湯沢町の人口データ 2024年に増えた県内唯一の町、出入りは人口の21.60%

データ

湯沢町の人口は8,268人で県内25位ですが、2024年に人口が増えたのは県内30市町村で湯沢町だけです。
ただし増えたのは直近の期だけで、2010年から2025年までは-128人とほぼ横ばいに戻ります。1年の出入りは人口の21.60%で、県内で一番高い水準です。


人口は県内25位、世帯数は県内22位

湯沢町の人口は8,268人で、県内25位です。世帯数4,540世帯は県内22位で、人口の順位より上に出ます。

1世帯あたり人数は、人口を世帯数で割った値です。可住地面積は、総面積から林野や湖沼などを除いた区分です。

指標値基準県内順位
総人口8,268人住民基本台帳 2025年25位
世帯数4,540世帯住民基本台帳 2025年22位
1世帯あたりの人数1.82人住民基本台帳 2025年県内で一番小さい
総面積356.35 km²国土地理院 2026年県内で15番目に広い
可住地面積61.06 km²総務省統計局 2024年県内で22番目に広い
人口密度23.2人/km²住民基本台帳 2025年・国土地理院 2026年28位
可住地人口密度135.4人/km²住民基本台帳 2025年・総務省統計局 2024年県内で27番目に高い

1世帯あたり1.82人は県内で一番小さい値です。可住地割合17.10%は県内で3番目に低く、人が住める区分は町の面積の一部にとどまります。可住地人口密度は分母が違うので、人口密度と同じ物差しでは比べられません。

順位市町村人口
1新潟市761,503
⋮⋮⋮
24津南町8,456
25湯沢町8,268
26弥彦村7,534
⋮⋮⋮
30粟島浦村312

湯沢町は新潟県南魚沼郡に属します。上越新幹線の越後湯沢駅があり、苗場・石打丸山・かぐらの各スキー場と、1980年代から90年代に建設されたリゾートマンションがあります。


2024年に人口が増えた県内で唯一の町

2024年に人口が増えたのは、県内30市町村で湯沢町だけです。人口の増減は、出生と死亡の差である自然増減と、転入・転出などの差である社会増減に分けられます。

▼【グラフ:population_breakdown.png 湯沢町の2024年の人口増減の内訳(自然増減と社会増減)】

増えたのは社会増減で、自然増減は減っています。社会増減+265人は県内で2番目に多い値です。

順位市町村人口増減率
1湯沢町1.80
───── 0(増加と減少の境) ─────
2聖籠町-0.49
3弥彦村-0.75
⋮⋮⋮
30阿賀町-3.92
順位市町村社会増減
1新潟市441
2湯沢町265
3妙高市54
4弥彦村24
5聖籠町12
───── 0(増加と減少の境) ─────
6粟島浦村0
⋮⋮⋮
30上越市-580

社会増減が正の市町村は県内で5つあり、自然増減が正の市町村はありません。

時点人口前の時点からの増減率県内順位(減少率の低い順)
2010年(国勢調査)8,396人——
2015年(国勢調査)8,046人-4.17%12位
2020年(国勢調査)7,767人-3.47%6位
2025年(住民基本台帳)8,268人+6.45%1位

▼【グラフ:population_trend.png 湯沢町の人口推移(2010年から2025年)】

増えているのは直近の期だけです。2010年から2015年は-4.17%、2015年から2020年は-3.47%で、どちらも減っています。最後の期は、国勢調査2020年10月1日から住民基本台帳2025年1月1日までの比較です。

2010年から2025年までは-128人・-1.52%で、15年を通すとほぼ横ばいに戻ります。減少率としては県内で2番目に小さい値です。

死亡出生比は、死亡を出生で割った値です。

指標値県内順位
出生37人県内で22番目に多い
死亡156人県内で25番目に多い
死亡出生比4.22倍順位なし

いずれも住民基本台帳の2024年の動態です。増えている町として見るか、減っている町として見るかは、どの期間を取るかで変わります。


1年の転入と転出は1,784人、昼夜間人口の差は919人

社会移動回転率は、1年の転入と転出を合わせた人数が人口の何%にあたるかを示す値です。昼夜間人口比は夜間人口を100としたときの昼間人口にあたる値で、昼夜間人口の差は昼間人口と夜間人口の差です。湯沢町の社会移動回転率21.60%は県内で一番高い水準です。

▼【グラフ:population_turnover.png 湯沢町の転入と転出(2024年)】

転入1,047人は、人口8,268人の町として県内で9番目に多い人数です。転出737人は県内で20番目に多い値です。人を雇う側から見ると、入ってくる人の母数は人口の規模より大きくなります。

2020年の国勢調査では、湯沢町の昼夜間人口比111.8は県内で2番目に高い値で、日中は919人増えます。この差は県内で6番目に大きい水準です。

1年単位でも日中でも人が動く町で、住んでいる人を数えた人口は、そこにいる人の入れ替わりの速さを表しません。


県内で一番小さい1世帯あたり1.82人

世帯を単位に商売や住まいを考えるときに効くのは、人口より世帯数です。

▼【グラフ:population_household.png 湯沢町と聖籠町の1世帯あたり人数(2025年)】

湯沢町の1世帯あたり1.82人は県内で一番小さい値です。人口は県内25位ですが、世帯数は県内22位で、世帯の順位が上に出ます。

世帯数を可住地面積で割ると74.4世帯/km²で、県内で27番目に多い水準です。

世帯を単位にする商売では相手の数が人口から想像するより多くなり、世帯あたりの人数を前提にする商売では1件あたりが小さくなります。


616人の子どもと、推計の311人

14歳以下を年少人口、15〜64歳を生産年齢人口と呼びます。湯沢町の14歳以下は616人で、年少人口率7.50%は県内で2番目に低い値です(関川村と同率)。

年齢区分人数構成率構成率の県内順位
14歳以下616人7.50%県内で2番目に低い(関川村と同率)
15〜64歳4,775人57.80%県内で9番目に高い(柏崎市と同率)
65歳以上2,877人34.80%県内で13番目に高い

いずれも住民基本台帳2025年の値です。65歳以上は14歳以下の4.67倍で、この比は県内で5番目に高い水準です。

総人口は推計で2050年に5,408人です。2020年からの減少率-30.40%は、減少幅が県内で6番目に小さい水準です。推計内の県内順位は25位から23位へ上がります。

▼【グラフ:population_forecast.png 湯沢町の総人口の推計(2020年から2050年)】

▼【グラフ:population_forecast_age.png 湯沢町の年齢3区分別の人口推計(2020年から2050年)】

年齢区分2050年の推計人口2020年からの増減率県内順位(減少幅の小さい順)
14歳以下311人-54.50%13位
15〜64歳2,295人-43.80%10位
65歳以上2,802人-6.70%6位

14歳以下は3つの区分のなかで最も速く減ります。推計で14歳以下が増える市町村は県内にありません。年少人口率は推計で5.80%になり、県内で3番目に低い位置です。

子どもの人数について、この記事から読者に返せる明るい数値はなく、ほかの指標に置き換えることもしません。同じ年ごろの子と顔を合わせる相手の数は、人数の面から限られます。


まとめ|どの期間を取るかで変わる増減と、人口の21.60%の出入り

2024年に人口が増えたのは県内で湯沢町だけで、+146人・+1.80%は実数も率も県内で一番大きい増え方です。ただし増えたのは直近の期だけで、2010年から2015年と2015年から2020年はどちらも減っています。15年を通すと-128人・-1.52%で、ほぼ横ばいに戻ります。

1年の転入と転出を合わせた人数は人口の21.60%で、県内で一番高い水準です。転入1,047人は、人口が県内25位の町として県内で9番目に多い人数です。人を雇う側から見ると、入ってくる人の母数は人口の規模より大きくなります。

1世帯あたりの人数1.82人は県内で一番小さく、世帯数の県内22位は人口の25位より上に出ます。世帯を単位にする商売と、世帯あたりの人数を前提にする商売で、相手の大きさが逆に振れます。

14歳以下は616人で、推計では311人です。年少人口率7.50%も県内で2番目に低い値です。

総人口は推計で2050年に5,408人で、2020年からの減少率は-30.40%です。推計内の県内順位は25位から23位へ上がります。減り方そのものは、減少幅が県内で6番目に小さい水準です。

増減は、どの期間を取るかで向きが変わります。人の数だけでは、世帯の数と出入りの量の大きさは読めません。

この節の数値の基準は次のとおりです。

基準この節で使っている数値
住民基本台帳 2025年人口の県内25位・世帯数の県内22位・1世帯あたり1.82人・14歳以下616人・年少人口率7.50%
住民基本台帳 2024年の動態+146人・実数と率の県内1位・21.60%・転入1,047人
国勢調査 2010・2015・2020年と住民基本台帳 2025年-4.17%・-3.47%・-128人・-1.52%
将来推計(国勢調査2020年基準)5,408人・-30.40%・311人・推計内の順位25位から23位

この記事の数値が示す範囲

  • スキー場・リゾートマンション・越後湯沢駅については名前を挙げるだけで、人口の動きとは結びつけていません。
  • 住民基本台帳(2025年1月1日)・国勢調査(各年10月1日)・将来推計(国勢調査2020年基準)は、集計の方法と時点が違います。
  • 社会増減は職権記載・職権消除を含むため、転入から転出を引いた値と一致しません。
  • 転入元・転出先と、日中に町の外から来る人の出発地は、この記事の数値には含まれません。
  • 世帯数と1世帯あたりの人数からは、その世帯が単身か家族かは分かりません。
  • 可住地面積は統計上の区分です。実際に宅地かどうかや、土地利用の内訳は含みません。
  • 人口密度と可住地人口密度は町全体を平均した値で、町内のどこに人が集まっているかは対象外です。
  • 将来推計は常住人口が対象です。2050年の昼間人口は公表されていません。

出典・情報基準日

データ出典基準日・年次
人口・世帯数・年齢3区分・人口密度総務省『住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数』2025年1月1日現在
転入・転出・出生・死亡・自然増減・社会増減・人口増減同上(人口動態)2024年1月〜12月
総人口の推移・昼間人口・夜間人口・昼夜間人口比総務省『国勢調査』2010・2015・2020年 各10月1日
将来推計(総人口・年齢3区分・構成率・扶養指標)国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(令和5(2023)年推計)』2023年12月公表・国勢調査2020年基準(推計値は2020・2040・2050年)
総面積国土地理院『全国都道府県市区町村別面積調』2026年4月1日現在
可住地面積・可住地割合・可住地人口密度総務省統計局『統計でみる市区町村のすがた 2026』(社会・人口統計体系 可住地面積)2024年データ(2026年6月19日公表)

推移の4時点は、2010年から2020年が国勢調査、2025年が住民基本台帳です。

データの見方

  • 住民基本台帳の人口は、届け出に基づく登録者の数です。国勢調査は調査時点に住んでいる場所を調べる全数調査で、同じ地域でも両者の値は一致しません。
  • 昼間人口は従業地・通学地集計による値で、通勤・通学による町外との出入りを反映しています。
  • 将来推計は、国勢調査2020年を基準に、出生・死亡・移動の傾向が続いた場合の値です。
  • 割合は小数を丸めているため、内訳の合計が全体と一致しない場合があります。
  • 順位の抜粋表にある ⋮ は省略を示すもので、連続した順位ではありません。

免責

本記事の数値は情報基準日時点のものです。最新の状況は各出典元および湯沢町の公式情報をご確認ください。

運営者情報

本記事は、新潟県の公的統計をもとに運営者が個人で作成しています。

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