都道府県計)
  • クマ目撃(参考):新潟県 鳥獣被害対策支援センター「ツキノワグマ目撃(出没)情報記録表(令和5年度)」
  • 主要海水浴場・離岸流情報:新潟県観光協会・第九管区海上保安本部

データ基準日:令和5年(2023年)
次回更新推奨:翌年公表データ発表後

コメント