阿賀町の1人当たり所得は県内29位(257.3万円)|10年変化率+15.2%県内5位・後半+12.06%同型内1位・住民税7.59万円県内30位最下位(R5年度)

市町村

阿賀町(新潟県下越地域・下越製造業集積型9市町村の一つ・所得割納税義務者3,871人)の1人当たり課税対象所得(R5年度)は 257.3万円 で、新潟県30市町村中 29位、下越13市町村中では 13位(最下位) です。
一方、10年変化率は +15.2%(+34.0万円) で県内 5位(阿賀町単独同率グループ)・下越製造業集積型9市町村中 3位 と、水準は下位帯でも変化率は上位帯という「所得順位29位と変化率順位5位の24ランク乖離」が阿賀町の位置関係の核です。加えて前半5年(H25→H30) +2.81% から後半5年(H30→R5) +12.06% への 前半後半差+9.25ポイントの後半急伸型は下越製造業集積型9市町村中1位(最大)、後半変化率+12.06%も同型内 1位(最上位) で、後半急伸型としては同型内で最大の推移パターンです。
課税対象所得総額は 約99.6億円(県内 25位・シェア0.33%)、所得割納税義務者数は 3,871人(県内 23位・シェア0.38%)といずれも下越製造業集積型9市町村中 8位 の小規模帯で、10年で納税義務者数は -11.03%(-480人・同型内2番目の減少)・総就業者数は -18.2%(下越13市町村中最大の減少) と分母が大きく縮小しました。加えて実効税率 2.9% は県内 29位(同率2市町村=関川村・阿賀町)・1人当たり住民税 75,890円 は県内 30位(最下位) で、税負担は県内最低帯にあります。

この記事は、総務省「市町村税課税状況等の調べ」ほかの公的統計をもとに、阿賀町の所得水準・10年変化・「後半急伸型同型内1位」×「製造業比率同型内最下位×主要業種1位/2位差0.6ポイントの分散構造」×「その他所得者比率同型内1位」×「税負担県内最低帯」の複合構造・下越製造業集積型内の内部分化の下限側に位置する構造・移住検討者と地域理解志向読者への読み方までを、記事単体で判断材料が読み取れる構造で整理したものです。


この記事でわかること

  • R5年度の1人当たり課税対象所得は 257.3万円(県内 29位/30市町村中・下越圏 13位/13市町村中(最下位))・県平均差-19.7万円・県中央値差-16.0万円
  • 課税対象所得総額 約99.6億円(県内 25位・シェア0.33%)・所得割納税義務者数 3,871人(県内 23位・シェア0.38%)で、下越製造業集積型9市町村中 8位 の小規模帯
  • H25→R5の10年変化率は +15.2%(+34.0万円) で県内 5位(阿賀町単独同率グループ)・下越製造業集積型9市町村中 3位(聖籠1→燕2→阿賀3)
  • 前半5年(H25→H30) +2.81%(+6.3万円・同型内8位)から後半5年(H30→R5) +12.06%(+27.7万円・同型内1位=最上位)への前半後半差 +9.25ポイントは下越製造業集積型9市町村中1位(最大の後半急伸)
  • 課税対象所得10年変化率は +2.5%(+2.4億円) で県内25位・納税義務者数10年 -11.03%(-480人・同型内2番目の減少)・総就業者数10年 -18.2%(下越13市町村中最大の減少)
  • 所得種類別は 給与所得者81.1%(3,140人・県内20位・阿賀町単独)・その他所得者比率 16.4%(634人・下越製造業集積型9市町村中 1位・県内でも津南・佐渡・出雲崎に次ぐ4位帯)・農業所得者比率 0.5%(18人・県内18位・同率3市町村=燕・三条・阿賀)
  • 1人当たり住民税(所得割)は約 7.59万円(75,890円・県内 30位(最下位)・県平均差-13,388円)・実効税率 2.9%(県内 29位・同率2市町村=関川村・阿賀町)
  • 推計手取りは10年で +21.9万円(+7.6%)・変化率順位は県内 6位(所得順位29位から 23ランクの大乖離)・手取り転換率 73.0% は下越製造業集積型9市町村中 4位(中上位帯)
  • 主要業種1位は製造業 16.8%(750人・下越製造業集積型9市町村中で比率 9位(最下位)・人数 9位(最少))・2位は医療・福祉16.2%(723人)・3位は建設業14.5%(650人)で、主要業種1位/2位の比率差はわずか 0.6ポイント の分散構造
  • 産業タイプは 製造業集積型・総就業者数4,469人は同型内 9位(最少)

① 阿賀町の1人当たり所得(257.3万円・県内29位・変化率+15.2%県内5位の24ランク乖離)

【結論】阿賀町は「1人当たり所得257.3万円は県内29位・下越圏13市町村中13位(最下位)」と下位帯である一方、10年変化率+15.2%は県内5位(阿賀町単独同率グループ)・下越製造業集積型9市町村中3位と上位帯にあり、所得順位29位と変化率順位5位の24ランク乖離が阿賀町固有の位置関係です。

阿賀町の1人当たり所得は 257.3万円(県内29位・下越13市町村中13位=最下位)で、県平均277.0万円を 19.7万円 下回り、県中央値273.3万円を 16.0万円 下回ります。10年変化率 +15.2%(県内5位・阿賀町単独同率グループ)は上位帯で、下越製造業集積型9市町村中では 3位(聖籠+17.5%→燕+15.6%→阿賀+15.2%)の位置です。所得水準は下位帯にありながら10年変化率は上位帯という「所得順位29位と変化率順位5位の 24ランク乖離」が阿賀町の位置関係の核です。

【根拠】阿賀町の住民所得の全体像

この表を見ると、阿賀町の1人当たり所得・順位・課税対象所得総額・所得割納税義務者数を一枚で把握でき、1人当たり指標と規模指標の順位関係が読み取れます。

指標数値県内順位(30市町村中)
1人当たり課税対象所得257.3万円29位
所得割納税義務者数3,871人23位
課税対象所得(総額)約99.6億円25位

※出典:総務省(市町村税課税状況等の調べ 令和5年)

257.3万円(県内29位・下越圏13位=最下位)で県平均を 19.7万円 下回り、10年変化率 +15.2%(県内5位・阿賀町単独)は上位帯、課税対象所得総額 約99.6億円 は県内 25位・所得割納税義務者数 3,871人 は県内 23位 で、規模も1人当たりも下越製造業集積型9市町村中で下位帯(規模8位・1人当たり9位)で揃う位置関係です。

【比較・解釈】規模も1人当たりも同型内下位帯で揃う

1人当たり所得257.3万円は、県内1位新潟市(319.5万円)との差 -62.2万円(下越13市町村中で最大の水準差)、県内30位津南町(256.7万円)との差 +0.6万円 で、県内下位帯の下限に位置します。一方、課税対象所得総額約99.6億円は県内 25位、所得割納税義務者数3,871人は県内 23位 で、下越製造業集積型9市町村(燕・弥彦・聖籠・阿賀野・田上・五泉・村上・加茂・阿賀町)の中では 8位(規模指標での位置は同型内下位帯)です。総就業者数 4,469人 も同型9市町村中 9位(最少)(燕41,335→村上28,555→五泉24,053→阿賀野20,647→加茂12,736→聖籠→田上→弥彦→阿賀4,469)で、規模指標では同型内で最下位帯という位置です。

数値の意味(データから読み取れる範囲):

阿賀町は 「規模も1人当たりも下越製造業集積型9市町村中で下位帯(規模8位・1人当たり9位)」×「所得順位29位・課税対象所得総額順位25位・所得割納税義務者数順位23位の6ランク乖離」 という比較的小さい順位差の中で下位帯に位置する市町村です。加茂市(規模5位×1人当たり9位で7ランク乖離)とは異なり、阿賀町は規模指標も1人当たり指標もいずれも下位帯で揃う構造です。ただし10年変化率+15.2%(県内5位・単独)は上位帯にあり、「所得水準は下位帯・変化率は上位帯」の24ランク乖離 が阿賀町固有の位置として観察できます。詳細は章③で確認します。


▼【グラフ:aga_県内ランキング.png 新潟県30市町村 1人当たり課税対象所得ランキング(R5年度・阿賀町を強調)】


② 県内順位と下越圏内での位置づけ(29位・下越13市町村中で最下位)

阿賀町の県内順位は29位で、上位10位の外側です。上位10位と阿賀町(29位)の位置関係を確認します。

この表を見ると、R5年度の県内上位10位と阿賀町(29位)の位置関係が確認できます。

順位市町村1人当たり所得10年変化率変化率順位地域
1位新潟市319.5万円+11.3%20位下越
2位上越市305.4万円+11.5%17位(同率)上越
3位長岡市302.5万円+11.5%17位(同率)中越
4位燕市300.8万円+15.6%4位下越
5位三条市297.9万円+13.9%9位中越
6位柏崎市292.8万円+8.8%26位中越
7位刈羽村292.5万円+7.2%29位中越
8位糸魚川市286.6万円+15.0%6位上越
9位妙高市284.3万円+11.7%15位(同率)上越
10位新発田市283.9万円+11.7%15位(同率)下越
29位阿賀町257.3万円+15.2%5位(単独)下越
  • 県平均:277.0万円(阿賀町 -19.7万円)
  • 県中央値:273.3万円(阿賀町 -16.0万円)
  • 県1位・新潟市:319.5万円(阿賀町との差 -62.2万円)
  • 県30位・津南町:256.7万円(阿賀町との差 +0.6万円)

→ 阿賀町は県内29位(下位帯の下限)で新潟市との差は-62.2万円と下越13市町村中で最大の水準差ですが、変化率順位は 5位(単独) と上位帯で、県内で変化率順位が阿賀町より上なのは聖籠+17.5(1位)・湯沢+14.40(2位相当)・妙高+○(前後関係)・燕+15.6(4位)にとどまります。

下越圏13市町村内での位置づけ

阿賀町は下越13市町村(新潟市・燕市・新発田市・聖籠町・胎内市・弥彦村・関川村・阿賀野市・田上町・五泉市・村上市・加茂市・阿賀町)の中で、1人当たり所得順位は 13位/13(最下位)、変化率順位は 3位/13 です。所得水準は下越13市町村で最下位ですが、変化率順位は聖籠1位・燕2位に次ぐ 3位 で、阿賀町より変化率が高い下越の市町村は聖籠町と燕市の2つのみです。

一方、規模指標では下越13市町村中で阿賀町の課税対象所得総額は下位帯(下越13市町村中12位)、所得割納税義務者数も下位帯(下越13市町村中12位)、総就業者数は 13位(最下位) です。規模指標でも下越13市町村中で下位帯に位置し、下越製造業集積型9市町村内では総就業者数・製造業比率とも 9位(最少・最下位) です。

数値の意味(データから読み取れる範囲):

阿賀町の 「1人当たり所得29位・下越圏13位(最下位)・変化率順位3位という所得下位帯×変化率上位帯」×「規模指標では下越製造業集積型9市町村中で最下位帯(総就業者9位・総額8位・納税義務者8位)」 の位置は、下越製造業集積型9市町村内の内部分化の下限側を代表する構造の一つです。指標としての順位を過剰に意味付けせず、県平均差-19.7万円という水準の側面と、変化率+15.2%(県内5位・単独)の上位帯の側面を分けて読むことが妥当な扱いです。所得順位29位から変化率順位5位まで24ランクの大乖離があるため、「水準」と「変化率」を分けて読み取ることが重要です。


③ 10年間の推移と「後半急伸型・同型内1位」(前半+2.81→後半+12.06・差+9.25ポイントは同型内最大)

【結論】阿賀町の10年変化率は+15.2%(県内5位・単独)で上位帯であり、前半5年+2.81%(下越製造業集積型9市町村中8位)から後半5年+12.06%(同型内1位=最上位)へ前半後半差+9.25ポイントで推移し、この前半後半差は下越製造業集積型9市町村中1位(最大)の後半急伸型です。加えて課税対象所得10年変化率+2.5%は総額で微増を維持し、納税義務者数10年-11.03%(-480人・同型内2番目の減少)と総就業者数10年-18.2%(下越13市町村中最大の減少)の分母縮小の中で1人当たり所得が上振れる構造です。

阿賀町の10年変化率は +15.2%(県内5位・阿賀町単独同率グループ)で、前半5年 +2.81%(+6.3万円・下越製造業集積型9市町村中8位)から後半5年 +12.06%(+27.7万円・同型内 1位(最上位))へ推移し、納税義務者数は -11.03%(-480人・同型内2番目の減少)と大きく縮小しつつ、課税対象所得総額は前半 -0.92% から後半 +3.46% の「前半縮小→後半回復」の反転パターンで10年 +2.5%(+2.4億円・県内25位) の微増となりました。

【根拠】過去10年間(H25→H30→R5)の住民所得の変化

この表を見ると、H25→H30→R5の10年間で1人当たり所得・所得割納税義務者数・課税対象所得総額がどう変化したかを追える構造です。

年度1人当たり課税対象所得所得割納税義務者数課税対象所得(総額)
H25年度(2013年度)223.4万円4,351人約97.2億円
H30年度(2018年度)229.6万円4,193人約96.3億円
R5年度(2023年度)257.3万円3,871人約99.6億円
10年変化(H25→R5)+34.0万円(+15.2%)-480人(-11.03%)+2.4億円(+2.5%)

→ 1人当たり所得は前半5年 +2.81%(+6.3万円・同型内8位)から後半5年 +12.06%(+27.7万円・同型内 1位(最上位))へ推移して10年 +15.2%(県内 5位・阿賀町単独)、納税義務者数は10年 -11.03%(-480人・同型内2番目の減少)と大きく縮小し、課税対象所得総額は前半 -0.92% と後半 +3.46% で反転して10年 +2.5%(+2.4億円・県内25位)の微増となりました。

【比較・解釈】前半5年と後半5年の分割

  • 前半(H25→H30):1人当たり所得 +2.81%(+6.3万円・同型内8位)/課税対象所得総額 -0.92%(-0.9億円)/納税義務者数 -158人(-3.63%)
  • 後半(H30→R5):1人当たり所得 +12.06%(+27.7万円・同型内 1位)/課税対象所得総額 +3.46%(+3.3億円)/納税義務者数 -322人(-7.68%)

1人当たり所得の前半後半差は +9.25ポイント で、後半のペースが前半より9.25ポイント上がった大幅な変化幅です。総額(課税対象所得)は前半-0.92%→後半+3.46%の反転パターンで、納税義務者数の減少(前半-158人・後半-322人)が分母縮小として作用し、後半5年に総額回復(+3.46%)と分母縮小(-7.68%)が組み合わさって1人当たり所得+12.06%の急伸を生む 「後半急伸型」 の構造として観察できます。

「前半後半差+9.25ポイントは同型内1位・最大の後半急伸型」の観察

下越製造業集積型9市町村の前半5年変化率と後半5年変化率、および前半後半差(絶対値)を並べると次のとおりです。

市町村前半5年変化率後半5年変化率前半後半差(絶対値)
五泉市+6.68%+7.11%+0.43(最小・最均衡)
聖籠町+7.66%+9.11%+1.45
加茂市+3.04%+5.05%+2.01
燕市+6.29%+8.79%+2.50
弥彦村+4.15%+6.71%+2.56
村上市+3.33%+7.35%+4.02
阿賀野市+3.39%+8.20%+4.81
田上町+0.34%+8.76%+8.42
阿賀町+2.81%+12.06%+9.25(同型内1位・最大の後半急伸)

阿賀町の前半後半差 +9.25ポイント は下越製造業集積型9市町村中 1位(最大) です。加茂市(+2.01差)の4.6倍・田上町(+8.42差・後半急伸型に近い)を0.83ポイント上回り、下越製造業集積型9市町村内で最大の後半急伸パターンとして位置づけられます。加茂市(小さい均衡型に近い・前半+3.04→後半+5.05の低迷パターン)や五泉市(前半+6.68→後半+7.11の均衡型で同型内上位帯)とは異なり、阿賀町は 「前半停滞→後半急伸」 の後半集中型の典型として観察できます。

一方、前半変化率+2.81%は同型内 8位(下位帯) で、田上+0.34→加茂+3.04→村上+3.33→阿賀野+3.39→阿賀2.81 の位置(順位は8位で田上より上・加茂より下)、後半変化率+12.06%は同型内 1位(最上位) で他8市町村がすべて+9.11%以下(聖籠+9.11→燕+8.79→田上+8.76→阿賀野+8.20→村上+7.35→五泉+7.11→弥彦+6.71→加茂+5.05)。県内でも湯沢町+14.40%に次ぐ 2位相当帯 の高水準です。「前半下位帯→後半最上位帯」の急伸パターン で、前半後半差の大きさは「前半停滞のまま留まらず、後半に同型内で最大の伸びを見せた」構造として位置づけられます。

課税対象所得総額の10年変化+2.5%は総額微増(前半-0.92→後半+3.46の反転)

課税対象所得総額の10年変化率は +2.5%(+2.4億円) で県内 25位 です。加茂市(-4.1%・県内30位=最下位)とは異なり、阿賀町は総額プラス側で推移した数値関係です。下越製造業集積型9市町村の課税対象所得変化率を並べると、聖籠+29.2→燕+19.2→阿賀野+10.0→五泉+9.3→弥彦+8.9→村上+4.2→阿賀+2.5→田上+1.7→加茂-4.1で、阿賀町は同型内で 7位 です。前半5年 -0.92%(-0.9億円)から後半5年 +3.46%(+3.3億円)への「前半縮小→後半回復」の反転パターンが観察できます。

納税義務者数10年変化率 -11.03%(-480人)は下越製造業集積型9市町村中で 2番目の減少幅(1位加茂-11.43%・2位阿賀-11.03%・その差0.4ポイント)で、総就業者数の10年変化(H22→R2) -18.2%下越13市町村中で最大の減少幅 です(次点:佐渡-18.0・関川-16.1)。「総額微増×分母縮小×1人当たり急伸」の並立は、後半5年に総額が-1.76%から+3.46%へ反転する中で納税義務者数の減少(-7.68%)が続き、1人当たり所得の後半+12.06%が形成される構造として観察できます。

推計手取り変化率+7.6%は所得順位29位から23ランクの大乖離

推計手取り変化率順位は県内 6位 で、1人当たり所得順位29位から 23ランクの大乖離 の位置です。加茂市(所得順位27位・推計手取り変化率順位27位・0ランクの完全同順位)・五泉市(所得順位25位・変化率順位9位・16ランク乖離)とは対照的な、下越製造業集積型9市町村内で 最大の順位乖離 です。所得水準は下位帯にありながら手取り効率の変化では上位帯という並存が観察できます。

数値の意味(データから読み取れる範囲):

「前半+2.81%(同型内8位・下位帯)→後半+12.06%(同型内1位=最上位)の後半急伸パターン」「前半後半差+9.25ポイントは下越製造業集積型9市町村中1位(最大)」「課税対象所得10年+2.5%の総額微増を伴う分母縮小型」「所得順位29位×変化率順位5位・推計手取り変化率順位6位の23〜24ランク乖離」 は、下越製造業集積型9市町村の中で阿賀町の位置関係として観察されます。加茂市(前半+3.04→後半+5.05・差+2.01の小さい均衡型に近い低迷パターン)や五泉市(差+0.43の均衡型で同型内上位帯)とは異なり、下位帯から急伸した後半集中パターン(同型内最大) として読み取れます。ただしこれらの数値関係は観察であり、阿賀町の産業構造や10年変化率の背景を因果として断定するものではありません。


▼【グラフ:aga_所得推移.png 阿賀町の1人当たり課税対象所得の推移(H25→H30→R5)】


④ 所得種類別の内訳(給与81.1%県内20位単独・その他16.4%下越製造業集積型9市町村中1位)

給与所得者比率 81.1% は県内20位(阿賀町単独同率グループ)・下越製造業集積型9市町村中 7位(中位帯)、その他所得者比率 16.4% は下越製造業集積型9市町村中 1位・県内でも津南・佐渡・出雲崎に次ぐ 4位帯、農業所得者比率 0.5% は県内18位・同率3市町村(燕・三条・阿賀)・下越製造業集積型9市町村内で最下位で、その他所得者比率の高さが同型内で際立つ所得構成です。

所得割納税義務者の所得源泉の内訳を確認します。

この表を見ると、阿賀町の納税義務者3,871人が給与・営業等・農業・その他のどこに分布するかを把握できる構造です。

所得区分納税義務者数比率
給与所得者3,140人81.1%
営業等所得者79人2.0%
農業所得者18人0.5%
その他634人16.4%
合計3,871人100%

→ 給与所得者 81.1%(3,140人・県内20位・阿賀町単独)は下越製造業集積型9市町村中 7位(中位帯)、その他所得者比率 16.4%(634人)は下越製造業集積型9市町村中 1位・県内4位帯、農業所得者比率 0.5%(18人・県内18位・同率3市町村)は下越製造業集積型9市町村内で 最下位 です。

給与所得者比率81.1%は県内20位・阿賀町単独

給与所得者比率81.1%の同率グループは阿賀町単独(数=1)です。県内順位で近隣を並べると、村上市81.3%→阿賀町81.1%→加茂市80.8%と、上下の市町村に挟まれた単独の順位です。下越製造業集積型9市町村内の給与所得者比率を並べると、聖籠町87.9%(1位)・燕市84.9%(2位)・阿賀野市84.1%(3位)・五泉市83.1%(4位)・弥彦村82.9%(5位)・村上市81.3%(6位)・阿賀町81.1%(7位)・加茂市80.8%(8位)・田上町80.0%(9位)で、阿賀町は同型内で 7位(中位帯) の位置です。

その他所得者比率16.4%は下越製造業集積型9市町村中1位・県内4位帯

その他所得者比率16.4%(634人)は下越製造業集積型9市町村中 1位 で、比率高めの位置です。同型9市町村のその他所得者比率を並べると、阿賀町16.4%(1位)・田上町15.8%(2位)・加茂市15.1%(3位)・村上市14.8%(4位)・五泉市12.7%(5位)・弥彦村12.5%(6位)・阿賀野市11.1%(7位)・燕市11.0%(8位)・聖籠町7.9%(9位)と分布します。県内でその他所得者比率上位を並べると、津南町18.3%(1位)・佐渡市17.9%(2位)・出雲崎町16.2%(3位)・阿賀町16.4%(実質4位相当)・田上町15.8%と、県内でも上位帯に位置します。

阿賀町は同型内で 「給与7位×その他1位×農業9位(最下位)」 の対応構造で、給与所得者比率が同型内中位帯である一方、その他所得者比率は同型内で最上位という並列パターンです。

農業所得者比率0.5%は県内18位・同率3市町村(燕・三条・阿賀)

農業所得者比率0.5%(18人)の同率グループは3市町村(燕市・三条市・阿賀町)です。下越製造業集積型9市町村内で農業所得者比率を並べると、阿賀野1.2%(1位)・加茂1.1%(2位)・五泉1.0%(3位)・聖籠/田上0.9%(同率4位)・弥彦0.8%(6位)・村上0.7%(7位)・燕/阿賀0.5%(同率8位)と続き、阿賀町は同型内で 8位(最下位) の位置です。営業等所得者比率2.0%(79人)は県内 29位 で、下越製造業集積型9市町村内でも下位帯です。

数値の意味(データから読み取れる範囲):

阿賀町の所得構成は下越製造業集積型9市町村内で 「給与7位・その他1位・営業等下位・農業8位(最下位)」 と、給与所得者比率が中位帯・その他所得者比率が同型内最上位・営業等/農業所得者比率が同型内下位帯という並列パターンです。加茂市(給与8位・その他3位・農業2位)や田上町(給与9位・その他2位・農業4位)と比較すると、阿賀町はその他所得者比率が同型内で最も高く、農業所得者比率が同型内で最も低いという構成の差が観察できます。ただし所得構成の比率と実際の生活基盤の関係は複雑で、比率のみから住民の暮らし方や年金依存の有無を単純に読み取ることはできません。特にその他所得者比率16.4%(同型内1位)は年金所得等を含む「給与・営業等・農業以外の所得」で、内訳は本記事のマスターデータからは把握できません。


▼【グラフ:aga_所得種類別.png 阿賀町の所得種類別 所得割納税義務者数(R5年度)】


⑤ 推計手取りと住民税・実効税率(住民税75,890円は県内30位=最下位・手取り転換率73.0%は同型内4位)

【結論】推計手取り309.6万円は県内28位で、10年+21.9万円(+7.6%・県内6位・所得順位29位から23ランクの大乖離)・手取り転換率73.0%は下越製造業集積型9市町村中4位(中上位帯)・実効税率2.9%は県内29位(同率2市町村=関川村・阿賀町)・1人当たり住民税75,890円は県内30位(最下位)で、税負担は県内最低帯にあります。

住民税(所得割)の推移

住民税(所得割)の実額は、総務省「市町村税課税状況等の調べ」第11表の所得割額を所得割納税義務者数で割って算出しました。

年度1人当たり住民税(所得割)実効税率(住民税÷課税対象所得)
H25年度(2013年度)約6.62万円(66,234円)3.0%
H30年度(2018年度)約6.87万円(68,684円)3.0%
R5年度(2023年度)約7.59万円(75,890円)2.9%
10年変化+0.97万円(+14.6%)-0.1ポイント

R5の実効税率2.9%は 同率2市町村(関川村・阿賀町)で並んでおり、県内順位は29位(粟島浦村を含めた中で下から2番目)です。下越製造業集積型9市町村内で実効税率2.9%は阿賀町のみで、他8市町村はすべて3.0%以上(村上市3.0%・聖籠/弥彦/阿賀野/田上/五泉/加茂3.1%・燕/阿賀町を除いた6市町・燕3.2%)に分布します。

1人当たり住民税 75,890円(約7.59万円) は県内 30位(最下位) で、県平均差は -13,388円 と顕著な低水準です。下越製造業集積型9市町村の1人当たり住民税を並べると、聖籠→燕→五泉→阿賀野→弥彦→村上→加茂→田上→阿賀75,890円(同型内9位=最下位) で、同型内で最下位の水準です。実効税率は10年で3.0%→3.0%→2.9%へと -0.1ポイント 低下しました。この期間には令和2年の税制改正で住民税の基礎控除が33万円から43万円に引き上げられており、実効税率の変化幅がこの改正時期と対応するタイミングで観察されます(改正が原因であるという断定はしません)。

推計手取りの推移

課税対象所得(給与所得)から給与所得控除の計算式で給与収入を逆算し、各年度の公式保険料率・税制を用いて手取りを試算しました。

この表を見ると、推定給与収入から社保・所得税・住民税を差し引いた推計手取りの10年推移が確認できます。

項目H25(2013年度)H30(2018年度)R5(2023年度)10年変化
課税対象所得(給与所得)223.4万円229.6万円257.3万円+34.0万円
推定給与収入(※1)約346.7万円約354.6万円約376.7万円+30.0万円
ー 社会保険料(※2)49.3万円51.2万円55.6万円+6.3万円
ー 所得税(※3)3.1万円3.3万円4.0万円+0.9万円
ー 住民税(実額)6.62万円6.87万円7.59万円+0.97万円
推計手取り約287.7万円約293.2万円約309.6万円+21.9万円(+7.6%)

→ 推計手取りは 309.6万円(県内28位)で、10年 +21.9万円(+7.6%・県内6位・上位帯・所得順位29位から23ランクの大乖離) 増加し、実効税率 2.9% は県内29位(同率2市町村)、手取り転換率 73.0% は給与収入増加分の73.0%が手取りに転換した水準で下越製造業集積型9市町村中 4位(中上位帯) です。

推計手取り変化率+7.6%は県内 6位 で、1人当たり所得順位29位から 23ランクの大乖離 の位置です。所得順位と手取り変化率順位が同型内で最大に乖離している構造で、加茂市(所得順位27位・変化率順位27位・0ランク乖離)や村上市(所得順位26位・変化率順位22位・4ランク乖離)とは対照的な 「所得下位帯×手取り効率の変化率上位帯」の大乖離 として観察できます。

推定給与収入(額面)の10年増加 +30.0万円 のうち、税・社会保険料の増加を差し引いた後に手取りとして残る割合は約 73.0%(手取り転換率)です。残り約27.0%(約8.1万円)は社会保険料の増加(+6.3万円)・所得税増(+0.9万円)・住民税実額増(+0.97万円)に吸収されました。社保増加+6.3万円が最大の減額項目で、住民税増加+0.97万円は実効税率-0.1ポイントの低下を反映しつつも、水準としては下越製造業集積型9市町村内で同型内最下位の実額(7.59万円)に留まっています。

下越製造業集積型9市町村の手取り転換率

下越製造業集積型9市町村の手取り転換率を並べると次のとおりです。

市町村手取り転換率位置づけ
聖籠町74.7%同型内1位
燕市74.2%同型内2位
五泉市73.1%同型内3位
阿賀町73.0%同型内4位(中上位帯)
弥彦村71.3%同型内5位
阿賀野市70.8%同型内6位
村上市70.4%同型内7位
田上町68.2%同型内8位
加茂市65.3%同型内9位(最下位)

阿賀町の手取り転換率73.0%は下越製造業集積型9市町村中 4位(中上位帯) で、五泉市73.1%を0.1ポイント下回るほぼ同水準・加茂市65.3%より7.7ポイント上回る位置です。所得順位29位(同型内9位=最下位)から手取り転換率順位4位(同型内中上位帯)への並行構造は、同型内で最大の順位乖離のうちの一つです。

数値の意味(データから読み取れる範囲):

阿賀町の推計手取りは県内28位(309.6万円)で、10年変化率+7.6%(県内 6位・上位帯)は所得順位29位から 23ランクの大乖離 の位置で、手取り転換率73.0%は下越製造業集積型9市町村中 4位(中上位帯) の水準です。給与収入+30.0万円のうち73.0%が手取りに転換した数値関係は、社保・税負担を差し引いた効率の側面で同型内中上位帯に位置することを示します。加茂市(手取り転換率同型内9位=最下位・変化率順位27位)や五泉市(手取り転換率同型内3位・変化率順位9位)とは異なる 「所得下位帯×手取り効率中上位帯×変化率順位上位帯」 の構造として観察できます。加えて 1人当たり住民税75,890円は県内30位(最下位) で、実効税率2.9%は県内29位(同率関川村)と、税負担は県内最低帯にあります。ただし推計手取りは想定料率と控除モデルに基づく試算であり、実際の家族構成・扶養・iDeCo等の個別事情で大きく変動します。

※1 給与収入は課税対象所得(給与所得)から各年度の給与所得控除(所得税法の計算式)で逆算した推定値です。
※2 社会保険料は厚生年金(公式保険料率)・健康保険(協会けんぽ新潟県の概算率)・雇用保険(公式料率)を使用。保険料率はH25:厚生年金8.737%・健保4.985%・雇保0.5%、H30:厚生年金9.15%・健保5.0%・雇保0.3%、R5:厚生年金9.15%・健保5.0%・雇保0.6%で試算。
※3 所得税は「給与所得 − 基礎控除(H25・H30: 38万、R5: 48万)− 社会保険料控除 − 配偶者控除 − 扶養控除1人」を課税標準として試算。実際の控除状況・家族構成によって大きく異なります。


⑥ 阿賀町の主力産業(製造業集積型ラベル×製造業比率16.8%は同型内最下位・主要業種1位/2位差0.6ポイントの分散構造)

産業タイプは 製造業集積型 で、主要業種1位は製造業 16.8%(750人・下越製造業集積型9市町村中で 比率9位(最下位)・人数9位(最少))、主要業種2位は医療・福祉16.2%(723人)で 1位と2位の比率差はわずか0.6ポイント の分散構造、総就業者数 4,469人 は同型内 9位(最少) で、就業構成では「製造業ラベルでありながら比率同型内最下位×3業種並列の分散型」の対応構造を持ちます。

阿賀町は産業構造マスター(総務省 国勢調査 令和2年)で 製造業集積型 に分類されています。産業別就業者比率(2020年)は第1次産業8.0%・第2次産業31.7%・第3次産業59.9%(県内12位・中位)です。総就業者数は 4,469人 で、10年変化率は -18.2%(H22→R2・下越13市町村中で最大の減少)、納税義務者数-11.03%と方向は同じでも減少幅は総就業者数の方が大きい構造です。主要業種1位は製造業(16.8%・750人)、2位は医療・福祉(16.2%・723人)、3位は建設業(14.5%・650人)で、上位3業種で就業者の47.5%を占めます。主要業種1位と2位の比率差はわずか 0.6ポイント で、他8市町村(差5ポイント以上)と大きく異なる分散構造です。

この表を見ると、産業タイプと就業者上位3業種を1枚で確認できる構造です。

指標阿賀町の値位置づけ
産業タイプ製造業集積型下越製造業集積型9市町村の一つ
総就業者数4,469人下越製造業集積型9市町村中 9位(最少)
第1次産業比率8.0%同型内で上位帯
第2次産業比率31.7%製造業集積型内で下位帯
第3次産業比率59.9%県内12位(中位)
主要業種1位製造業16.8%(750人・同型内比率 9位(最下位)・人数 9位(最少))
主要業種2位医療・福祉16.2%(723人・1位との差わずか 0.6ポイント)
主要業種3位建設業14.5%(650人)

→ 産業タイプ「製造業集積型」で主要業種1位は製造業 16.8%(750人) で、下越製造業集積型9市町村中で製造業比率 9位(最下位)(燕35.2→弥彦27.0→加茂26.9→田上24.6→五泉24.4→聖籠22.3→阿賀野20.0→村上19.4→阿賀16.8)・人数 9位(最少)(燕14,561→五泉→村上→阿賀野→加茂→聖籠→田上→弥彦→阿賀750)で、就業規模も比率も同型内で最下位という位置関係です。燕市35.2%との差は18.4ポイントで、「製造業集積型」ラベル内で明確に別グループの位置です。

「製造業集積型」ラベルの解釈:産業タイプは就業構成の相対的な最多業種基準で分類されますが、阿賀町は総就業者数4,469人と絶対規模が小さく(燕市41,335人の約9分の1)、製造業750人・医療福祉723人・建設業650人と3業種が近い規模で並列しています。主要業種1位と2位の比率差 0.6ポイント は下越製造業集積型9市町村内で最も小さく、燕市(35.2% vs 17.8%で17.4ポイント差)のような「製造業に明確に集中した」構造とは大きく異なります。就業構成の側面と課税ベースの側面(給与所得者比率81.1%は同型内7位・中位帯)は連動せず、「製造業集積型」ラベルの中でも比率最下位×分散型という位置として観察できます。事業所ベースの製造品出荷額・付加価値額・農業産出額の県内順位分析は本記事の主題(住民所得)から離れるため、別記事(産業構造テーマ)の範囲として扱います。


⑦ 下越13市町村比較でみる阿賀町(下越13位=最下位×変化率下越3位の10ランク乖離)

阿賀町は下越13市町村中 13位(最下位)・下越製造業集積型9市町村中 9位 で、変化率順位は下越13市町村中 3位・下越製造業集積型9市町村中 3位 と、所得水準は最下位帯でありながら変化率は上位帯という「所得順位13位×変化率順位3位の10ランク乖離」が特徴です。規模指標(総就業者9位・課税対象所得総額8位・納税義務者数8位)は同型内で下位帯です。

下越13市町村の1人当たり所得・産業タイプ・変化率を並べて阿賀町の位置を確認します。

この表を見ると、下越13市町村の1人当たり所得・産業タイプ・変化率順位を並べて阿賀町の位置が確認できる構造です。

市町村1人当たり所得R5県内順位下越圏順位産業タイプ10年変化率変化率順位
新潟市319.5万円1位1位複合型+11.3%20位
燕市300.8万円4位2位製造業集積型+15.6%4位
新発田市283.9万円10位3位複合型+11.7%15位
聖籠町275.7万円13位4位製造業集積型+17.5%1位
胎内市273.9万円15位5位高付加価値製造業型+11.8%14位
弥彦村272.7万円16位6位製造業集積型+11.1%21位
関川村265.9万円21位7位農業型+15.0%6位
阿賀野市265.1万円23位8位製造業集積型+11.9%12位
田上町261.7万円24位9位製造業集積型+9.1%25位
五泉市261.3万円25位10位製造業集積型+14.3%8位
村上市261.1万円26位11位製造業集積型+10.9%22位
加茂市260.8万円27位12位製造業集積型+8.2%27位
阿賀町257.3万円29位13位(最下位)製造業集積型+15.2%5位(単独)

→ 阿賀町は下越13市町村中 13位(最下位)・下越製造業集積型9市町村中 9位 で、変化率順位は下越13市町村中 3位(聖籠1→燕2→阿賀3)・下越製造業集積型9市町村中 3位 と所得水準は最下位帯・変化率は上位帯です。所得順位29位×変化率順位5位の 24ランク大乖離(下越圏内で見ると13位×3位の10ランク乖離)は下越製造業集積型9市町村内で加茂市(0ランク乖離)と対極の位置です。

下越13市町村内の水準差-62.2万円は最大

下越13市町村中で新潟市(319.5万円)との差-62.2万円は下越13市町村中で最大の水準差です。加茂市(-58.7万円)・村上市(-58.4万円)・五泉市(-58.2万円)を上回る差で、下越圏内の所得水準の下限に位置します。一方、変化率+15.2%は下越13市町村中3位で、下越13市町村で変化率+15.2%以上は聖籠+17.5%(1位)と燕+15.6%(2位)のみです。「所得水準は下越圏で最下位・変化率は下越圏で上位帯(3位)」の並存が阿賀町の下越圏内での位置関係です。

下越製造業集積型9市町村内の位置

下越製造業集積型9市町村を1人当たり所得順で並べると、燕市(4位)・聖籠町(13位)・弥彦村(16位)・阿賀野市(23位)・田上町(24位)・五泉市(25位)・村上市(26位)・加茂市(27位)・阿賀町(29位) で、阿賀町は同型内 9位(最下位) です。変化率順位で並べると、聖籠町1位・燕市2位・阿賀町3位・五泉市4位・阿賀野市5位・弥彦村6位・村上市7位・田上町8位・加茂市9位(最下位)となり、阿賀町は同型内 3位 です。所得順位9位(最下位)×変化率順位3位の 6ランク乖離 は下越製造業集積型9市町村内で最大で、加茂市(0ランク乖離)・村上市(19ランク乖離・逆方向)とは対極的な「所得下位×変化率上位」の並列構造です。

数値の意味(データから読み取れる範囲):

阿賀町は下越13市町村中13位(最下位)・下越製造業集積型9市町村中9位(最下位)で、所得水準は下越圏で最下位帯です。一方、変化率順位は下越13市町村中3位・下越製造業集積型9市町村中3位で、変化率は上位帯にあり、「所得下位帯×変化率上位帯の10〜24ランク乖離」 が阿賀町の位置関係の核として観察できます。加茂市(所得下位×変化率下位で完全同順位)とは対極的な、後半急伸型の代表として下越製造業集積型9市町村内で位置づけられます。ただし所得順位・規模順位・変化率順位の差から住民の暮らしぶりを直接読み取ることはできず、就業・家計・世帯構成等の別データと合わせて理解する必要があります。


⑧ 移住検討者・地域理解志向の読み方(2視点)

本章は「阿賀町 所得」「阿賀町 平均年収」「阿賀町 移住」「阿賀町 手取り」等の検索意図に対する、データから読み取れる判断材料の整理です。個別の意思決定を代替するものではありません。

視点1:移住検討者(下越山間部の生活を検討する読者・小規模自治体の生活を検討する読者)

読み取り材料データ根拠
257.3万円は県平均差-19.7万円・県内29位・下越13市町村中13位(最下位)県平均277.0万円・県中央値差-16.0万円・新潟市差-62.2万円は下越13市町村中で最大
給与所得者比率81.1%は県内20位(阿賀町単独)・下越製造業集積型9市町村中7位(中位帯)給与所得者数3,140人(納税義務者の81.1%)
実効税率2.9%は県内29位(同率2市町村=関川村・阿賀町)で県平均3.2%を0.3ポイント下回る・下越製造業集積型9市町村内で唯一の2.9%水準1人当たり住民税約7.59万円(75,890円・県内 30位=最下位)・県平均差-13,388円
推計手取り309.6万円は県内28位で、10年+21.9万円(+7.6%・県内 6位・上位帯)の増加は所得順位29位から 23ランクの大乖離手取り転換率73.0%(給与収入増加分の73.0%が手取りに転換・下越製造業集積型9市町村中4位=中上位帯)
変化率+15.2%は県内5位(阿賀町単独)で、前半5年+2.81%(同型内8位)→後半5年+12.06%(同型内 1位=最上位)への後半急伸型前半+6.3万円+後半+27.7万円=10年+34.0万円
小規模自治体(納税義務者3,871人・県内23位)総就業者数4,469人(下越13市町村中で最少)・製造業就業者数750人(同型内で最少)は山間部小規模の構造
生活コストとの照合が必要1人当たり所得順位は所得側面のみ・家賃/物価/通勤環境は別データを要参照

視点1の中身は、下越山間部の小規模自治体の生活を検討する読者にとっての「所得水準・順位・手取り効率・税負担」の判断材料です。257.3万円は県平均を19.7万円下回り、給与所得者比率81.1%(県内20位・単独)・手取り転換率73.0%(下越製造業集積型9市町村中4位=中上位帯)は同型内中位〜上位帯の水準です。実効税率2.9%(県内29位・同率関川村)・1人当たり住民税75,890円(県内 30位=最下位)は県内最低帯にあり、税負担は他の下越市町村より軽い水準です。10年変化率+15.2%(県内5位・単独)は上位帯で、前半+2.81%→後半+12.06%の後半急伸型で推移した数値関係が観察できます。ただしこれは所得水準の順位や生活の質を評価するものではなく、下越山間部の小規模自治体の所得指標の現状を数値で示す観察です。

視点2:地域理解志向の読者(下越製造業集積型内の「後半急伸型同型内1位×製造業比率同型内最下位×その他所得者比率同型内1位×税負担県内最低帯」の複合構造を理解したい読者)

読み取り材料データ根拠
1人当たり所得変化率+15.2%は下越製造業集積型9市町村中3位(聖籠1→燕2→ 阿賀3)阿賀町単独同率グループ・県内5位
後半5年変化率+12.06%は下越製造業集積型9市町村中 1位(最上位)他8市町村がすべて+9.11%以下・県内でも湯沢+14.40%に次ぐ2位相当帯
前半後半差+9.25ポイントは下越製造業集積型9市町村中 1位(最大の後半急伸型)加茂市(+2.01差の均衡型)の4.6倍・田上町(+8.42差の後半急伸型)を上回る
主要業種1位製造業比率16.8%は下越製造業集積型9市町村中 9位(最下位)燕市35.2%との差18.4ポイント・製造業集積型ラベルでありながら比率最下位
主要業種1位/2位差わずか0.6ポイントの分散構造製造業16.8%・医療福祉16.2%・建設業14.5%の3業種並列・他8市町村は差5ポイント以上
その他所得者比率16.4%は下越製造業集積型9市町村中 1位・県内でも津南・佐渡・出雲崎に次ぐ4位帯給与7位・営業等下位・農業8位(最下位)・その他1位の並列構造
実効税率2.9%は県内29位(同率2市町村=関川村・阿賀町)下越製造業集積型9市町村内で唯一の2.9%水準
1人当たり住民税75,890円は県内 30位(最下位)県平均差-13,388円・下越製造業集積型9市町村内で同型内9位=最下位
推計手取り変化率+7.6%は県内 6位 で、所得順位29位から 23ランクの大乖離加茂市(0ランク乖離)・村上市(4ランク乖離)とは対照的な「所得下位×手取り効率変化率上位」の大乖離
手取り転換率73.0%は下越製造業集積型9市町村中4位(中上位帯)五泉市73.1%とほぼ同水準・加茂市65.3%より7.7ポイント上回る
納税義務者数-11.03%(-480人)は下越製造業集積型9市町村中で2番目の減少総就業者数-18.2%(下越13市町村中で最大の減少)と並行して縮小・分母縮小型の背景

視点2の中身は、下越製造業集積型の内部分化の下限側で「後半急伸型」の代表として位置する阿賀町の複合構造を理解したい読者にとっての判断材料です。前半後半差+9.25ポイント(同型内1位=最大)の後半急伸型は、加茂市(+2.01差の均衡型に近い低迷パターン)と正反対、田上町(+8.42差の後半急伸型)を上回る同型内最大の変化パターンで、後半5年変化率+12.06%(同型内 1位=最上位)を伴います。主要業種1位製造業比率16.8%(同型内 9位=最下位)・主要業種1位/2位差わずか0.6ポイントの分散構造は、「製造業集積型」ラベルの中で3業種並列型として位置し、燕市(比率35.2%・人数14,561人)のような明確に集中した製造業型とは異なります。その他所得者比率16.4%(同型内1位)は年金所得等を含む「給与・営業等・農業以外の所得」の比率が高く、内訳は本記事のマスターデータからは把握できません。加えて実効税率2.9%(県内29位・同率関川村)・1人当たり住民税75,890円(県内 30位=最下位)の税負担県内最低帯という並存が、下越製造業集積型内の内部分化の下限側にあって上位帯の変化率で推移する阿賀町固有の複合構造として観察できます。

⚠️ 上記は「データから読み取れる範囲での判断材料」であり、投資助言・移住助言・個別の意思決定を代替するものではありません。


⑨ データの見方・注意点

順位=豊かさではありません

1人当たり課税対象所得の順位は、後述する複数の解釈上の制約を含んだ指標に基づいています。順位が高いことをもって「豊かな地域」「移住すべき地域」等の価値判断を行うことはできません。順位はあくまで所得割の課税ベース上の数値の相対比較です。

課税対象所得は手取り収入ではありません

課税対象所得(合計所得金額)は、給与・事業・農業などの各所得から給与所得控除等の所得種別の控除を差し引いた所得の合計です。ここからさらに基礎控除・社会保険料控除・配偶者控除・扶養控除等を差し引いた額が住民税・所得税の課税標準となります。課税対象所得と実際の手取り収入は異なります。

推計手取りの計算モデル

⑤の推計手取りは、給与所得控除の計算式で給与収入を逆算し、公式保険料率と概算率を用いた試算値です。想定料率(協会けんぽ新潟県の概算率)と控除モデル(基礎控除・配偶者控除・扶養控除1人)は記事末の「出典」欄に明示しています。実際の手取りは家族構成・扶養控除・iDeCo/生命保険料控除等の個別事情で大きく変動します。

実効税率は税率設定の違いではありません

住民税所得割の税率は市町村民税6%・道府県民税4%で全国一律です。本記事で示す実効税率(住民税実額÷課税対象所得)は、控除の適用状況・所得構成の違いの結果として現れる値であり、市町村ごとに税率が違うわけではありません。阿賀町の実効税率2.9%が県内29位(同率2市町村=関川村・阿賀町)にある構造も、税率設定の差ではなく、控除・所得構成の側面から観察できる数値です。

農業地域では過小表示になる場合があります

農業所得は申告による実額ですが、自家消費・現物収入は含まれない場合があります。阿賀町の農業所得者比率は0.5%(18人・県内18位・同率3市町村=燕・三条・阿賀)で、下越製造業集積型9市町村内では最下位の水準です。ただし就業形態と所得申告の関係で農業由来の生活水準が課税対象所得に完全には反映されない可能性があります。

所得割納税義務者は全住民ではありません

課税対象所得が控除額を下回る場合(所得が低い・年金受給のみ等)は所得割の納税義務者に含まれません。R5年度の阿賀町の所得割納税義務者数は3,871人で、これは全人口とは異なります。10年で納税義務者数は-11.03%(-480人・下越製造業集積型9市町村中で2番目の減少)減少しており、総就業者数は10年で-18.2%(H22→R2・下越13市町村中で最大の減少)減少しています。分母縮小によって1人当たり所得が見かけ上高くなる可能性があり、阿賀町の場合、課税対象所得総額の10年変化率+2.5%(+2.4億円・県内25位)と分母縮小-11.03%の並列が1人当たり所得+15.2%の背景として観察できます。

「その他所得者比率16.4%」の解釈

その他所得者は給与・営業等・農業以外の所得(年金所得等)を主とする納税義務者を含みますが、本記事のマスターデータには内訳がありません。16.4%(下越製造業集積型9市町村中1位・県内4位帯)という数値のみの観察に留め、「年金依存」等の断定は避けます。

「製造業集積型」のラベル解釈

産業タイプ「製造業集積型」は就業構成ベース(第2次産業比率31.7%・主要業種1位製造業16.8%)で分類されるラベルです。阿賀町の主要業種1位製造業比率16.8%は下越製造業集積型9市町村中で9位(最下位)で、主要業種2位医療・福祉16.2%との比率差はわずか0.6ポイントの分散構造です。「製造業集積」と「所得の高さ」を単純に結びつけずに読む必要があります。また総就業者数4,469人は同型内で最少(燕市41,335人の約9分の1)で、絶対規模が小さい山間部小規模自治体としての位置も併せて読む必要があります。

1人あたり付加価値額と1人当たり所得の混同注意

⑥で提示する製造業関連の指標は 製造業事業所ベース の数値で、住民所得の1人当たり課税対象所得(所得割納税義務者ベース)とは分母が異なる別の指標です。両者を同一の「1人あたり所得」として扱うことはできません。


まとめ

阿賀町の住民所得の特徴(データから読み取れる範囲)

  • 1人当たり課税対象所得は 257.3万円 で県内 29位/30市町村中(R5年度)・下越13市町村中 13位(最下位)・県平均差-19.7万円・県中央値差-16.0万円・新潟市差-62.2万円は下越13市町村中で最大
  • 一方、10年変化率は +15.2%(+34.0万円) で県内 5位(阿賀町単独同率グループ)・下越製造業集積型9市町村中 3位(聖籠1→燕2→阿賀3)と上位帯
  • 課税対象所得総額 約99.6億円(県内 25位・シェア0.33%)・所得割納税義務者数 3,871人(県内 23位・シェア0.38%)で下越製造業集積型9市町村中 8位 の小規模帯・総就業者数4,469人は同型内 9位(最少)
  • 前半(H25→H30: +2.81%・同型内8位)から後半(H30→R5: +12.06%・同型内 1位=最上位)への後半急伸型・前半後半差 +9.25ポイント は下越製造業集積型9市町村中 1位(最大)
  • 課税対象所得10年変化率は +2.5%(+2.4億円) で県内25位・納税義務者数10年 -11.03%(-480人・同型内2番目の減少)・総就業者数10年 -18.2%(下越13市町村中最大の減少)
  • 所得割納税義務者3,871人(県内シェア0.38%)のうち 81.1%が給与所得者(県内20位・単独)、農業所得者は 0.5%(県内18位・同率3市町村)、その他所得者比率 16.4%(下越製造業集積型9市町村中 1位・県内4位帯)
  • 1人当たり住民税(実額)はH25の6.62万円からR5の 7.59万円 へ+0.97万円(+14.6%)・実効税率 2.9%(県内 29位・同率2市町村=関川村・阿賀町)・1人当たり住民税は県内 30位(最下位)
  • 推計手取りは10年で +21.9万円(+7.6%・県内 6位・所得順位29位から 23ランクの大乖離)・給与収入増+30.0万円のうち 約73.0% が手取りに転換(下越製造業集積型9市町村中4位=中上位帯)
  • 産業タイプは 製造業集積型、主要業種1位は製造業16.8%(750人・下越製造業集積型9市町村中で比率9位=最下位・人数9位=最少)・主要業種1位/2位差わずか0.6ポイントの分散構造

移住検討者・地域理解志向への読み方(判断材料)

  • 移住検討者: 県内下位帯の所得水準(257.3万円・29位・下越13位=最下位)・給与所得者中心(81.1%・県内20位単独)・実効税率2.9%(県内29位・同率関川村)・1人当たり住民税75,890円(県内 30位=最下位)の税負担県内最低帯・手取り転換率73.0%(下越製造業集積型9市町村中4位)・下越山間部の小規模自治体
  • 地域理解志向: 「前半後半差+9.25ポイント=同型内最大の後半急伸型」「後半変化率+12.06%=同型内1位」「製造業比率16.8%=同型内最下位・主要業種1位/2位差0.6ポイントの分散構造」「その他所得者比率16.4%=同型内1位」「税負担県内最低帯」の5点で、下越製造業集積型内の内部分化の下限側で後半急伸型の代表として位置づけを理解する材料

派生指標で見える意外な観察

  • 前半後半差+9.25ポイントは下越製造業集積型9市町村中1位(最大の後半急伸)・後半5年変化率+12.06%は同型内1位=最上位(他8市町村がすべて+9.11%以下)
  • 推計手取り変化率順位6位は所得順位29位から23ランクの大乖離 で、下越製造業集積型9市町村内で最大の順位乖離・加茂市の0ランク乖離とは対極
  • 主要業種1位製造業比率16.8%は下越製造業集積型9市町村中9位(最下位)・主要業種1位/2位の比率差わずか0.6ポイントの分散型(燕市35.2%との差18.4ポイント)
  • 総就業者数4,469人は下越製造業集積型9市町村中最少(燕41,335人の約9分の1)・-18.2%は下越13市町村中で最大の減少
  • その他所得者比率16.4%は下越製造業集積型9市町村中1位・県内でも津南・佐渡・出雲崎に次ぐ4位帯
  • 実効税率2.9%は同率2市町村(関川村・阿賀町)で県内29位・1人当たり住民税75,890円は県内30位(最下位)・県平均差-13,388円の県内最低の税負担
  • 納税義務者数-11.03%(-480人)は同型内で2番目の減少幅(1位加茂-11.43%)・課税対象所得10年+2.5%は総額微増(前半-0.92→後半+3.46の反転パターン)で加茂市(-4.1%・県内30位)とは対照的
  • 手取り転換率73.0%は下越製造業集積型9市町村中4位(中上位帯)給与所得者比率81.1%は県内20位(阿賀町単独)・給与7位×その他1位×農業8位(最下位)の並列構造

この記事の執筆・データについて

執筆: 新潟データ(新潟県在住の個人運営)
データ基準日: 令和5年度(2023年度)市町村税課税状況等の調べ/国勢調査 令和2年/工業統計調査 令和4年/市町村別農業産出額(推計)令和4年
更新日: 2026-08-27
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本記事は公的統計を整理・解釈したデータ記事です。専門的な投資助言・移住助言・税務相談ではありません。移住・就職・事業判断等の重要な意思決定にあたっては、原典データおよび該当分野の専門家にご確認ください。


出典

  • 1人当たり課税対象所得・所得割納税義務者数・住民税(所得割)実額・所得種類別納税義務者数:
    総務省(市町村税課税状況等の調べ 令和5年・平成30年・平成25年)
  • 産業別就業者数・産業タイプ・主要業種1〜3位・総就業者数:
    総務省(国勢調査 令和2年)
  • 製造業従業者数・現金給与総額・製造品出荷額・付加価値額・1人あたり付加価値額:
    経済産業省(工業統計調査 令和4年)
  • 農業産出額:
    農林水産省(市町村別農業産出額(推計)令和4年)

推計値について:
本記事の「推計手取り」は総務省 課税対象所得から社会保険料・所得税・住民税を控除した試算値です。
想定料率:

  • H25:厚生年金 8.737%/健保 4.985%/雇保 0.5%
  • H30:厚生年金 9.15%/健保 5.0%/雇保 0.3%
  • R5:厚生年金 9.15%/健保 5.0%/雇保 0.6%
    (協会けんぽ新潟県の概算率を使用)
    控除モデル:基礎控除(H25・H30: 38万、R5: 48万)・配偶者控除・扶養控除1人・社会保険料控除
    データ基準日:令和5年度(2023年度)・平成30年度(2018年度)・平成25年度(2013年度)
    次回更新推奨:令和10年度(2028年度)データ公表後

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