【新潟県】主要山岳を多く抱える市町村ランキング(20山・難易度別)

ランキング

新潟県の主要山岳20山のうち、魚沼市6山30.0%)が所在し、県内で最も多くの主要山岳を抱える市町村となっています。
20山を保有する市町村は9市町村にとどまり、残る21市町村には主要山岳が所在していません。
「新潟県で山が多い市町村はどこか」「登山を計画する際に主要山がある市町村を知りたい」と検索してこの記事に辿り着いた方のために、
新潟県30市町村における主要山岳の所在数を客観データでランキング化しました。

本記事では、市町村別の主要山岳数・難易度別内訳・分類別(百名山・二百名山・越後三山・県境の山)内訳を示し、
データから見える構造的特徴と読者への示唆をまとめます。
なお、順位は「主要山岳の所在数」の順であり、「遭難危険度」の順ではありません。山ごとの遭難件数は非公表のため、本記事では扱いません。


この記事でわかること

  • 新潟県30市町村の主要山岳所在数ランキング(20山・保有9市町村+非保有21市町村)
  • 1位の魚沼市1市で県内主要山岳の30.0%を占める集中構造
  • 難易度別内訳(上級9山・中級8山・初中級1山・初級2山)と分類別内訳(百名山8・二百名山2・越後三山3・県境の山9)
  • 「主要山岳数が多い=遭難リスクが高い」ではないという読み方(谷川岳の実例含む)

① ランキングの前提

  • データ源:主要山岳リスト(山岳リストCSV正本ベース・20山)
  • 対象:新潟県内に所在する主要山岳20山(県境の山を含む)
  • 対象市町村:新潟県30市町村
  • 保有市町村数:9市町村(21市町村は主要山岳の所在なし)
  • 地域分類定義:下越(13市町村)/中越(12市町村)/上越(3市町村)/佐渡(1市町村)/岩船離島(1市町村)
  • 難易度区分:上級9山(45.0%)・中級8山(40.0%)・初中級1山(5.0%)・初級2山(10.0%)
  • 分類区分:日本百名山8山・日本二百名山2山(守門岳・二王子岳)・越後三山3山(中ノ岳・越後駒ケ岳・八海山)・県境の山9山(45.0%)

※ 本記事では、山岳リスト正本の所在市町村をそのまま集計しています。県境をまたぐ山は該当市町村それぞれに1山として計上されるため、市町村別合計は延べ数となります。「順位=遭難危険度」ではありません。山ごとの遭難件数は現時点で非公表のため、本記事では扱いません。


② 上位ランキング(保有9市町村)

順位市町村名地域主要山数上級中級初中級初級百名山二百名山越後三山県境個別記事
1魚沼市中越642002122[記事](draft/危険な場所/市町村/済 魚沼市.md)
2糸魚川市上越321001003[記事](draft/危険な場所/市町村/済 糸魚川市.md)
2妙高市上越312003001[記事](draft/危険な場所/市町村/済 妙高市.md)
4南魚沼市中越211001011[記事](draft/危険な場所/市町村/済 南魚沼市.md)
4湯沢町中越211001002[記事](draft/危険な場所/市町村/済 湯沢町.md)
6新潟市下越100010000[記事](draft/危険な場所/市町村/済 新潟市.md)
6新発田市下越101000100[記事](draft/危険な場所/市町村/済 新発田市.md)
6三条市中越100100000[記事](draft/危険な場所/市町村/済 三条市.md)
6弥彦村下越100010000[記事](draft/危険な場所/市町村/済 弥彦村.md)
合計9市町村2098128239

▼【グラフ:mountain_ranking_top.png 保有9市町村・難易度別積み上げグラフ】

⚠️ 注意: 順位は「主要山岳の所在数」の順であり、「遭難危険度」の順ではありません。山ごとの遭難件数は非公表のため、本記事では扱いません。「山岳を多く抱える市町村=登山に危険な市町村」ではない点にご注意ください。


③ 全30市町村ランキング(保有9+非保有21)

保有9市町村(上表と同一)に加え、主要山岳所在なしの21市町村を以下に示します。

保有9市町村(再掲・順位付き)

順位市町村名地域主要山数
1魚沼市中越6
2糸魚川市上越3
2妙高市上越3
4南魚沼市中越2
4湯沢町中越2
6新潟市下越1
6新発田市下越1
6三条市中越1
6弥彦村下越1

非保有21市町村(主要山岳所在なし)

地域市町村名主要山数
下越村上市・胎内市・聖籠町・阿賀野市・五泉市・加茂市・田上町・燕市・阿賀町・関川村(10市町村)0
中越長岡市・柏崎市・小千谷市・十日町市・見附市・出雲崎町・津南町・刈羽村(8市町村)0
上越上越市(1市)0
佐渡佐渡市(1市)0
岩船離島粟島浦村(1村)0

※ 非保有21市町村は主要山岳リスト(20山)の所在市町村としてカウントされていないだけであり、市町村内に山や丘陵地が存在しないことを意味するものではありません。本記事は主要山岳リスト正本に基づく集計です。

▼【グラフ:mountain_ranking_by_category.png 分類別集計:百名山・二百名山・越後三山・県境の山】


④ ランキングから見える構造

上位集中度

  • 1位(1市:魚沼市):6山(30.0%
  • 2位(同順位含み3市:+糸魚川・妙高):累計12山(60.0%
  • 4位(同順位含み5市:+南魚沼・湯沢):累計16山(80.0%
  • 6位(同順位含み9市=全保有市町村:+新潟・新発田・三条・弥彦):累計20山(100.0%

上位1市(魚沼市)で県内主要山岳の3割、上位3市(魚沼市・糸魚川市・妙高市)で6割、上位5市(+南魚沼市・湯沢町)で8割を占める集中構造です。20山すべては9市町村のみに所在し、残る21市町村には主要山岳の所在がありません。

難易度別内訳

難易度山数構成比
上級945.0%
中級840.0%
初中級15.0%
初級210.0%
合計20100.0%

上級・中級を合わせて17山(85.0%)を占めています。初級・初中級は3山(15.0%)にとどまります。

分類別内訳

分類山数該当市町村
日本百名山8妙高市3・魚沼市2・南魚沼市1・湯沢町1・糸魚川市1
日本二百名山2守門岳・二王子岳(新発田市に1山)
越後三山3中ノ岳・越後駒ケ岳・八海山(魚沼市2・南魚沼市1)
県境の山9保有9市町村に分散

日本百名山8山のうち、妙高市に3山(妙高山・火打山・高妻山)、魚沼市に2山(平ヶ岳・越後駒ケ岳)が所在しています。

地域別集計

地域全体保有主要山数上級中級百名山
下越1333010
中越12411644
上越326334
佐渡100000
岩船離島100000
合計30920988

中越(12市町村中4市保有・11山)と上越(3市町村中2市保有・6山)に主要山岳が集中しています。上越は3市町村のうち2市が保有し、6山(うち百名山4山)を抱えています。佐渡・岩船離島には主要山岳リスト上の所在がありません。

意外な観察

  • 標高トップ10のうち魚沼市に3山:山岳リスト正本の標高上位10山のうち3山(平ヶ岳2,141m・中ノ岳2,085m・越後駒ケ岳2,003m)が魚沼市に所在しています。
  • 上級9山のうち魚沼市に4山:上級難易度の9山のうち、4山が魚沼市に集中しています。
  • 谷川岳の記載(湯沢町・上級):山岳リスト備考欄には「累計遭難死者818名超・世界一・一ノ倉沢」の記載があります。湯沢町の主要山数は2山と多くはありませんが、抱える山の中には過去に多数の遭難者を出した山も含まれています。「主要山岳数が少ない=リスクが低い」ではないことを示す実例です。

⑤ このデータが示すこと・読者への示唆

順位は「遭難危険度」ではない

本記事の順位は「市町村内に所在する主要山岳の数」の順であり、「遭難危険度」の順ではありません。
山ごとの遭難件数は現時点で非公表のため、本記事では市町村別遭難件数ランキングは扱いません。

例えば、湯沢町は主要山数2山(4位・同順位含み)にとどまりますが、抱える谷川岳は山岳リスト備考欄に「累計遭難死者818名超・世界一」との記載がある山です。山岳の所在数が少ない市町村でも、抱える1山1山の難易度・過去の遭難実績によっては、実際のリスクは大きく異なります。

登山計画時の見方

  • 山選びは市町村単位ではなく山単位で:主要山岳を多く抱える市町村を訪問するからといって、必ずしも難易度が高い山ばかりとは限りません。逆に、主要山数が少ない市町村でも、上級難易度の山が含まれる場合があります。登山計画は市町村ではなく、対象とする山ごとの難易度・整備状況・季節を確認することが望ましいでしょう。
  • 難易度別内訳の確認:本記事の上位表には市町村ごとの難易度別内訳(上級・中級・初中級・初級)を掲載しています。上級・中級が中心の市町村(魚沼市・糸魚川市・妙高市・南魚沼市・湯沢町・新発田市)と、初級・初中級を含む市町村(新潟市・三条市・弥彦村)では、想定される登山者層が異なります。
  • 百名山・越後三山の集中:日本百名山8山と越後三山3山は、保有9市町村のうち特定の市町村に集中しています(百名山:妙高市3・魚沼市2、越後三山:魚沼市2・南魚沼市1)。これらのブランド山を目当てに登山を計画する場合、対象市町村は限られます。

データの見方の注意

  • 本記事は主要山岳リスト(20山)に基づく集計です。地域内には主要山岳リストに含まれない山や丘陵地も存在しますが、本記事の集計対象外です。
  • 県境をまたぐ山(県境の山9山)は該当市町村それぞれに1山として計上されるため、市町村別合計(20山)は延べ数となります。
  • 「主要山岳数が多い=遭難リスクが高い」ではありません。山ごとの遭難件数は現時点で非公表のため、本記事では扱いません。谷川岳(湯沢町)のように、市町村内の山岳数が少なくても過去に多くの遭難者を出した山が含まれる場合があります。

まとめ

主要山岳ランキングから見える新潟県の実態

  • 1位の魚沼市1市で県内主要山岳20山の30.0%(6山)を占める集中構造
  • 上位3市(魚沼市・糸魚川市・妙高市)で県内主要山岳の60.0%(12山)
  • 保有市町村は9市町村のみ、残る21市町村は主要山岳リスト上の所在なし
  • 難易度別では上級9山(45.0%)・中級8山(40.0%)で全体の8割超
  • 日本百名山8山のうち妙高市3山・魚沼市2山、越後三山3山は魚沼市2山・南魚沼市1山
  • 順位は「主要山岳の所在数」の順であり、「遭難危険度」の順ではない点に注意(山ごとの遭難件数は非公表)
  • 湯沢町の谷川岳のように、市町村内の山岳数が少なくても過去に多くの遭難者を出した山が含まれる場合があります

出典

  • 主要山岳リスト(20山・難易度・分類・所在市町村):山岳リストCSV正本(自作・令和5年時点)
  • 日本百名山・日本二百名山:日本山岳会「日本百名山」「日本二百名山」分類基準
  • 越後三山:新潟県内呼称(中ノ岳・越後駒ケ岳・八海山)
  • マスターDB:新潟県30市町村危険場所データベース(自作・令和5年時点)

データ基準日:令和5年(2023年)
次回更新推奨:山岳リスト改訂時

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