妙高市の危険な場所は?交通事故・遭難・獣害の実態をデータで整理(令和5年)

事故・災害

妙高市では、令和5年に交通事故26件(死者0人・負傷者30人・死亡事故0件)、令和5年度のクマ目撃19件が確認されています。
市内には日本百名山3座(妙高山2,454m・中級火打山2,462m・中級高妻山2,353m・上級(戸隠連峰・長野県境))が所在します。

交通事故は県内19位、クマ目撃・痕跡は県内15位で、水難事故は該当なし。3テーマ(交通事故・山岳遭難・獣害)に該当します。

この記事では、警察庁・新潟県の公表データをもとに、妙高市で発生している事故・獣害のデータを整理します。


この記事でわかること

  • 交通事故は令和5年に26件発生(県内19位)。死者0人・負傷者30人、死亡事故0件
  • 主要山岳は3座すべてが日本百名山(妙高山・火打山・高妻山)
  • 高妻山(2,353m・上級)は長野県境の戸隠連峰に属し、市内所在3座のうち唯一の上級難易度
  • クマ目撃・痕跡は19件で県内15位(目撃19件・痕跡0件)

① 発生件数サマリー(令和5年・令和5年度)

妙高市で確認されている事故・獣害の件数を確認します。

テーマ発生件数内訳県内順位・比較
交通事故26件死者0人・負傷者30人(死亡事故0件)県内19位
山岳遭難(県)126件死者13人・行方不明2人・負傷49人・無事救出80人県全体データのみ
クマ目撃・痕跡19件目撃19件・痕跡0件県内15位

※出典:交通事故=警察庁/新潟県警/山岳遭難=警察庁「山岳遭難の概況」/クマ=新潟県 鳥獣被害対策支援センター


② 交通事故が起こりやすい場所

妙高市の令和5年の交通事故は26件で、新潟県30市町村の中で19位です。死者は0人、負傷者は30人、死亡事故は0件発生しています。

近隣の上越地域の市町村と比較すると、上越市188件(県内3位)・糸魚川市49件(10位)・妙高市26件(19位)で、上越地域内では上越市・糸魚川市に次ぐ3番目の件数です。


▼【地図:myoko_traffic_map.png 妙高市の交通事故発生エリア(令和5年)】

※市町村別集計のため、市内の個別多発地点データはマスターDBに収録していません。マップは市域単位の発生件数を示します。


▼【グラフ:myoko_traffic_ranking.png 新潟県30市町村 交通事故発生件数ランキング(令和5年)】

⚠️ 注意: 交通事故は交通量に比例する側面があるため、絶対件数だけで「危険度」を語ることはできません。人口・交通量が多い自治体で件数が多くなる傾向があります。この記事では「発生件数が26件・死者0人・負傷者30人・死亡事故0件」という観察事実を提示するに留めます。


③ 遭難しやすい山

新潟県全体の令和5年の山岳遭難は126件(遭難者144人・死者13人・行方不明2人・負傷49人・無事救出80人)です。全国的な統計では、遭難態様は道迷いが33.7%、次いで滑落17.3%・転倒16.9%となっています(警察庁)。

妙高市には主要山3座が所在し、いずれも日本百名山です。難易度別では中級2座(妙高山・火打山)・上級1座(高妻山)となっています。

妙高市内の主要山岳:

山名標高難易度分類
火打山2,462m中級日本百名山
妙高山2,454m中級火山・日本百名山
高妻山2,353m上級戸隠連峰・日本百名山(長野県境

高妻山は戸隠連峰に属し、長野県との県境に位置します。3座のうち唯一の上級難易度です。


▼【地図:myoko_mountain_map.png 妙高市の主要山岳(3座)】

⚠️ 注意: 山岳遭難の県別統計は都道府県計までで、山ごとの件数は非公表です。上級難易度の山では道迷い・滑落・疲労による遭難が発生するため、地図・雨具・水分・熊鈴を携行し、コース選択と装備に留意してください。中級・上級を問わず、事前の技術・体力の確認と、コースタイム・エスケープルートの把握が求められます。妙高山は火山であり、火山情報の事前確認も推奨されます。


④ 獣害(クマ)が発生する場所

妙高市の令和5年度のクマ目撃・痕跡件数は19件(目撃19件・痕跡0件)で、県内15位です。痕跡の記録は0件で、通報はすべて目撃によるものです。

近隣の上越地域の市町村と比較すると、上越市73件(県内9位)・糸魚川市42件(11位)・妙高市19件(15位)で、上越地域内では上越市・糸魚川市に次ぐ3番目の件数です。

上越地域のクマ目撃・痕跡件数(令和5年度):

市町村合計件数内訳(目撃・痕跡)
上越市73件目撃73・痕跡0
糸魚川市42件目撃38・痕跡4
妙高市19件目撃19・痕跡0

▼【グラフ:myoko_kuma_ranking.png 新潟県 クマ目撃・痕跡件数ランキング(令和5年度)】

⚠️ 注意: 目撃・痕跡件数は住民の通報件数であり、住宅地に近い方が件数が多く記録される傾向があります。実際のクマの生息数とは別の指標です。山間部・農地では通報されないケースもあり、目撃件数が少ない=安全とは限りません。

新潟県全体のイノシシ被害額(参考): 令和5年度は6,964万円(農林水産省調べ)。市町村別内訳は非公表です。


⑤ データの見方・注意点

発生件数 ≠ 「危険度」

この記事で示す件数は、公表された事故・被害件数を客観的に整理したものです。「妙高市が危険」等の判断は、交通量・人口・地形など複数の要因を考慮する必要があり、件数のみでは判断できません。

データの集計期間について

  • 交通事故:令和5年(1月〜12月)
  • 山岳遭難:令和5年(警察庁公表・都道府県計)
  • クマ:令和5年度(4月〜翌3月)
  • イノシシ被害額:令和5年度

集計期間がテーマにより異なる点にご注意ください。

該当テーマがない市町村について

この記事は妙高市についてのものです。妙高市は交通事故・山岳遭難・獣害(クマ)の3テーマ該当で、水難事故のセクションは省略しています。他市町村については、それぞれの記事をご参照ください。


まとめ

妙高市の危険な場所の特徴

  • 交通事故は令和5年に26件(県内19位)。死者0人・負傷者30人・死亡事故0件
  • 主要山岳は3座(妙高山2,454m・火打山2,462m・高妻山2,353m)でいずれも日本百名山
  • 高妻山(上級)は戸隠連峰に属し、長野県境に位置
  • クマ目撃・痕跡は19件で県内15位(上越地域では上越市・糸魚川市に次ぐ3位)

出典

  • 交通事故:警察庁「交通事故統計」/新潟県警(令和5年)
  • 山岳遭難:警察庁「令和5年における山岳遭難の概況等」(令和6年6月公表・都道府県計)
  • クマ目撃:新潟県 鳥獣被害対策支援センター「ツキノワグマ目撃(出没)情報記録表(令和5年度)」
  • イノシシ被害額:農林水産省「野生鳥獣による農作物被害状況(令和5年度)」
  • 主要山岳リスト:やまクエ・日本百名山データ

データ基準日:令和5年(2023年)・令和5年度
次回更新推奨:翌年公表データ発表後

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