胎内市の危険な場所は?交通事故・獣害の実態をデータで整理(令和5年)

事故・災害

胎内市では、令和5年に交通事故22件(死者2人・負傷20人・死亡事故2件)、令和5年度のクマ目撃15件(痕跡0件)が確認されています。
交通事故件数は県内21位、クマの目撃・痕跡件数は県内19位で、下越地区の主要自治体(新発田市・村上市)と比べると件数の水準は低めに記録されています。

この記事では、警察庁・新潟県の公表データをもとに、胎内市で発生している事故・獣害のデータを整理します。


この記事でわかること

  • 交通事故は令和5年に22件発生(県内21位)。死者2人・負傷20人、死亡事故2件(発生22件のうち)
  • クマ目撃・痕跡は15件(県内19位・目撃15件・痕跡0件)
  • 胎内市は交通事故・獣害(クマ)の2テーマ該当(水難事故・山岳遭難は非該当)

① 発生件数サマリー(令和5年・令和5年度)

胎内市で確認されている事故・獣害の件数を確認します。

テーマ発生件数内訳県内順位・比較
交通事故22件死者2人・負傷20人(死亡事故2件)県内21位
クマ目撃・痕跡15件目撃15件・痕跡0件県内19位

※出典:交通事故=警察庁/新潟県警/クマ=新潟県 鳥獣被害対策支援センター
※水難事故・山岳遭難は胎内市について該当データがないため、本記事では扱いません。


② 交通事故が起こりやすい場所

胎内市の令和5年の交通事故は22件で、新潟県30市町村の中で21位です。1位は新潟市(1,204件)、2位は長岡市(276件)、3位は上越市(188件)で、上位の都市部とは件数の水準が大きく異なります。

死者は2人、負傷者は20人、死亡事故は2件(発生22件のうち)発生しています。

近隣自治体と比較すると、新発田市91件・村上市75件・阿賀野市37件・関川村9件で、胎内市(22件)は下越の近隣自治体の中では中位から下位の水準に位置します。

近隣自治体の交通事故件数(令和5年):

市町村発生件数県内順位
新発田市91件6位
村上市75件8位
阿賀野市37件15位
胎内市22件21位
関川村9件23位

▼【地図:tainai_traffic_map.png 胎内市の交通事故発生エリア(令和5年)】

※市町村別集計のため、市内の個別多発地点データはマスターDBに収録していません。マップは市域単位の発生件数を示します。


▼【グラフ:tainai_traffic_ranking.png 新潟県30市町村 交通事故発生件数ランキング(令和5年)】

⚠️ 注意: 交通事故は交通量に比例する側面があるため、絶対件数だけで「危険度」を語ることはできません。人口・交通量が多い自治体で件数が多くなる傾向があります。この記事では「発生件数が22件・死者2人・負傷20人・死亡事故2件(発生22件のうち)」という観察事実を提示するに留めます。


③ 獣害(クマ)が発生する場所

胎内市の令和5年度のクマ目撃・痕跡件数は15件(目撃15件・痕跡0件)で、県内19位です。

近隣自治体と比較すると、新発田市(129件)・村上市(125件)が下越地区で上位に位置し、胎内市(15件)はこれらと比べると件数の水準が大きく異なります。阿賀野市(16件)とは近い水準で、関川村(21件)よりやや少ない件数です。胎内市は目撃15件・痕跡0件と、通報の内訳が目撃のみに集中しているのが特徴です。

下越・近隣地区のクマ目撃・痕跡件数(令和5年度):

市町村合計件数内訳(目撃・痕跡)
新発田市129件目撃112・痕跡17
村上市125件目撃106・痕跡19
関川村21件目撃21・痕跡0
阿賀野市16件目撃12・痕跡4
胎内市15件目撃15・痕跡0

▼【グラフ:tainai_kuma_ranking.png 新潟県 クマ目撃・痕跡件数ランキング(令和5年度)】

⚠️ 注意: 目撃・痕跡件数は住民の通報件数であり、住宅地に近い方が件数が多く記録される傾向があります。実際のクマの生息数とは別の指標です。山間部・農地では通報されないケースもあり、目撃件数が少ない=安全とは限りません。

新潟県全体のイノシシ被害額(参考): 令和5年度は6,964万円(農林水産省調べ)。市町村別内訳は非公表です。


④ データの見方・注意点

発生件数 ≠ 「危険度」

この記事で示す件数は、公表された事故・被害件数を客観的に整理したものです。「胎内市が危険」等の判断は、交通量・人口・地形など複数の要因を考慮する必要があり、件数のみでは判断できません。

データの集計期間について

  • 交通事故:令和5年(1月〜12月)
  • クマ:令和5年度(4月〜翌3月)
  • イノシシ被害額:令和5年度

集計期間がテーマにより異なる点にご注意ください。

該当テーマがない市町村について

この記事は胎内市についてのものです。胎内市は交通事故・獣害(クマ)の2テーマ該当で、水難事故・山岳遭難は該当データがないため本記事では扱っていません。他市町村については、それぞれの記事をご参照ください。


まとめ

胎内市の危険な場所の特徴

  • 交通事故は令和5年に22件(県内21位)。死者2人・負傷20人・死亡事故2件(発生22件のうち)
  • クマ目撃・痕跡は15件で県内19位(目撃15件・痕跡0件)
  • 下越地区の新発田市(129件)・村上市(125件)と比べるとクマの件数水準は低く、阿賀野市(16件)と近い件数で記録されている
  • 水難事故・山岳遭難は該当データがないため、本記事では2テーマ(交通事故・獣害)を扱う

出典

  • 交通事故:警察庁「交通事故統計」/新潟県警(令和5年)
  • クマ目撃:新潟県 鳥獣被害対策支援センター「ツキノワグマ目撃(出没)情報記録表(令和5年度)」
  • イノシシ被害額:農林水産省「野生鳥獣による農作物被害状況(令和5年度)」

データ基準日:令和5年(2023年)・令和5年度
次回更新推奨:翌年公表データ発表後

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