見附市の人口データ 人数は減るのに、県内順位が15番目から10番目へ上がる推計

データ

推計では、見附市の総人口が39,237人(2020年)から26,906人(2050年)へ、12,331人減ります。その一方で、県内で何番目に多いかは15番目から10番目へ上がります。
人口は県内14位ですが、人口密度488.5人/km²は県内3位です。昼間人口は夜間人口を4,508人下回り、この差は県内で2番目に大きい値です。


県内14位の38,061人と、県内8番目に低い高齢化率31.60%

見附市の人口は38,061人で、県内14位です。世帯数は15,343世帯で、こちらも県内14位です。

指標値基準県内順位
総人口38,061人住民基本台帳 2025年14位
世帯数15,343世帯住民基本台帳 2025年14位
1世帯あたりの人数2.48人住民基本台帳 2025年県内で9番目に大きい(津南町と同率)
順位市町村人口
1新潟市761,503
⋮⋮⋮
13阿賀野市39,165
14見附市38,061
15糸魚川市38,041
⋮⋮⋮
30粟島浦村312

14歳以下を年少人口、15〜64歳を生産年齢人口と呼び、65歳以上が総人口に占める割合を高齢化率といいます。高齢者1人あたり生産年齢人口は65歳以上1人に対する15〜64歳の人数、現役1人あたり非現役人数は15〜64歳1人に対する14歳以下と65歳以上の合計です。

指標値県内順位
14歳以下4,100人県内で13番目に多い
15〜64歳21,947人県内で14番目に多い
65歳以上12,014人県内で15番目に多い
年少人口率10.80%県内で7番目に高い
生産年齢人口率57.70%県内で11番目に高い
高齢化率31.60%県内で8番目に低い

いずれも住民基本台帳2025年の値です。人数を示す3つの区分は県内13番目から15番目に並びますが、年少人口率は県内で7番目に高く、高齢化率は県内で8番目に低い値です。

高齢者1人あたり生産年齢人口は1.83人で県内で9番目に多く、現役1人あたり非現役人数0.73人は県内で9番目に少ない値です(柏崎市・湯沢町と同率)。65歳以上は14歳以下の2.93倍で、この比は県内で22番目に高く、低い順に数えると8番目にあたります(南魚沼市と同率)。15〜64歳から65歳以上を引いた9,933人は県内で10番目に多く、14歳以下は15の年齢に分けると、同じ年齢の子どもが273.3人です。

見附市は新潟県の中越地方にあり、刈谷田川が流れています。スポーツアパレルやニットなどの繊維産業の産地で、みつけイングリッシュガーデンがあります。


推計で12,331人減りながら5つ上がる県内順位

推計では、見附市の総人口が39,237人(2020年)から31,261人(2040年)、26,906人(2050年)へ変わります。2020年から2050年で12,331人の減少です。

▼【グラフ:population_rank_up.png 見附市の推計総人口と県内順位(2020年・2040年・2050年)】

その一方で、県内で何番目に多いかは15番目から13番目、10番目へ上がります。順位の動きは2020年から2040年で2つ、2040年から2050年で3つ、通算で5つです。2020年から2050年のあいだに県内順位が上がるのは県内9市町村で、2040年から2050年のあいだに上がるのは県内1市町村です。

順位市町村2050年人口
1新潟市616,385
⋮⋮⋮
9村上市30,615
10見附市26,906
11五泉市26,794
⋮⋮⋮
30粟島浦村189

2020年から2050年の減少率-31.40%は県内で7番目に減少幅が小さい値で、2020年から2040年の-20.30%も県内で7番目です。2050年の推計人口は2020年の推計人口の68.60%にあたります。2020年から2050年に総人口が増える市町村は県内にありません。

年齢3区分の推計は次のとおりです。

年齢区分2020年2040年2050年2020年からの増減増減率
14歳以下4,500人2,828人2,308人-2,192人-48.70%
15〜64歳21,785人15,837人12,755人-9,030人-41.50%
65歳以上12,952人12,596人11,843人-1,109人-8.60%

上がるのは総人口の順位だけではありません。14歳以下は県内で14番目に多い値から9番目に多い値へ、15〜64歳も14番目から9番目へ上がります。どちらも人数は減っています。65歳以上は15番目から14番目です。増減率は3区分とも、県内で7番目から8番目に減少幅が小さい値です。65歳以上が2020年より増えるのは県内2市町村で、見附市は該当しません。

推計の年少人口率は11.50%から8.60%へ、生産年齢人口率は55.50%から47.40%へ、高齢化率は33.00%から44.00%へ変わります。高齢化率は3時点とも県内で9番目に低い値です。2050年に高齢化率が50%を超える見通しの市町村は県内で13あり、見附市は該当しません。

高齢者1人あたり生産年齢人口は1.68人から1.08人へ、現役1人あたり非現役人数は0.80人から1.11人へ変わります。1.00人を下回る見通しの市町村は2020年で1、2040年で13、2050年で18ありますが、見附市は3時点とも下回りません。

推計は2020年・2040年・2050年の3時点です。2020年から2040年は20年、2040年から2050年は10年で期間の長さが違うため、途中で減り方が変わったかどうかは、この3時点からは読めません。順位が上がる理由も、この記事の数値では扱えません。

住民基本台帳2025年の総人口38,061人・年少人口率10.80%・生産年齢人口率57.70%・高齢化率31.60%・高齢者1人あたり生産年齢人口1.83人・現役1人あたり非現役0.73人は、上の推計とは別の統計です。推計の値との差は取っていません。

県内での順位だけで見附市の規模を覚えていると、人数の変わり方を見落とします。


県内で7番目に小さい市域と、県内3位の人口密度

総面積77.91 km²は県内で7番目に小さい値です。そのうち林野と主要湖沼を除いた49.98 km²が可住地面積で、総面積に占める割合64.20%は県内で5番目に高い値です(田上町と同率)。1 km²あたりの人数は、総面積で割ると人口密度、人が住める土地だけで割ると可住地人口密度になります。

▼【グラフ:population_density.png 見附市の人口密度・可住地人口密度・可住地面積あたりの世帯数(住民基本台帳2025年)】

指標値基準県内順位
総面積77.91 km²国土地理院 2026年県内で7番目に小さい
可住地面積49.98 km²総務省統計局 2024年県内で8番目に小さい
可住地割合64.20%総務省統計局 2024年・国土地理院 2026年県内で5番目に高い(田上町と同率)
人口密度488.5人/km²住民基本台帳 2025年・国土地理院 2026年3位
可住地人口密度761.5人/km²住民基本台帳 2025年・総務省統計局 2024年県内で2番目に高い
可住地面積あたりの世帯数307.0世帯/km²住民基本台帳 2025年・総務省統計局 2024年県内で2番目に多い
順位市町村人口密度
1新潟市1048.9
2燕市685.3
3見附市488.5
4聖籠町372.3
⋮⋮⋮
30阿賀町9.5

人口は県内14位ですが、人口密度は県内3位です。人が住める土地だけで割り直すと、可住地人口密度は県内で2番目に高い値になります。密度の高さは、人が多いことと面積が小さいことの両方から出ています。

人口密度も可住地人口密度も、市域全体を平均した1つの数です。市内のどこが混んでいるかは、この統計では分かりません。

推計人口から計算した人口密度は503.6人/km²から345.3人/km²へ、可住地人口密度は785.1人/km²から538.3人/km²へ変わります。分子だけが将来推計の値で、上の3つとは別の統計です。

人口の順位からは、この密度の高さは出てきません。


夜間人口を4,508人下回る昼間人口と、県内2番目に大きい差

国勢調査は、住んでいる人の数を夜間人口、通勤・通学の移動をふまえて日中その市町村にいる人の数を昼間人口として集計します。2つを比べた値が昼夜間人口比で、夜間人口100に対する昼間人口を表します。2020年の国勢調査では、昼間人口34,729人が夜間人口39,237人を4,508人下回りました。この差は県内で2番目に大きい値です。

▼【グラフ:population_daynight.png 見附市の昼間人口と夜間人口(2020年国勢調査)】

昼夜間人口比は88.5で、県内で5番目に低い値です。昼間人口が夜間人口を下回るのは県内17市町村で、見附市はそのひとつです。

順位市町村昼夜間人口の差(実数)
1新潟市10,171
⋮⋮⋮
───── 0(昼間と夜間が同数) ─────
⋮⋮⋮
28阿賀野市-3,700
29見附市-4,508
30五泉市-4,853

この並びでは、昼間に減る人数が大きい市町村が下に来ます。見附市の下にあるのは五泉市です。

昼間人口が夜間人口を上回る材料は、この市のデータにありません。夜間人口39,237人は2020年10月1日の国勢調査人口で、この記事の前半で扱った推計の出発点と同じ値です。

通勤先・通学先の内訳は集計の対象外です。どこへ行くのかは、この数字からは追えません。

日中に市内にいる人は34,729人で、住んでいる人より4,508人少ない人数です。この差は県内で2番目に大きい値です。


15年で3,801人減、県内10番以内にとどまる減少率

2010年から2025年までの15年間で、見附市の人口は3,801人減りました。減少率-9.08%は、県内で5番目に減少幅が小さい値です。

時点人口前の時点からの増減増減率県内順位(増減率)
2010年(国勢調査)41,862人———
2015年(国勢調査)40,608人-1,254人-3.00%減少率が県内で8番目に小さい
2020年(国勢調査)39,237人-1,371人-3.38%減少率が県内で5番目に小さい
2025年(住民基本台帳)38,061人-1,176人-3.00%減少率が県内で6番目に小さい

最後の期は、国勢調査2020年10月1日から住民基本台帳2025年1月1日までで、他の2期より短く、統計の基準も違います。3期続けて減少率が拡大した市町村は県内に5つあり、見附市は該当しません。

2024年の1年間では523人減り、減少率-1.36%は県内で11番目に減少率が小さい値です。2024年に人口が増えたのは県内で1市町村で、見附市は該当しません。

実績の15年でも、期ごとの3期でも、減少率の県内順位は10番以内にとどまります。


出生は死亡の30.51%、県内で6番目に高い割合

見附市の人口は2024年の1年間で523人減りました。内訳は、出生と死亡の差にあたる自然増減と、転入・転出に職権記載・職権消除を加えた差にあたる社会増減の2つです。寄与率はそれぞれが減少に占める割合、社会移動回転率は転入と転出の合計を人口で割った値を指します。

指標値県内順位
転入803人県内で14番目に多い
転出891人県内で16番目に多い
社会増減-97人県内で13番目に多い
出生187人県内で10番目に多い
死亡613人県内で15番目に多い
自然増減-426人県内で16番目に多い
人口増減-523人県内で14番目に多い

いずれも住民基本台帳2024年の人口動態の値です。社会増減は職権記載・職権消除を含むため、転入803人と転出891人の差とは一致しません。

出生187人は死亡613人の30.51%にあたり、この値は県内で6番目に高い水準です。死亡は出生の3.28倍です。

減った523人のうち、自然増減によるものが81.50%、社会増減によるものが18.50%です。転入と転出を合わせた人数は1,694人で、これを人口で割った社会移動回転率4.50%は県内で10番目に低い値です(弥彦村・津南町・魚沼市と同率)。1日あたりの人数でみると、転入2.2人・転出2.4人、合わせて4.6人です。

2024年に社会増減がプラスだったのは県内で5市町村です。自然増減がプラスだった市町村はありません。見附市はいずれにも該当しません。

出生が死亡に近い度合いでは県内で6番目に入りますが、減った523人の大半は生まれる人と亡くなる人の差にあたります。


まとめ|県内順位が上がりながら減る人数

推計では、見附市の総人口が39,237人から26,906人へ12,331人減ります。その一方で、県内で何番目に多いかは15番目から10番目へ上がり、通算で5つ上がります。2040年から2050年のあいだに県内順位が上がるのは県内1市町村です。

上がるのは総人口の順位だけではありません。14歳以下も15〜64歳も県内14番目から9番目へ上がり、どちらも人数は減っています。2020年から2050年の減少率-31.40%は県内で7番目に減少幅が小さい値です。

人口38,061人・世帯数15,343世帯はどちらも県内14位です。年少人口率10.80%は県内で7番目に高く、高齢化率31.60%は県内で8番目に低い値です。

総面積77.91 km²は県内で7番目に小さい値ですが、人口密度488.5人/km²は県内3位、可住地人口密度761.5人/km²は県内で2番目に高い値です。

2020年の国勢調査では、昼間人口が夜間人口を4,508人下回ります。この差は県内で2番目に大きく、昼夜間人口比88.5は県内で5番目に低い値です。

2010年から2025年までの15年間で3,801人減り、減少率-9.08%は県内で5番目に減少幅が小さい値です。2024年の1年間で減った523人のうち、81.50%は自然増減によるものです。

県内での順位だけで見附市の規模を覚えていると、人数の変わり方を見落とします。順位が上がっても、人数は減ります。

この節の数値の基準は次のとおりです。

基準この節で使っている数値
住民基本台帳 2025年人口38,061人・世帯数15,343世帯・年少人口率10.80%・高齢化率31.60%
国土地理院 2026年総面積77.91 km²
住民基本台帳 2025年・国土地理院 2026年人口密度488.5人/km²
住民基本台帳 2025年・総務省統計局 2024年可住地人口密度761.5人/km²
住民基本台帳 2024年の動態523人・81.50%
国勢調査 2010・2015・2020年と住民基本台帳 2025年3,801人・-9.08%
国勢調査 2020年(従業地・通学地集計)昼と夜の差4,508人・昼夜間人口比88.5
将来推計(国勢調査2020年基準)39,237人から26,906人・12,331人・県内15番目から10番目・通算5つ・-31.40%・14歳以下と15〜64歳の県内14番目から9番目

この記事の数値が示す範囲

  • この記事は人口の統計だけを扱っています。産業・雇用・住宅・医療のデータは含みません。人が減る理由や、県内順位が上がる理由は、この記事の数値では扱えません。市にある産業や施設については名前を挙げるだけで、人口の動きとは結びつけていません。
  • 県内順位が上がるのは、他の市町村の人数によって決まります。他の市町村がどう動くかは、この記事の範囲では扱っていません。
  • 将来推計は2020年・2040年・2050年の3時点で公表されています。2020年から2040年は20年、2040年から2050年は10年で期間の長さが違うため、途中で減り方が変わったかどうかは読めません。この3時点より細かい年次の見通しもなく、年齢3区分の増減は2020年から2050年の分だけです。
  • 社会増減は職権記載・職権消除を含むため、転入から転出を引いた値と一致しません。
  • 昼間人口は従業地・通学地集計による値で、通勤先・通学先の内訳は集計対象外です。昼と夜の差は引き算の値で、移動した人数を数えたものではありません。
  • 住民基本台帳(2025年1月1日)・国勢調査(各年10月1日)・将来推計(国勢調査2020年基準)は、集計の方法と時点が違います。この記事では基準の違う数値をつないだ増減を出していません。将来推計の2020年は2020年10月1日の国勢調査人口を基準年としており、夜間人口39,237人と同じ値です。
  • 同じ年齢の子どもの人数は、14歳以下の人数を15の年齢に分けた公表値です。学年ごとの人数を示すものではなく、この記事で15で割ったものでもありません。
  • 可住地面積は、総面積から林野と主要湖沼を除いた面積です。平地の広さを測ったものではありません。
  • 人口密度と可住地人口密度は市域全体を平均した値で、市内のどこに人が住んでいるかは対象外です。推計人口から計算した人口密度と可住地人口密度に、県内順位はありません。

出典・情報基準日

データ出典基準日・年次
人口・世帯数・年齢3区分・人口密度総務省『住民基本台帳に基づく人口・人口動態及び世帯数』2025年1月1日現在
転入・転出・出生・死亡・自然増減・社会増減・人口増減同上(人口動態)2024年1月〜12月
総人口の推移(2010・2015・2020年)・昼間人口・夜間人口・昼夜間人口比総務省『国勢調査』2010・2015・2020年 各10月1日(昼夜間は従業地・通学地集計)
将来推計(総人口・年齢3区分・構成率・扶養負担・推計人口による密度)国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(令和5(2023)年推計)』2023年12月公表・国勢調査2020年基準
総面積・人口密度の分母国土地理院『全国都道府県市区町村別面積調』2026年4月1日現在
可住地面積・可住地割合・可住地人口密度総務省統計局『統計でみる市区町村のすがた 2026』2024年データ

データの見方

  • 県内順位は、新潟県の30市町村すべてを並べたときの位置です。一部の市町村を取り出した中での順位ではありません。
  • 順位の向きは指標ごとに違います。この記事では、値が大きいほうから数えた順位と、小さいほうから数えた順位を、そのつど書き分けています。
  • 同じ値の市町村があるときは「同率」と書いています。
  • 人口の推移は、2010年から2020年までが国勢調査、2025年が住民基本台帳です。調査の方法が違うため、期ごとの増減をそのまま比べることはできません。

免責

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